【NetBet】全米オープンファイナリスト・錦織圭、日本凱旋試合!楽天ジャパンオープン2014開幕-第4シード・錦織2度目のVなるか!?

2012年大会錦織優勝 楽天ジャパンオープン2014ロゴ

全米オープンで強豪を次々となぎ倒して、ついにアジア人として初のグランドスラムファイナリストになった錦織圭が、いよいよ日本のテニスの聖地・有明コロシアムに登場します。日本で唯一のATPツアー「楽天ジャパンオープン2014」が29日に開幕です!

その前に錦織の全米オープンでの奮闘を簡単に振り返りましょう。足のケガの影響で出場さえ危ぶまれた第10シードの錦織でしたが、いざゲームが始まると復帰戦とは思えないプレーで勝ち進んで行きました。ベスト16で対戦した第5シードのミロシュ・ラオニッチの強烈なサービスに耐えながら、4時間超えの熱戦をフルセットの末に勝利しました。

有明コロシアム

勢いに乗る錦織は、準々決勝で第3シードのスタン・バブリンカにもフルセットの大死闘の末に勝利を収め、ついに自身グランドスラムでは初となる準決勝に駒を進めました。準決勝では優勝候補の筆頭で第1シードのノバク・ジョコビッチとの“ユニクロ対決”をセットカウント3-1で制し、大きなガッツポーズを見せた錦織がアジア人として初となるグランドスラム決勝の舞台に立ちました。

【全米オープン2014準決勝ハイライト映像(錦織勝利インタビュー付き)】


初優勝をかけた決勝戦では第14シードのマリン・チリッチにストレート負けを喫しましたが、その後のインタビューで錦織は「またこの決勝の舞台に帰ってくる」と言い、世界中のテニスファンを感動の渦に巻き込みました。

その錦織が28日のマレーシアオープン決勝を戦い終えて、休む暇もなく楽天オープンに参戦します。まずは、錦織へのリベンジを狙う世界の強豪が集結する楽天オープン2014の組み合わせドローが発表されましたのでご紹介します。

【楽天ジャパンオープン2014男子シングルスドロー表】
楽天ジャパンオープン2014男子シングルスドロー表
楽天ジャパンオープン2014男子シングルスドロー表
※「WOWOW Tennis Online」より抜粋

ネットベット世界ランク7位の錦織は第4シードで登場し、1回戦で世界ランク64位のイワン・ドディグ(クロアチア)と対戦します(10月1日予定)。過去の対戦成績は錦織の2勝1敗。直近では今年5月に行われたマドリードオープンで対戦し、その時は錦織が勝利しています。

【楽天ジャパンオープン:錦織圭1回戦各種オッズ】
楽天ジャパンオープン:錦織圭1回戦各種オッズ
※オッズは29日午前4時現在

テニスのオッズ発表で有名なブックメーカー(スポーツブック)「NetBet」は、この1回戦について各種オッズを発表していますので紹介します。勝敗オッズ(Winner Full Time)では錦織が優勢で、正確なセットオッズ(Set Betting)では錦織がストレート勝ちするという見方が強いようです。さすが全米オープンファイナリストは違いますね。

イワン・ドディグ

錦織が2012年大会以来2度目の楽天オープン制覇を目指す大会での優勝争いも熾烈になると予想されます。錦織にとって本大会はホームアドバンテージがあり、“ビッグ4”が不在ですが、錦織よりも世界ランク上位者も数多く参加しており、そう簡単に勝たせてはくれないでしょう。

【楽天ジャパンオープン2014男子シングルス優勝オッズ】
楽天ジャパンオープン2014男子シングルス優勝オッズ
※オッズは29日午前4時現在

今年の全豪オープンを制した本大会第1シードのスタン・バブリンカは、今年の全米オープンでようやく初めて錦織が勝利を収めることができたスイスの強敵です。全米オープンでのバブリンカのバックハンドは錦織を大いに苦しめました。9月のデビスカップ準決勝でスイス22年ぶり決勝進出の原動力となっている世界ランク4位のバブリンカには、その勢いもあると思われます。

ミロシュ・ラオニッチ スタン・バブリンカ

第3シードで世界ランク6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も強敵なのは言うまでもありません。全米オープンでは196センチの長身から打ち下ろすあの“弾丸サーブ”で錦織も苦しめられました。錦織はラオニッチと2年前の本大会決勝で戦っており、そのラオニッチを破って初優勝しました。ラオニッチは今年の全米オープンでも錦織に敗れており、バブリンカとともに「打倒・錦織」に燃えていることでしょう。

ジョーウィルフライ・ツォンガ ダビド・フェレール

世界ランク5位で本大会第2シードのダビド・フェレール(スペイン)も優勝候補の一人でしょう。身長こそ錦織(175センチ)よりも低いフェレールですが、フットワークの良さはテニス界随一で、高いディフェンス力を駆使して昨年の全仏オープンで準優勝を果たしています。錦織との対戦も多く、これまで7戦して錦織が4勝3敗とリードしています。2009年に本大会を制している世界ランク12位で第5シードのジョーウィルフライ・ツォンガ(フランス)の豪快なテニスにも注目したいところです。

【楽天ジャパンオープン2014男子シングルス1回戦勝敗オッズ】
楽天ジャパンオープン2014男子シングルス1回戦勝敗オッズ
※オッズは29日午前4時現在

気になる1回戦の「NetBet」発表の勝敗オッズを紹介しておきます。日本からは錦織に加えて、伊藤竜馬(世界ランク102位)、添田豪(同109位)、ダニエル太郎(同156位)が出場し(予選通過者除く)、上位進出を狙います。また、錦織は主催者推薦として内山靖崇と組んでダブルスにも出場します。

添田 豪 内山 靖崇 伊藤 竜馬

「錦織対世界の強豪」の構図となった楽天ジャパンオープン2014から目が離せません。決勝は10月5日に行われます。そこに錦織の姿はあるか!?

【楽天ジャパンオープン2014見どころ】

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