【M88】セリエA&ブンデスリーガ2016-2017:絶対王者でブックメーカーも優勝最有力に挙げるユヴェントスとバイエルンを破るチームはどこか?

ユヴェントス(優勝写真)

暑い日が続く日本ですが、欧州サッカーが開幕する8月はもっともっと熱くなります。各クラブは夏の移籍期間を使って、チームを編成・調整し再び始まる闘いに向けて準備しました。新シーズン、どのように進むのでしょうか?

M88 ロゴアジアを代表するブックメーカー「M88」の発表する欧州サッカー優勝オッズを参考に、セリエAとブンデスリーガの16-17シーズン展望を予想します。

<セリエA>圧倒的な戦力を持つ絶対王者!6連覇へ向けて死角なしか

【セリエA2016-2017優勝オッズ】
セリエA2016-2017優勝オッズ
※オッズは18日午後5時現在

8月20に開幕するセリエA。優勝候補の筆頭は絶対王者ユヴェントスで、そのオッズは1.40倍となっています。その後をローマ、ナポリ、インテル、ACミランの順に続き、それぞれオッズは6.50倍、7.50倍、10.00倍、25.00倍とされています。

ユヴェントス

ユヴェントス移籍後のイグアイン

昨シーズンまでセリエAで5連覇と圧倒的な強さを見せているユヴェントス。前人未到の6連覇へ向け、今オフシーズンには大きな動きがありました。

チームの顔であったポール・ポグバを史上最高額1億500万ユーロ(約119億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ放出した一方で、新戦力として卓越したボールタッチと芸術的なFKが武器のミラレム・ピャニッチや、バルセロナの黄金期に大きな貢献を果たしたダニエウ・アウヴェス、クロアチアの新星マルコ・ピアツェらを獲得。その中でも、ライバルのナポリから加入した昨季セリエA得点王ゴンサーロ・イグアインには9000万ユーロ(約108億円)を費やし、セリエA6連覇とチャンピオンズリーグ優勝のための本気が伺えます。

インテル

長友 佑都

昨シーズン4位に終わりチャンピオンズリーグ出場を逃したインテルは、セビージャからアルゼンチン代表エベル・バネガ、ラツィオからイタリア代表アントニオ・カンドレーヴァら実力者を獲得。しかし、プレシーズンマッチでパリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンらに敗れるとロベルト・マンチーニ監督との契約を解除し、前アヤックス監督のフランク・デ・ブール氏が監督に就任しました。開幕までのあまり時間がない中で、どれだけチームを高い調子にもっていけるでしょうか?インテルで6年目のシーズンを迎える長友佑都の活躍にも注目です。

ACミラン

本田 圭佑

昨季は7位に終わり、今季ヨーロッパリーグへの出場権さえも逃したACミランは、ベルルスコーニ氏が保有するACミラン株式を中国の投資グループへの売却することが決定しました。今後、中国資本の影響で大きくチームが変わっていくことが予想されており、日本代表MF本田圭佑の去就にも注目されています。ただ、残留して出場機会さえ与えられれば、ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督のもと、名門復活を目指すチームでキープレーヤーとなって活躍するでしょう。

セリエA最新オッズ情報

オッズ予想を見てもわかるように、新シーズンのセリエAはユヴェントスが先頭に立って進んでいくでしょう。ただ、昨季のユヴェントスにも開幕前から1.5倍のオッズがついていましたが、序盤は10戦で4敗をするほどのかなり低調なスタートでした。最終的には優勝しましたが、他のチームにも優勝のチャンスが十分にあったと言えます。

王者が再び出遅れて、その隙を突くことができるチームがあれば、一強体制のセリエAの構図を変えられるかもしれません。

<ブンデスリーガ>4連覇中のバイエルンを破るチームは現れるのか!?

バイエルン・ミュンヘン優勝写真

【ブンデスリーガ2016-2017優勝オッズ】
ブンデスリーガ2016-2017優勝オッズ
※オッズは18日午後5時現在

4連覇中の王者バイエルン・ミュンヘンのオッズは1.10倍、それを追いかけるドルトムントが7.00倍です。その後は、レーバークーゼン、シャルケ、ヴォルフスブルクらがそれぞれ21.00倍、51.00倍、61.00倍で後に続くと予想されています。

バイエルン・ミュンヘン

カルロ・アンチェロッティ

退任したジョゼップ・グアルディオラ監督の後任に、カルロ・アンチェロッティ氏を据えたバイエルン・ミュンヘン。この堅実で最適な監督人選に加え、補強にも抜かりありませんでした。ライバルのドルトムントからドイツ代表CBマッツ・フンメルスを、ベンフィカからEURO制覇にも貢献したポルトガル代表の新星レナト・サンチェスを獲得。厚い選手層に、さらに大きな戦力を加えたバイエルン。ブンデスリーガ5連覇、チャンピオンズリーグ優勝に向けて準備万端です。

ドルトムント

香川 真司

バイエルン対抗一番手はドルトムントですが、主将のフンメルスや、イルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ムヒタリアンら主力が退団しました。その一方でバイエルンから復帰したマリオ・ゲッツェやバルセロナからマルク・バルトラ、ヴォルフスブルクからアンドレ・シュールレ、EURO2016でポルトガル優勝に貢献したラファエル・ゲレイロ、そして18歳のウスマン・デンベレやエムレ・モルらが加入。未知数の選手が多いですが、開花すればスターとなりうる選手を多く獲得しました。

2年目となるトーマス・トゥヘル監督が新戦力を使って、主力放出で開いた穴を埋められるか、そしてチームを進化させられるかどうかが鍵です。そして日本のファンとしては、強いドルトムントで躍動する香川真司の姿がみたいところです。

シャルケ

内田 篤人

シャルケは今夏、ヴォルフスブルクから元ブラジル代表DFナウドや、将来が嘱望されているスイス代表FWブレール・エンボロ、セビージャでユーティリティ性を発揮するスペイン人DFコケらを獲得。マルクス・ヴァインツィアル新監督のもと、ブンデスリーガでの優勝争いとヨーロッパリーグでの躍進が期待されます。

日本代表DF内田篤人にとって、右SBを主戦場とする新戦力コケは強力なライバルとなりそうですが、プレーできるまでに膝の怪我が回復し、再び欧州の舞台で活躍することが望まれます。

ブンデスリーガ最新オッズ情報

オッズが示しているように、今季のブンデスリーガもバイエルン・ミュンヘンが非常に優勢でしょう。グアルディオラの後を継いだのがアンチェロッティという名将である以上、大コケするとも思えません。ドルトムントが、選手の入れ替わりなどが原因で躓くようなことがあれば、早い時期から独走状態に入り、ブンデス5連覇を感嘆に達成してしまうかもしれません。

今回は、ブックメーカー「M88」が公開するオッズとともにセリエAとブンデスリーガの展望を予想してみました。ブックメーカーが公開する優勝オッズはしっかりとしたデータを計算して、発表されているものであるのでシーズンの展開を予想するのに役に立ちます。オッズを見ながらさらに欧州サッカーを楽しんでみませんか?

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