【10Bet】101回目の「ツール・ド・フランス」が5日開幕!フルームの連覇なるか!?日本からは新城幸也が3年連続5度目の挑戦!!

ツール・ド・フランス 2013年大会様子写真

101回目の開催となる世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」が、日本時間の5日午後7時にイギリスのヨークシャー州リーズで開幕します。ツール・ド・フランスは夏のオリンピック、現在ブラジルで行われているサッカーのワールドカップに次ぐ世界で3番目のビッグイベントとして、毎年7月の3週間で世界中のファンを魅了しています。

日本ではあまり馴染みのない自転車ロードレースですが、第101回目の「ツール・ド・フランス」は総距離3656キロ、全21ステージで争われる世界で最長の自転車ロードレースとなります。この距離を3週間にわたり欧州を中心に22チーム、各チーム9人編成の198人で世界No.1の称号をかけて争われます。

【「第101回ツール・ド・フランス」コース図】
「第101回ツール・ド・フランス」コース図
※「JSPORTS」より抜粋

ツール・ド・フランスの特徴として、いわゆる“優勝”の他に様々な“賞”が用意されていて、それぞれに異なる色のジャージを着用する権利を与えて、長い長い戦いの中で「今、誰が“賞”獲得する権利を持っているのか?」がひと目でわかるようになっています。

簡単に説明すると、総合タイムで最も少ない(速い)選手に送られるのが「マイヨ・ジョーヌ」(総合タイム首位)で、黄色のジャージを着用します。もちろん各ステージで順位が入れ替わっていくのですが、このジャージを最後に着ている選手がいわゆる「ツール・ド・フランス」の総合優勝者となります。昨年は、クリス・フルームがマイヨ・ジョーヌに輝きました。

マイヨ・ジョーヌ クリス・フルーム

その他にも、各ステージ途中に設定された中間スプリントポイントと、ゴールポイントを最も多く獲得した選手に与えられる「マイヨ・ヴェール」(ポイント賞)、各峠の頂上に設定された山岳ポイントの合計で最も多くポイントを獲得した選手に送られる「マイヨ・ア・ポア・ルージュ」(山岳賞)、1989年1月1日以降に生まれた選手の中から、個人総合タイムトップの選手に与えられる「マイヨ・ブラン」(新人賞)があり、それぞれジャージを着用する権利が与えられます。また、ステージごとに成績などに関係なく、闘志や努力を惜しまない姿勢、チームへの奉仕精神など6つの基準で審判団が主観的に選手に付与する「ドサール・ルージュ」(敢闘賞)もあります。

マイヨ・ヴェールマイヨ・ア・ポア・ルージュ マイヨ・ブランドサール・ルージュ

日本人として初めて2012年のツール・ド・フランス第4ステージで、敢闘賞を受賞したのが3年連続5回目の出場を果たしたユーロップカー所属の新城幸也です。自転車ロードレースの魅力が彼の生き様を通じてわかりやすく伝えてある映像がありますので、ご紹介します。そちらを見ていただいた方がいろいろとここで説明するよりもよいでしょう。

【情熱大陸 新城幸也】


自転車競技の過酷さ、そして面白さが新城の姿から伝わってきたのではないでしょうか?

新城 幸也新城は自身の公式ページで「今回で5回目の出場となるので、ベテランとしてチームを支える存在になることが自分の仕事だと思っています。のびのびと自由にという走りはなかなかできなくなると思いますが、チームからの信頼に応えられるよう、今までの経験を生かしたツールにしたいです」とコメントしています。新城の活躍にも注目ですね!

10Betさて、今年のツール・ド・フランスの「マイヨ・ジョーヌ」(総合タイム首位)争いですが、クリス・フルームとアルベルト・コンタドールの2強の争いになりそうです。「Top 100 Bookmakers.com」が発表している「グローバルトラフィックランキング」で世界の24位に入っている、日本語にも対応した人気ブックメーカー(スポーツブック)「10Bet」が総合タイム首位のオッズを発表しているので見てみましょう。

【ツール・ド・フランス「総合タイム首位」オッズ】
ツール・ド・フランス「総合タイム首位」オッズ
※オッズは3日午後9時現在

「10Bet」についての詳しい情報、登録方法

連覇を狙うフルームと王座奪還を狙うコンタドールの熾烈な争いが、全21ステージで繰り広げられるでしょう。フルームは、前哨戦の「クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ」で途中までマイヨ・ジョーヌを着用しながらも、落車の影響で総合12位に転落したことが不安材料です。しかし、この嫌なイメージを払拭して本大会の連覇に挑んでくるでしょう。イギリス人のフルームは「イギリスでツールが開幕することに興奮している。ディフェンディングチャンピオンとして自国のファンの前で走ることが誇らしい」と意気込んでいます。

アルベルト・コンタドール マルセル・キッテル

2007年、2009年のツール・ド・フランスのチャンピオンで、2010年も勝って“連覇”を果たしたコンタドール。その後にドーピング違反が発覚して剥奪されてしまい、今回は王座奪還を狙います。今年4月のバスク1週で優勝した勢いと、2008年のジロ・デ・イタリアおよびブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝し、史上5人目となるグランツール完全制覇達成者となったプライドを見せて欲しいものです。

気になる5日の第1ステージのステージ優勝オッズが「10Bet」より予想オッズが発表されていますので、その上位選手をお知らせしておきます。

【ツール・ド・フランス第1ステージ優勝者オッズ】
① マルセル・キッテル:3.30倍
① マーク・ガヴェンディッシュ:3.30倍
② アンドレ・グライペル:4.80倍
③ ペテル・サガン:6.80倍
※オッズは3日午前11時現在

第1ステージ(リーズ~ハロゲート、190キロ)は、スプリントが得意な選手に有利との見方が強いようです。昨年のツール・ド・フランスで第1ステージを制したキッテルと、そのキッテルにステージ優勝の座を奪われた格好となったマーク・ガヴェンディッシュのスプリント勝負は見ものですね!2012年、2013年の同大会でポイント賞を獲得したペテル・サガンにも注目です。

マーク・ガヴェンディッシュ ペテル・サガン

最後に、山岳賞およびポイント賞のオッズも発表されていますのでご紹介しておきます。山岳賞は「マイヨ・ジョーヌ」(総合タイム首位)を争うフルームとコンタドールの2強が争い、ポイント賞は3連覇を目指すサガンに、抜群のスプリント力を持ったキッテルとガヴェンディッシュが待ったをかけられるかに注目しましょう。

【ツール・ド・フランス「山岳賞」オッズ】
ツール・ド・フランス「山岳賞」オッズ

【ツール・ド・フランス「ポイント賞」オッズ】
ツール・ド・フランス「ポイント賞」オッズ
※オッズは3日午後9時現在

7月5日から27日までの3週間は、フランスから目が離せません!なお、「JSPORTS」では5日の第1ステージと6日の第2ステージは無料で生中継が見られるとのことです。さあ、真夏の決戦がいよいよスタートです!!

【ツール・ド・フランス2013総集編】

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