【ウィリアムヒル】トーセンラーがマイル戦初挑戦&武豊のG1通算100勝をかけて走る―マイルチャンピオンシップ

マイルチャンピオンシップ ロゴ

秋のマイラーチャンピオン決定戦「マイルチャンピオンシップ」(GⅠ、1600㍍・芝)が17日(発走:15時40分)、京都競馬場で行われます。

昨年は、武豊騎乗のサダムパテックが制しましたが、今年はその武豊騎手がトーセンラーに騎乗し、マイルチャンピオンシップ連覇と、自身のGⅠ通算100勝目(地方、海外含む)を狙います。

和田 竜二 武 豊

まずは、昨年のマイルチャンピオンシップを見てみましょう。下記画像をクリックするとご覧いただけます。サダムパテックは、今回は和田竜二騎手が騎乗し連覇を狙います。「動きが良い。何も不安はない」と和田騎手は連覇に自信をのぞかせていました。


今回、武騎手が騎乗するトーセンラーは、2011年のきさらぎ賞(GⅢ、1800㍍・芝)で大逃げを打ったリキサンマックスを最後の百㍍で差し切り、さらに凱旋門賞2年連続2着のオルフェーヴルに勝ったかと思えば、今年の天皇賞春(GⅠ、3200㍍・芝)では2着になるなど中長距離馬として名をはせていました。

トーセンラー

そして、今回はマイル戦に初挑戦します。前走の京都大賞典(GⅡ、2400㍍・芝)で3着に入るとその後は、ウッドチップコース中心の調教から坂路中心へとマイル仕様の調教へと変更して、今回のレースに万全を期しています。

「調教の動きは非常に良かった。距離は初めてだけど、対応できる仕上げをしてくれたと感じている。行きっぷりがよかった」とトーセンラーに騎乗する武豊騎手は手応えを感じていました。

トーセンラーの末脚、爆発力を確認したい方は、下記画像をクリックすれば2011年のきさらぎ賞のレース映像がご覧いただけます。10馬身以上離れていても、直線で差し切れるんですね。


武騎手のGⅠ通算100勝に待ったをかけるのは、2度目の福永祐一騎乗で勝負をかけるダノンシャークです。マイルチャンピオンズシップの前哨戦となる京成杯オータムH(GⅢ、1600㍍・芝)で2着、前走の富士ステークス(GⅢ、1600㍍・芝)では1着と順調に今回のレースにステップを踏んできたと言えます。

ダノンシャーク福永 祐一

ダノンシャークは昨年のマイルチャンピオンシップでは出走順位ギリギリの18位で出場し、6着。ディープインパクト産駒として期待されていた割には力を発揮できないシーズンでしたが、今年は一発目の京都金杯を制すると、安田記念では1着馬に0.1秒差の3着となるなど、本来の力を発揮し始めています。

前走の富士ステークスのレース映像を、下記画像をクリックすればご覧いただけます。ゲート難を克服して「スタートが出るようになった」と語る福永騎手は「(今回は)チャンスだ」とGⅠ初制覇に意欲を見せていました。

クラレント

この2頭の他にも優勝を虎視眈々と狙う馬が目白押しです。2008年のブルーメンブラント以来の牝馬制覇を狙うマイネルサルベや、6月のエプソンカップ(GⅢ、1800㍍・芝)を制して重賞4勝目を挙げたクラレント、昨年のディフェンディングチャンピオンであるサダムパテック、2011年の安田記念を制して以来のGⅠ制覇に挑むリアルインパクトなど返り咲きを狙うものたちの走りからも目が離せません。

リアルインパクト

ウィリアムヒル今年の秋のマイルチャンピオンの座に着くのは一体どの馬なのでしょうか?競馬オッズでお馴染みとなりつつある日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」の予想オッズを見ていきたいと思います。

しかし・・・、そうです。オッズは前日16日の発表予定ですので、ブックメーカーからオッズの発表がありましたら@KiyoTamiyoshi、そして下記にてオッズを更新する予定です。お楽しみにしておいてください!

【マイルチャンピオンシップオッズ】
※「ウィリアムヒル」のオッズ(16日午後11時50分更新)
①コバノリチャード:11.0倍
②サダムバラック:12.0倍
③レッドオーヴァル:26.0倍
④ダイワマッジョーレ:9.0倍
⑤トーセンラー:5.0倍
⑥ガルボ:51.0倍
⑦サンレイレーザ:51.0倍
⑧カレンブラックヒル:21.0倍
⑨ダノンヨーヨー:51.0倍
⑩ドナウブルー:17.0倍
⑪サクラゴスペル:51.0倍
⑫クラレント:7.0倍
⑬ダノンシャーク:4.5倍
⑭リルダヴァル:34.0倍
⑮ダークシャドウ:21.0倍
⑯グランプリボス:17.0倍
⑰マイネルサベル:17.0倍
⑱リアルインパクト:15.0倍
※枠順は15日JRA発表、午後11時45分更新

今年の秋のマイル王にはどの馬が輝くのか?17日の15時40分が今から待ち遠しいですね!

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