【Paddy Power】スーパーラグビー2017決勝トーナメント開幕!ブックメーカー発表の優勝オッズではライオンズ、クルセイダーズが最有力

最終戦のブルーズ戦で快勝したサンウルブズ

筋骨隆々、男らしさあふれる戦士たちの激闘が繰り広げられてきたスーパーラグビー2017もレギュラーシーズンを終えました。これから、いよいよ決勝ラウンドに突入します。残念ながら日本のサンウルブズは2勝13敗で今年も進出はなりませんでした。まだ日本が届かない世界の頂点、その戦いは7月21日(金)に幕を開けます。

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スーパーラグビー2017レギュラーシーズン結果

ライオンズ

アフリカカンファレンス1

アフリカ1は、南アフリカのストーマーズが独走。2位以下に大差をつけて、1位で決勝ラウンド進出を決めました。同カンファレンスに所属する日本のサンウルブズは、7月3日には史上ワースト2位となる94失点を喫するなど、参戦2年目も不本意なシーズンを送りました。それでも最終節にはニュージーランドの強豪ブルーズを相手に48-21で快勝し、全体最下位を脱出。来年に希望を残す結果を収めています。

アフリカカンファレンス2

アフリカ2は、昨年準優勝のライオンズ(南アフリカ)が全体1位となる勝ち点65、シーズンわずか1敗の結果でその強さを示し、1位通過を決めました。2位のシャークス(南アフリカ)もワイルドカードでグループ通過を果たしています。

オーストラリアカンファレンス

オーストラリアは、首都キャンベラに本拠地を置くブランビーズが首位突破。2013年以降5回連続の決勝ラウンド進出となりました。

ニュージーランドカンファレンス

ニュージーランドは、実に5チーム中4チームが決勝進出する結果となりました。首位クルセイダーズは今季1敗のみも全体2位。昨年王者ハリケーンズが同3位、2013年王者チーフスが同4位、2015年王者ハイランダーズが同5位。全体1位は逃したものの、ニュージーランドのレベルの高さを如実に示しています。

決勝ラウンド

スーパーラグビー優勝トロフィー

決勝ラウンドに進出できるのは4カンファレンスの首位4チームとワイルドカード4チームの計8チーム。ワイルドカードはアフリカカンファレンス1、2から1チーム、オーストラリア、ニュージーランドカンファレンスから3チーム、各カンファレンスの首位を除いた勝ち点上位のチームが選ばれます。

決勝ラウンドは1試合ノックアウト形式。優勝を目指し、一発勝負でトーナメントを勝ち進むこととなります。

決勝ラウンドベスト8組み合わせ

クルセイダーズ対ハイランダーズ
ライオンズ対シャークス
ストーマーズ対チーフス
ブランビーズ対ハリケーンズ
※ベスト8開催日は7月21日(金)と22日(土)。ベスト4は7月28日(金)と29日(土)、決勝は8月5日(土)に開催されます。

ニュージーランド勢か?ライオンズか?

【スーパーラグビー2017決勝ラウンド優勝オッズ】

スーパーラグビー2017決勝ラウンド優勝オッズ
※オッズは17日午後5時現在

スーパーラグビー2017最新オッズ情報(bet365発表)

Paddy Power Logoブックメーカー「Paddy Power」(パディー・パワー)によるスーパーラグビー2017の優勝オッズによれば、優勝最有力は全体1位のライオンズが3.00倍、そして同2位のクルセイダーズが3.20倍となりました。

3番手はニュージーランド2位のハリケーンズで4.00倍。4番手はニュージーランドのチーフスで8.50倍、5番手は同じくニュージーランドのハイランダーズでオッズは13.50倍と続いています。

有力チーム

昨年決勝の雪辱を果たしたいライオンズ

ヨハン・アッカーマンHC

7月8日に行われたオールブラックスとの対戦では15-15の引き分け。世界最強の代表チームと呼ばれるオールブラックス相手にも引けを取らない実力を見せつけました。

昨シーズンは決勝戦でハリケーンズに敗れており、なんとしてもその借りを返したいところです。まだこれまで優勝経験のないライオンズ。決勝進出も昨年が初めてでした。

チームの契機となったのは2013年のヨハン・アッカーマンヘッドコーチの就任。それまで最下位になることも多かったチームが12位、8位、2位と順調に順位を上げてきています。今季も最終節でクルセイダーズを下して、レギュラーシーズン1位の座を勝ち取りました。かつての弱小チームの下克上が今年、完成するのかもしれません。

クルセイダーズ、9年ぶりの優勝をつかめるか?

スコット・ロバートソンHC

開幕から無敗を続けていたクルセイダーズですが、最終節でハリケーンズに敗れ、ライオンズに次ぐ全体2位に後退しました。ハリケーンズ相手には過去6戦で2勝4敗。短期決戦で激突する際には少々分が悪いかもしれません。

クルセイダーズの強みは今季就任1年目のヘッドコーチ、スコット・ロバートソン。ミッチェル・ドラモンド、ミッチェル・ハント、ジョージ・ブリッジら若手主力選手たちが契約更新の理由に彼の存在を挙げるなど、チームの心をつかんでいます。かつて日本のリコーブラックラムズでプレーした経験もある人物です。2008年以来となるスーパーラグビー制覇へ。クルセイダーズの制圧事業は功をなすのでしょうか。

連覇を目指すハリケーンズ

TJ.ペレナラ

昨シーズンはチーム史上初めてとなるスーパーラグビー制覇を果たしたハリケーンズ。3回目の決勝進出でついに王座をつかみ取りました。連覇を目指して臨んだ今季は、カンファレンスではクルセイダーズに一歩劣ったものの、直接対決では大きく勝ち越し、実力差がないことを示しています。

カギを握るのはTJ.ペレナラ、ボーデン・バレット、ジュリアン・サベアのオールブラックス・トリオ。7月8日に行われたオールブラックスの試合にも出場しており、その高いクオリティを証明しています。ハリケーンズはその名の通り決勝ラウンドに旋風を巻き起こし、3年連続の決勝進出、そして2年連続の優勝を成し遂げることができるでしょうか。

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