レッドか？それとも、イエローか？浦和レッズ、柏レイソルともに今年のＡＣＬに出場したチームが日本一のタイトルをかけて激突！！
Ｊリーグヤマザキナビスコカップの決勝戦が、11月2日の午後1時5分から国立競技場で行われます。決勝に駒を進めたのは、2003年以来10年ぶり2回目の優勝を狙う浦和レッズと、1999年以来14年ぶり2回目の王座に挑戦する柏レイソルです。
27日、ナビスコカップ決勝の前哨戦とも言える同カードがＪリーグ第30節で実現し、浦和レッズが２－１で柏レイソルを下して、リーグ戦での対柏レイソル戦の連勝記録を4に伸ばしました。
浦和レッズは、現在（10月31日現在）Ｊ１リーグ2位（勝ち点57、17勝7敗6分）でこの10試合6勝2敗2分で現在3連勝中と勢いに乗っています。また、首位横浜Ｆマリノスと勝ち点1差で追っており、リーグ優勝も視野に入れての今回の決勝戦を戦うことになります。
浦和レッズの大黒柱は、何と言ってもＦＷ興梠慎三でしょう。ナビスコカップ準決勝の対川崎フロンターレ戦では2試合でチーム全得点の3点を挙げる活躍を見せて、浦和レッズを決勝へと導きました。興梠は、ナビスコカップ得点ランキングでも通算5得点と現在2位で、ペナルティエリア内に入ろうものならかなりの高確率で得点を決めるゴールハンターです。
ナビスコカップ準決勝第１戦（9月7日）のダイジェスト映像は、下記画像をクリックすればご覧いただけます。この試合、興梠の2ゴールで浦和勝利かと思われましたが、川崎フロンターレに逆転負けを喫しました。しかし、第2戦では興梠が80分に値千金の決勝弾を沈めて１－０で勝利し、ファイナル進出を果たしました。
一方、柏レイソルは現在Ｊ１リーグ11位（勝ち点41、11勝11敗8分）で、ここ10試合の成績も3勝4敗3分と昨年の王者としては少し寂しい結果となっています。しかし、リーグ戦での優勝が厳しい今、ナビスコカップ制覇への選手たちの思いは並々ならぬものがあるのではないでしょうか。
前哨戦となった27日の試合では残念ながら敗れました。しかし、チームには2つの収穫があったように思います。7月の東アジア選手権で日本代表として国際Ａマッチ初出場を果たしたＦＷ工藤壮人が14分に反撃の一打を浴びせたことと、後半は浦和レッズに1本もシュートを許さなかった鉄壁のディフェンスです。浦和レッズのＭＦ柏木陽介にゴールネットを揺らされた5分、11分という試合序盤の失点さえ防ぐことが出来れば・・・と思わずうなってしまいます。
ナビスコカップ準決勝では、現在Ｊ１リーグ首位を走る横浜Ｆマリノスと対戦し、柏レイソルのホームで行われた第1戦で横浜Ｆマリノスを４－０と圧勝。第2戦こそ０－２で零封されたものの、Ｊリーグ暫定王者を破っての決勝進出でチームも盛り上がっています。準決勝第1戦のダイジェスト映像は下記画像をクリックするとご覧いただけます。柏ファンを興奮の渦にまいた4発をお楽しみ下さい。
では、11月2日のナビスコカップ決勝はどちらが2回目の栄光を手にするのでしょうか？日本語対応のブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」が決勝戦の勝敗オッズなどを発表しているので紹介したいと思います。【ナビスコカップ決勝どちらが勝つか？】
① 浦和レッズ：2.15倍
② 柏レイソル：3.00倍
③ 引き分け：3.40倍
※オッズは３１日午後３時現在。
浦和レッズ有利と予想されていますね。柏レイソルとの相性や現在のチーム状況も反映してのことでしょう。浦和レッズは、興梠の得点力に加えて、ＤＦ槙野智章、ＭＦ宇賀神友弥、そしてＦＷ原口元気の武器であるドリブル突破でゴールをこじ開ける“左サイド攻撃”があります。
浦和レッズの攻撃力を柏レイソルはディフェンスで封じながらリズムを作りたいのですが、ＭＦ大谷秀和とＤＦ橋本和が累積で決勝戦に出場できないということも「浦和有利」に働く要因になっているのではないかと思われます。柏レイソルは、DFキム・チャンス、MF山中亮輔でサイド戦の攻防を制したいところです。
また、「William Hill（ウィリアムヒル）」はスコアまで含めた勝敗予想（「正しい試合結果」）など様々なオッズを発表しています。「正しい試合結果」の予想では、『１－１で引き分け』に7.50倍、『２－１で浦和レッズ勝利』が8.50倍と続いています（31日午前11時現在）。各種オッズは、「サッカー⇒他のリーグ⇒Ｊリーグカップ」と進めば確認することができます。
国内三大タイトルの一つ「ナビスコカップ」を制するのはレッズか？レイソルか？改修前最後となる国立での決勝戦から目が離せません！！
