【188BET】ラグビーリーグ・ワールドカップ2017:優勝候補筆頭はオーストラリア!ブックメーカーが優勝オッズを発表

オーストラリア代表

2019年に日本で開催されるラグビー・ワールドカップ。2020年の東京オリンピックを前に早くも世界中の注目が日本に集まるビッグイベントとして、今から着々と準備が進められています。しかし、世界にはもう一つラグビーのワールドカップがあることをご存知でしょうか?それがラグビーリーグ・ワールドカップです。

オーストラリア・ニュージーランド・パプアニューギニアの3か国共催で、10月27日から12月2日まで開催される今回のラグビーリーグ・ワールドカップの優勝オッズをブックメーカー「188BET」が発表していますので、それを参考に大会の展望をご紹介していきます。

もう一つのラグビー、ラグビーリーグ

ラグビーリーグ・ワールドカップ2013を制したオーストラリア

ラグビーリーグはルール等の違いで大きく2つに分けることができる「ラグビー」と呼ばれるスポーツの1つです。一般的に日本でプレーされているのは「ラグビーユニオン」。サントリーやヤマハといったチームが所属するジャパンラグビートップリーグや、2015年には日本が南アフリカを破る世界的な番狂わせを演じ、2019年には日本で開催されるワールドカップ、サンウルヴスが参戦しているスーパーラグビー、世界最強と称されるニュージーランド代表「オールブラックス」などはすべてラグビーユニオンです。

一方ラグビーリーグは1895年にラグビーのプロ化に際して話がこじれ、一部がラグビーユニオンから分離独立したのがその始まりです。その最大の違いは人数。ラグビーユニオンが15人制なのに対し、ラグビーリーグでは13人制を採用しています。ラグビーユニオンよりもより速く、より身体能力が求められるルールとなっています。

一部の国ではラグビーリーグはラグビーユニオンよりも高い人気を誇ります。特にラグビー強豪国のオーストラリアのラグビーリーグはラグビーユニオンの倍近い観客動員数を誇り、数万人規模のスタジアムがどこも満員になるほど。特にニューサウスウェールズ州選抜対クイーンズランド州選抜の「ステート・オブ・オリジン」はオーストラリア最大のイベントの一つとなっているなど、ラグビーリーグは国内最高の人気を誇るスポーツとなっています。

ラグビーリーグ・ワールドカップとは

ワールドカップ優勝杯

ラグビーリーグ・ワールドカップの創設は1954年。1987年に創設されたラグビーユニオンのワールドカップよりもはるかに早く始められた、歴史のある大会です。前回2013年はイギリス、アイルランド、フランスの共同で開催されました。

決勝戦はオーストラリア対ニュージーランド。決勝の開催地はあのマンチェスターユナイテッドのホームスタジアムとして名を馳せる”夢の劇場”オールド・トラッフォードでした。試合は34-2とニュージーランドを圧倒したオーストラリアが制し、14大会目にして10回目の優勝を果たしています。前々回の2008年にはオーストラリアはニュージーランドに敗れ、7連覇を阻まれました。その雪辱を見事果たした形となっています。

オッズはオーストラリアにダントツの数字が付く

【ラグビーリーグ・ワールドカップ優勝オッズ】
ラグビーリーグワールドカップ2017優勝オッズ
※オッズは23日午前8時現在

ラグビーリーグ・ワールドカップ2017最新オッズ情報(bet365発表)

188BET ロゴブックメーカー「188BET」が選ぶラグビーリーグ・ワールドカップ優勝候補筆頭は、前回王者のオーストラリア。オッズは1.20倍と圧倒的なものとなりました。

2番手にはオーストラリアに次ぐ優勝回数3回を誇るイングランドと、2008年大会でオーストラリアを破って初優勝を果たし、2013年にも決勝に進出したニュージーランドがオッズ8.50倍で並んでいます。

4番手はポリネシアの島国トンガでオッズは21.00倍。続く5番手もポリネシアのサモアで51.00倍となりました。

フィジーとアイルランドがオッズ101.00倍、フランスとウェールズ、パプアニューギニアがオッズ151.00倍、イタリアとスコットランドがオッズ201.00倍となるなど、ラグビーユニオンの大会と違って欧州の国にはイングランドを除いて軒並み低評価を下されています。普段日本で見るラグビーの感覚で勝敗予想をすると大きく外してしまう可能性が高いといえるでしょう。

最強国オーストラリアの進撃は続く

キャメロン・スミス

ザ・カンガルーズの愛称で親しまれているラグビーリーグ・オーストラリア代表。前人未到の11回目の優勝に向け万全の準備を整えています。

チームのカギを握るのは2006年から代表メンバーとして活躍し、今大会にキャプテンとして臨むキャメロン・スミスとなるでしょう。今年34歳となったベテランですが、世界最高峰リーグNRLで2017年に最優秀選手賞を取るなど、とても衰えたとは言えないレベルのプレーを見せ続けています。彼を中心に勝利を積み重ね続けるオーストラリアの進撃を止めうる国は現れるのでしょうか。

ニュージーランド、王座奪還なるか

ショーン・ジョンソン

ザ・キウィズと呼ばれ、ラグビーユニオンのオールブラックス同様全身真っ黒のユニフォームを着用するニュージーランド代表。オールブラックス同様、その実力は世界屈指のものです。世界ランキングでもオーストラリアに次ぐ2位の座を維持し、虎視眈々と世界最強の座を狙い続けています。

注目の選手はハーフバックのショーン・ジョンソン。27歳のプレーヤーです。2012年からニュージーランド代表としてプレーし、21試合で139ポイントを記録。この数字は、ニュージーランド代表はおろか宿敵オーストラリア代表の誰よりも大きなもの。打倒オーストラリアのためには、彼の活躍が大きな力となるはずです。見事オーストラリアを破り、2大会ぶりのワールドカップ制覇を成し遂げることができるでしょうか。

イングランドはラグビーの母国の意地を見せたい

ジェームス・グラハム

過去3大会の決勝は全てオーストラリア対ニュージーランドの組み合わせとなっていますが、その裏でイングランドは3大会連続準決勝敗退を喫しています。その前の大会では決勝でオーストラリアに敗北。あと少しのところで涙を飲み続けています。2021年には地元開催のワールドカップを控えており、さらなるレベルアップに向けて余念がないことでしょう。

チームの根幹を担うのはジェームス・グラハム。積み重ねた33の代表キャップはイングランド史上最多のものです。同2位のライアン・ホールも代表キャップ32に加え、トライ数も32。1試合1トライが期待できる高い攻撃力を持ちます。彼らがその実力を発揮すれば、オーストラリアとニュージーランドをしのいで1972年以来となる優勝を果たせるかもしれません。

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