プロ野球の日本シリーズも、メジャーリーグのワールドシリーズも終わりました。男の戦いが終わったら、次は女の戦いといきましょう！
最強牝馬決定戦「第38回エリザベス女王杯（GⅠ、2200㍍・芝）」が10日午後3時40分から京都競馬場で行われます。今年のエリザベス女王杯は、「3歳馬対古馬」の対決という色が濃く出ているような印象を受けています。
3歳馬を代表するのが、オークス、秋華賞と牝馬二冠を達成した武幸四郎騎乗のメイショウマンボです。前走の秋華賞から好調を維持したまま、エリザベス女王杯に挑んできます。秋華賞での直線一気の末脚は圧巻でしたね。春のクラシックレースの初戦「桜花賞（GⅠ、1600㍍・芝）では10着と惨敗したメイショウマンボですが、その後はメキメキと力を付けて今回も優勝候補の筆頭に挙げられるでしょう。メイショウマンボの前走・秋華賞のレースは、下記画像をクリックすればご覧いただけます。
もう一頭は、秋華賞ではメイショウマンボに敗れ4着に終わったデニムアンドルビーです。秋華賞では1番人気に押され、道中後方待機から直線で一気に伸びてくる力強い競馬を見せてくれると思ったのですが、追い込み届かずとなってしまいました。大雨の中で行われた秋華賞トライアルレース「関西テレビ放送賞ローズステークス（GⅡ、1800㍍・芝）」では、重馬場をもろともせずに最後方から直線で一気に差し切りました。内田博幸騎乗のメイショウマンボの怒涛の追い込みは下記画像をクリックすればご覧いただけます。
２頭の3歳馬に対抗するのが、10月14日の府中牝馬ステークス（GⅡ、1800㍍・芝）を制した蛯名正義騎乗のホエールキャプチャでしょう。昨年５月のヴィクトリアマイル（GⅠ、1600㍍・芝）を制したホエールキャプチャですが、その後は5レース連続で二ケタ着順に沈み不調のどん底を味わいました。しかし、府中牝馬を取って復活を競馬ファンに見せてくれました。蛯名騎手も「馬の状態が良く、自信を持って乗った。地力を信頼していた」とレース後に述べるほど調子は上向いてきています。ホエールキャプチャの復活ののろしとなったレースの模様は、下記画像をクリックすればご覧いただけます。
今年のヴィクトリアマイルを制したヴィルシーナも有力候補でしょう。ヴィルシーナといえば、プロ野球、メジャーリーグでクローザーとして活躍した佐々木主浩氏がオーナーであることでも有名となりました。ヴェルシーナも昨年は“高いレベルで”苦しんだ馬といえるのではないでしょうか。昨年のエリザベス女王杯では、GⅠ4レース続けて2着になるという記録をマークし、一番優勝に近くて遠い馬と揶揄されていました。しかし、今年のヴィクトリアマイルで見事にその殻を破り、ホエールキャプチャとの直線の叩き合いを制しました。佐々木氏の喜びもこの上ないものだったでしょう。レースの模様は下記画像をクリックすればご覧いただけます。
さて、今年の3歳馬と古馬の対決を制するのはどの馬でしょうか？まいど競馬予想でおなじみとなった日本語対応ブックメーカー「William Hill（ウィリアムヒル）」を見てみたいと思います。が、こちらもおなじみとなっていますが、勝敗オッズの発表はレース前日からしか行われないので、9日（土）にオッズが発表されましたら下記にお知らせしたいと思います。それまでは、どの馬が勝つのかの情報収集と自分なりの予想オッズを考えてみるのも一つの楽しみ方だと思います。
【エリザベス女王杯勝敗オッズ】※9日午後10時30分更新、オッズ発表！！
①オールザットジャズ：15.0倍
②ディアディラマドレ：17.0倍
③メイショウマンボ：4.0倍
④ミッドサマーフェア：41.0倍
⑤ホエールキャプチャ：8.0倍
⑥ハナズゴールド：13.0倍
⑦アロマティコ：13.0倍
⑧マルセリーナ：17.0倍
⑨ヴィルシーナ：5.5倍
⑩エディン：11.0倍
⑪タガノイノセンス：51.0倍
⑫セレブリティモデル：51.0倍
⑬レインボーダリア：34.0倍
⑭デニムアンドルビー：5.0倍
⑮スピードリッパー：34.0倍
⑯セキショウ：21.0倍
⑰トーセンアルニカ：26.0倍
⑱ラキシス：13.0倍
※「William Hill（ウィリアムヒル）」HP⇒競馬⇒京都サンガFCをクリックすればオッズを確認できます。
エリザベス女王杯まで1週間を切りました。女たちの熱い戦いに視線を向けていきましょう。昨年のレースの模様は下記画像をクリックすればご覧いただけます。今回、連覇を目指すレインボーダリアにも注目です！プロ野球の日本シリーズでは、巨人は楽天に敗れて連覇は成りませんでした。レインボーダリアはさあ、どうなる！？
