【bet365】7強の争いか?「日本ダービー2016」の単勝オッズをブックメーカー発表!2枠3番のマカヒキが3.00倍で1番人気!!

日本ダービー ロゴ

第83回目となる「日本ダービー2016」(G1、2400㍍・芝)が29日午後3時40分に東京競馬場で発走します。昨年はドゥラメンテが見事に圧勝で2冠を達成したのはいまだに記憶に新しいところです。

「日本ダービーを制するのは?」人気投票は記事後半で!

【日本ダービー2015(優勝:ドゥラメンテ)】


ベット3651冠目、皐月賞2016の際に謳われていた「三強対決」から一転、今年の日本ダービーは「七強」とも評される非常にハイレベルなメンバー構成。今年の勝ち名乗りを上げるのはどの馬なのでしょうか?26日午後にJRAから日本ダービーの枠順が発表されましたのでご紹介するとともに、ブックメーカー「bet365」で発表されているオッズも確認していきましょう。

【日本ダービー2016枠順】
1-1 ディーマジェスティ(蛯名正義)
1-2 マイネルハニー(柴田大知)
2-3 マカヒキ(川田将雅)
2-4 レインボーライン(福永祐一)
3-5 エアスピネル(武豊)
3-6 アグネスフォルテ(松山弘平)
4-7 ロードクエスト(岩田康誠)
4-8 サトノダイヤモンド(C.ルメール)
5-9 マウントロブソン(T.ベリー)
5-10 スマートオーディン(戸崎圭太)
6-11 アジュールローズ(H.ボウマン)
6-12 リオンディーズ(M.デムーロ)
7-13 レッドエルディスト(四位洋文)
7-14 ヴァンキッシュラン(内田博幸)
7-15 イモータル(石川裕紀人)
8-16 ブレイブスマッシュ(横山典弘)
8-17 プロフェット(浜中俊)
8-18 プロディガルサン(田辺裕信)
※(カッコ)内は騎乗騎手

【日本ダービー2016単勝オッズ】
日本ダービー2016単勝オッズ
※オッズは26日午後7時現在

1番人気に支持されているのは皐月賞において初コンビの川田騎手の手綱に応えて見事2着入線を果たしたマカヒキ(3.00倍)。ここまでデビューから4戦すべて上がり最速の切れ味抜群の豪脚をみせていることやその勝負服から、父であるディープインパクトの姿を重ねる方も多いのではないでしょうか。

マカヒキ

今回、初の左回りへの挑戦となりますが、調教段階でもその点をしっかりと確認。調教にまたがった川田将雅騎手や友道厩舎サイドからも「皐月賞の時よりも状態はいい。東京の2400㍍も折り合いがつく馬なので問題はありません」と好印象。雪辱に向けて抜かりはないといったところでしょう。

対するは皐月賞馬ディーマジェスティ(4.00倍)。好メンバーが揃った皐月賞では重賞勝利馬であるにもかかわらず18頭立て8番人気と伏兵評価。しかしふたを開けてみれば、実力を感じさせる完勝劇を見せつけてくれました。

ディーマジェスティ

ディーマジェスティに関しては元々陣営から「皐月賞を大目標として定めてきた」と話されていたものの、今回調教の動きは関係者も唸るほど。管理する二ノ宮調教師からも「マイルから少し伸びた辺りまでが守備範囲だと考えていたが、予想以上に心肺機能が強い」と、距離延長に関しては意に介さない様子。

鞍上の蛯名騎手も「日本ダービーを勝った景色を見てみたい」と、24回目の挑戦にしてディーマジェスティを通じ強く勝利を意識しているだけに、陣営一丸となって2冠馬への道を歩みます。

ちなみに、これまでクラシック3冠を達成した7頭のうち、今年と同じく4月17日に開催された皐月賞を勝利した馬が3頭存在(ミスターシービー、ナリタブライアン、ディープインパクト)。ゲンを担ぐことをヨシとする競馬界において、こんなデータも陣営にとっては心強いことでしょう。

サトノダイヤモンド

ディーマジェスティが「皐月賞を目標」としていたとするなら、「日本ダービー」だけを見据えた調整過程を施されてきたのが皐月賞において3着入線を果たしたサトノダイヤモンド(3.50倍)。

勝利したきさらぎ賞以来約2か月半ぶりだった前走の皐月賞においては、プラス6キロと馬体重を増やしての出走。余裕を持って皐月賞へ挑み、日本ダービーを目標に置いた仕上げだったといえるでしょう。更なる上積みが期待出来るとなれば、前走以上のパフォーマンスを発揮してくれる可能性も十二分に存在する1頭と言えます。

今回、懸念されているのはやはり距離延長への対応となりますが、この点をどのようにカバーするのか注目を集めるのはリオンディーズ(7.00倍)、エアスピネル(21.00倍)の昨年朝日杯FS(G1、1600㍍・芝)ワンツーコンビでしょう。

2015年朝日杯

弥生賞、そして皐月賞において気性の悪さを見せていたリオンディーズ。2000㍍ですら折り合いに欠くようでは、距離が延長されることが決して好材料とは言えないでしょう。

エアスピネルも同様に、デビュー以来一線級で活躍し続けているもののいまだにマイル以上の距離では勝利を挙げておらず、距離不安がささやかれています。

しかし、両頭ともに昨年の覇者ドゥラメンテと同じく「父キングカメハメハ」であることや、リオンディーズの母は2005年のオークス(G1、2400㍍・芝)を制したシーザリオなのに対し、エアスピネルの母は2005年の秋華賞(G1、2000㍍・芝)を制したエアメサイアと、血統的にはクラシックも十二分にこなせるだけのものを持っています。

ミルコ・デムーロまた、リオンディーズには日本ダービー連覇を狙うミルコ・デムーロ騎手が。そしてエアスピネルには日本ダービー史上最多の5勝を挙げている武豊騎手が騎乗。日本ダービーの“勝ち方”を知っている両騎手の手腕に注目が集まります。

皐月賞組以外で注目なのはトライアルレース青葉賞(G2、2400㍍・芝)を制したヴァンキッシュラン(11.00倍)、そして、京都新聞杯(G2、2200㍍・芝)を制したスマートオーディン(9.00倍)の2頭ではないでしょうか。

ヴァンキッシュランは2013年の幼駒セール「セレクトセール」において2億円近い高額取引がなされていただけに、陣営としてもデビュー前から大きな期待を抱いていた1頭。なんとか日本ダービー出走へ間に合った形に。

そしてスマートオーディンはここまで重賞3勝。前走も「仮想ダービー」として2200㍍、コーナー4回のコース形態のレースを選んだとのこと。こちらも怖い存在といえるでしょう。

皐月賞以上に混戦ムード。そして屈指の好レースが期待できる今年の日本ダービー。発走は5月29日午後3時40分を予定しています。なお、ブックメーカー「bet365」が発表している日本ダービー2016の最新単勝オッズは下記からご確認いただけます。

日本ダービー2016最新オッズ

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