【10Bet】リーガ・エスパニョーラ2017-2018:レアルの連覇か?バルサの奪還か?ブックメーカーが優勝オッズ発表!得点王争いにも注目

クリスティアーノ・ロナウド

10Bet ロゴ世界最高のリーグ。今その称号はリーガ・エスパニョーラに輝いています。レアル・マドリッドとバルセロナの世界2強に、今やそこに割って入るまでに成長したアトレティコ・マドリッド。その他にもセヴィージャやセルタのようにヨーロッパの舞台で勝てるチームが目白押しのリーガ・エスパニョーラは8月18日に開幕します。ブックメーカー「10Bet」が新シーズンの優勝オッズおよび得点王オッズを発表していますので、ご紹介していきます。

2016-17年はレアルが王座奪還に成功

レアル・マドリッド(リーガ優勝時)

33度目の優勝。86年のリーガの歴史のうち、レアル・マドリッドが占めた優勝の回数は実に33回となりました。レアルは3節に首位に立つと、7節、8節にアトレティコ、25節、26節にバルセロナに一時的にその座を譲るも、あとはしっかりと守り切って王座奪還を果たしました。前年度王者のバルセロナはシーズンの大半を2位として過ごし、最後まで追いすがるも勝ち点3差で惜しくもタイトルを逃しています。

得点王はメッシが再びその手中に

リオネル・メッシ&ルイス・スアレス

2016-17年のリーガ得点王を獲得したのはリオネル・メッシ。実に37ゴールを決め、欧州で最多ゴールを決めた選手に贈られるヨーロッパ・ゴールデンシューも獲得しています。

2番手は同じバルセロナからルイス・スアレスで29ゴール。スアレスはリーガ最多アシストを記録しており、攻撃面における貢献は計り知れないものがあります。3番手はレアルのクリスティアーノ・ロナウドで25ゴール。クラブがターンオーバー制を採用した影響もあり、大きく差がついてしまいました。

レアルの2連覇が最高オッズとなる

セルヒオ・ラモス

【2017-18年リーガ優勝オッズ】
リーガ・エスパニョーラ2017-2018優勝オッズ
※オッズは17日午前7時現在

ブックメーカー「10Bet」による優勝候補最有力はレアル・マドリッド。オッズは1.83倍となりました。昨シーズン欧州チャンピオンズリーグとの2冠を達成し、世界最強の座を確固たるものにしつつあるレアルの連覇がもっとも期待される結果となっています。

2番手はオッズ1.95倍でバルセロナ。今年のこの2強がリーガの中心となるのは間違いないでしょう。3番手には首都マドリッドのもう一極、アトレティコ・マドリッドがオッズ26.00倍で挙げられています。

昨シーズン途中まで清武弘嗣が在籍していたセヴィージャは4番手でオッズ151.00倍。上位3クラブとそれ以下のクラブの差は歴然たるものとなっています。

昨シーズン最終節にバルセロナ相手に衝撃の2ゴールを挙げた乾貴士擁するエイバルは12番手の1001.00倍。優勝は無理でも、残留争いには巻き込まれない程度の結果が予想されているとみてよいでしょう。柴崎岳が加入した昇格組のヘタフェは最下位タイの2501.00倍となりました。

メッシが伝説の得点王たちに挑むシーズンとなるか

リオネル・メッシ

【2017-18年リーガ得点王オッズ】
リーガ・エスパニョーラ2017-2018得点王オッズ
※オッズは17日午前7時現在

得点王最有力候補はバルセロナのリオネル・メッシ。「10Bet」発表のオッズは1.95倍となりました。バロンドール史上最多の5回など、数え切れないほどの栄冠を手にしてきた同選手。リーガ得点王にもすでに4回輝いています。メッシの最多得点王獲得回数記録は現在4位タイ。2位タイにレアル・マドリッドのウーゴ・サンチェスとアルフレッド・ディステファノが名を連ねています。今年、メッシは宿敵レアルの持つ大記録に並ぶことができるのでしょうか。

メッシの宿命のライバル、クリスティアーノ・ロナウドのオッズは3番手の3.25倍となりました。ロナウドは過去3回得点王に輝いており、今年得点王となってメッシに追いつきたいところでしょう。ロナウドより上を行く2番手にはバルサのルイス・スアレスで2.90倍、4番手はアトレティコ・マドリッドのエース、アントワーヌ・グリーズマンで29.00倍となりました。

充実の戦力を誇るレアル、チームのバランスが鍵となる

ジヌディーヌ・ジダン監督

2016-17年はターンオーバーを採用したレアル。芸術的ともいえる運用で、少数精鋭のチームを見事勝利に導きました。今シーズンも、8月11日現在で登録メンバーは23名。さらに下部組織上がりのFWマジョラルやMFマルコス・ジョレンテにレンタル移籍の噂があり、今後補強があったとしても23、4人程度になるでしょう。けが人が続出しようものなら、危機に陥りかねません。ここまで大きな補強も行っていないのが実情です。

さらに、充実しすぎているともいえる戦力のため、一部の選手からより多くの出場機会を求める声も上がっています。今季チェルシーに移籍したアルバロ・モラタも、カリム・ベンゼマの牙城を破ることができずチームを去りました。イスコやアセンシオら、世界トップクラスの実力を持ちながらもスタメンの座を確保できていない選手が不協和音を醸しかねない状況。逆に言えば、ジダン監督がそこをうまくまとめることができれば、もはやレアルに対抗できるチームなどないといってもいいレベルです。ジダン監督はレアルを再び世界の頂点に押し上げることができるでしょうか。

MSN崩壊!その代役が戦況を大きく左右する

エルネスト・バルベルデ監督

メッシ、スアレス、ネイマール。アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの南米3強のエースを並べた最強攻撃ユニット”MSN”が今年、ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍によって崩壊してしまいました。2億2千万ユーロ(約230億円)という、これまでの記録を倍にするとんでもない移籍金を残していったネイマール。この使い道が今後数年のバルセロナの成績を大きく左右することでしょう。8月13日に行われたスペイン・スーパーカップでは本拠地カンプノウで1-3とレアルに完敗し、早速ネイマール不在の影響が叫ばれています。

ボルシア・ドルトムントのオスマン・デンベレ、リヴァプールのフィリペ・コウチーニョ、モナコのキリアン・ムバッペといった大物と交渉を続けるものの、なかなかまとまらないのが実情です。1億ユーロ以上の移籍金を要求されていることも、慎重に事を運ばざるを得ない理由の一つでしょう。アスレティック・ビルバオを躍進に導き、今季からバルセロナの監督に就任したエルネスト・バルベルデ監督の手腕にも注目したいところです。

アトレティコ、課せられた補強禁止がどこまで影響するか

アントワーヌ・グリーズマン

未成年選手の移籍に違反があったとして、FIFAから今夏の補強禁止処分を受けているアトレティコ・マドリッド。9月には新スタジアム、ワンダ・メトロポリターノのこけら落としを迎えますが、厳しい戦いは避けられないでしょう。それでも、ここ数年闘将ディエゴ・シメオネに鍛え上げられた精鋭たちはチームに残っています。特に、エースに成長したアントワーヌ・グリーズマンがチームに残留する決断を下したことは何物にも代えがたい「補強」だったといえましょう。

セヴィージャから獲得したスペイン代表FWビトーロ、そしてチェルシーから復帰間近といわれる元エースのスペイン代表ヂエゴ・コスタもおそらく1月にチームに合流することになるはず。そこまで現有戦力で耐え忍ぶことができれば、アトレティコが2強に追いつき追い越す展開もあり得るはずです。

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