【ウィリアムヒル】ジェンティルドンナ初制覇なるか?ドバイワールドカップ&ドバイシーマクラシックは今週末開催―ホッコータルマエ、べルシャザール、デニムアンドルビーら日本馬が参戦!

ジェンティルドンナドバイワールドカップロゴ

日本最強の牝馬・ジェンティルドンナはドバイシーマクラシック(G1、2410㍍・芝)で昨年の雪辱なるか!?

さあ、世界中の競馬ファンの注目が一身に集まるドバイのメイダン競馬場で、現地時間の29日(土)にドバイワールドカップ(G1、2000㍍・オールウェザー)やドバイシーマクラシックなどが行われます。

メイダン競馬場風景

まずは、ドバイワールドカップについて見ていこうと思います。昨年の同レースでは、久しぶりにアメリカ馬であるアニマルキングダムが優勝しました。下記の画像をクリックすれば、レースの模様がご覧いただけます。


馬場を見ていただくとわかりますが、真っ黒ですよね。これはメイダン競馬場に2010年に導入された「オールウェザー」と呼ばれる馬場で、人工馬場とも呼ばれています。それまでドバイワールドカップはダートで行われていましたよね。

日本の中央競馬場では見たことがないと思いますが、芝だと競走馬が走ればデコボコになって故障の原因となったり、整備・維持が難しく、またダート(砂)だと人馬の健康面や環境面への影響が懸念されていますが、オールウェザーはこれらの懸念を払しょくすべく、クッション性に優れ、ほこりもほとんど立たず、そして整備・維持への負担を軽減させるものとなりました。

ちょっと話が脱線してしまいましたが、この馬場に今年はホッコータルマエ(牡5)とべルシャザール(牡6)の2頭の日本馬が参上します。

ウィリアムヒルでは、ドバイワールドカップのオッズを日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」で見てみましょう。2011年のヴィクトワールピサ以来2頭目の日本馬の制覇はなるでしょうか?

【ドバイワールドカップオッズ】
ドバイワールドカップオッズ
※オッズは24日午後11時現在

ホッコータルマエ、べルシャザールともに6番人気のオッズとなっていますね。

ホッコータルマエ幸 英明

幸英明騎乗のホッコータルマエは、交流G1で5勝を挙げる実績を引っさげて14日にドバイ入りを果たしました。2月23日に行われた前走のフェブラリーS(G1、1600㍍・ダート)では、コパノリッキーに優勝を譲って2着に終わりました。

【フェブラリーSレース映像】


クリストフ・ルメール騎乗のべルシャザールは、昨年のジャパンカップダート(G1、1800㍍・ダート)で阪神競馬場での開催最後の勝ち馬となりました。上記のフェブラリーSでは3着と、このひと月でどれだけ調子を上げてこられるかがカギを握りそうです。

べルシャザールクリストフ・ルメール

【ジャパンカップダート(2013)レース映像】


日本を代表するダート馬2頭に対抗するのが、今回の1番人気で昨年のイギリスダービー馬で、ニエル賞ではキズナに次ぐ2着となったルーラーオブザワールド(牡4)や、2番人気で昨年の香港年度代表馬に選出された実力を持ち、2月23日の香港ゴールドC(G1)で優勝したミリタリーアタックでしょう。

ルーラーオブザワールド

日本馬にとって慣れないサーフェイスでの戦いとなりますが、世界の強豪馬に打ち勝って欲しいものです。

ジェンティルドンナ(牝5)が出走予定のドバイシーマクラシックには、デニムアンドルビー(牝4)も参戦し、ともにディープインパクト産駒として特に日本の競馬ファンから大きな期待を背負ってのレースとなるでしょう。

デニムアンドルビー

では、ドバイシーマクラシックのオッズを日本語対応のブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」で見ていきましょう。

【ドバイシーマクラシックオッズ】
ドバイシーマクラシックオッズ
※オッズは24日午後11時現在

昨年の同レースで2着となったジェンティルドンナが堂々の1番人気、デニムアンドルビーも一桁オッズの4番人気になっています。大変期待の持てるオッズですね!

【ドバイシーマクラシック(2013)レース映像】


イギリス人のライアン・ムーア騎乗のジェンティルドンナは、史上4頭目となる牝馬3冠を2012年に達成すると、2012年と13年のジャパンカップ(G1、2400㍍・芝)では史上初となる2連覇を達成するなど、日本の牝馬最強馬との呼び声も高いほど実力を兼ね備えています。

ジェンティルドンナは昨年のレースでは一番人気(現地オッズ)でしたが無念の2着となり、今回こそはとリベンジに燃えているでしょう。2月の京都記念(G2、2200㍍・芝)ではよもやの6着と奮いませんでしたが、ドバイのビッグレースにしっかりと照準を合わせてくることでしょう。

ライアン・ムーア浜中 俊

デニムアンドルビーには浜中俊騎手が騎乗します。思い出されるのが、昨年のジャパンカップで優勝したジェンティルドンナを猛追し、ハナ差で2着となったレースです。この馬の底力を見せつけられたレースでした。昨年のジャパンカップのレース映像は、下記の画像をクリックすればご覧いただけます。


ジェンティルドンナ&デニムアンドルビーの「ディープインパクト産駒ワン・ツーフィニッシュ」もドバイの地で見られる可能性は十分あるのではないでしょうか。

マジシャン

ウィリアムヒルライバル視されている海外馬は、ジェンティルドンナと1番人気を分け合っているマジシャン(牡4)と3番人気のシリュスデゼーグル(セン8)あたりでしょう。マジシャンは昨年のブリーダーズカップ(G1、2400㍍・芝)を制し、ヨーロッパ最優秀牡馬にも選出された実力を持ち、クリストフ・スミヨン騎乗のシリュスデゼーグルは2012年の同レースを制しています。

日本馬たちの世界挑戦のレースはこの目で焼き付けておきたいものですね。ドバイシーマクラシックは日本時間の30日午前2時20分から、ドバイワールドカップは30日午前3時15分から始まります。

ブックメーカーで気軽にベットして、日本では夜中の時間となりますがハイテンションで日曜日の朝を迎えられるようにしたいものですね。

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