【10Bet】ドバイワールドカップ2018:ダービー馬レイデオロやターフ連覇狙うヴィブロスなど有力日本馬のブックメーカー単勝オッズは?

ドバイワールドカップ
10Bet ロゴ今や春競馬の風物詩となったドバイミーティングの季節が今年もやってまいりました。ドバイワールドカップをはじめ、一日で6つのG1競走を含む9つの重賞レースが開催される、世界でも有数の競馬イベントです。

まずは、今年日本から出走予定の全14頭をご紹介しておきましょう。

ドバイワールドカップ(海外G1、2000㍍・ダート)
アウォーディー

ドバイシーマクラシック(海外G1、2410㍍・芝)
サトノクラウン
モズカッチャン
レイデオロ

ドバイターフ(海外G1、1800㍍・芝)
ヴィブロス
クロコスミア
ディアドラ
ネオリアリズム
リアルスティール

ドバイゴールデンシャヒーン(海外G1、1200㍍・ダート)
マテラスカイ

UAEダービー(海外G2、1900㍍・ダート)
タイキフェーヴル
ルッジェーロ

ゴドルフィンマイル(海外G2、1600㍍・ダート)
アキトクレッセント
アディラート

ドバイワールドカップロゴ一昔前に比べると、非常に盛んとなった海外遠征。メインレースであるドバイワールドカップの出走馬がアウォーディーのみとやや寂しい部分もありますが、今回も非常に多くの日本馬が出走することとなります。

そんな中でも今回は数多くの日本馬が出走するドバイシーマクラシック、ドバイターフの2レースをご紹介いたします。

ドバイシーマクラシック2018

日本でもなじみの深いクラシックディスタンスで行われるドバイシーマクラシック。

日本、そして海外の有力出走馬のご紹介をさせていただく前に、ブックメーカー「10Bet」が発表しているオッズをご確認いただきましょう。

【ドバイシーマクラシック2018オッズ】
ドバイシーマクラシック2018オッズ※オッズは28日午後10時現在

オッズ上では欧州遠征組に軍配が上がったドバイシーマクラシック。しかし、日本遠征組も精鋭ぞろいとなっております。

現在、日本競馬においては4歳馬が古馬戦線を席捲。その中でも非常に高い評価を受けている一頭が昨年の日本ダービー馬であるレイデオロ。オッズは5.00倍となっています。

レイデオロ

今年の初戦となった京都記念(G2、2200㍍・芝)においては、単勝支持1.6倍と大本命に推されるも折り合いを欠いた競馬で3着に敗戦、ショックを受けたファンの方も多かったのではないでしょうか。

しかし今回は陣営も自信満々。コースが広く、癖の少ないメイダン競馬場に対して「言い訳出来ないコースでやれるのはいい」と、藤沢調教師は前走を気に留めることなくレイデオロを送り出したその言葉に、同馬に対する期待と、何よりも実力に対する信頼の厚さがうかがえます。

もう1頭、注目の4歳勢と言えば昨年、3歳馬ながらにエリザベス女王杯(G1、2200㍍・芝)を制した牝馬のモズカッチャン。オッズは13.00倍となっています。

モズカッチャン

「非常にリラックスしている」と、状態面の良さに手ごたえを感じさせるコメントも心強いですが、やはりモズカッチャンで注目なのは血統面。

父のハービンジャーは欧州からの輸入種牡馬であり、洋芝に対する適性が非常に高いであろうという点も期待を集めている要因と言えるでしょう。

今回はM.デムーロ騎手ではなく、弟のC.デムーロ騎手が手綱を取ることになります。

ベテラン勢からは古馬屈指の実績を持つサトノクラウンが参戦。実績最上位ながらもオッズ上は9.00倍と、やや高めと言えるでしょうか。

サトノクラウン

昨年はキタサンブラックの陰に隠れつつも、宝塚記念(G2、2200㍍・芝)を勝利し、天皇賞・秋においても2着に入線しました。

しかしその後ジャパンカップ、有馬記念と連続で2桁着順の大敗。今回はそこから立て直すことが出来ているのかという部分が焦点となるでしょう。

そんなサトノクラウン陣営にとって心強いのが、2016年の香港ヴァーズ(海外G1、2400㍍・芝)において、同馬を見事勝利に導いたJ.モレイラ騎手への騎乗が叶ったという点。

モレイラ

久々のコンビ復活となりますが、その手腕に期待がかかります。

3.25倍と1番手評価となっているのは昨年の凱旋門賞(海外G1、2400㍍・芝)において2着入線の実績を持つフランスのクロスオブスターズ(Cloth of Stars)。

2歳時からG1レースへと出走し、5歳となった今年のここまで14戦して3着以下はわずか1回と、長きにわたり一線級で戦ってきた1頭です。

気になるのは、唯一複勝圏を外したレースが、地元フランスではなくイギリスへの遠征競馬であったという点。その時よりも長距離遠征となるドバイの地で、実力を発揮することが出来るでしょうか。

その他、昨年は英愛2各国のチャンピオンステークスにおいて2着に入線したイギリスのポエッツワード(Poet’s Word)などが5.00倍で2番手評価となっています。

クロスオブスターズ

ドバイターフ2018

現在日本馬が2連勝中、ここ5年間でも3勝が日本馬という結果を誇るドバイターフ。
日本からは今回のドバイミーティングで最多となる5頭が出走を予定しています。

まずは出走各馬のご紹介へ移る前に、ブックメーカー「10Bet」が発表しているオッズをご確認いただきましょう。

【ドバイターフ2018オッズ】
ドバイターフ2018オッズ※オッズは28日午後10時現在

今回のドバイターフへ出走する日本馬における注目ポイントは「騎手の動き」と言えるでしょう。

ドバイターフ連覇を狙うのが、7.00倍で3番手評価となっているヴィブロス。

ヴィブロス

昨年は決して高い評価を得ていたわけではないなか、モレイラ騎手の「神騎乗」によって実力をいかんなく発揮。日本の牝馬として史上5頭目の海外G1制覇を達成しました。

しかし帰国後は半年間の十分な休養を取りながらやや精彩を欠く結果。特に2018年の初戦となった中山記念(G2、1800㍍・芝)では、タイム差こそ0.5秒ながら、10頭立て8着と大敗を喫しました。

加えて今回は、モレイラ騎手ではなくデビュー戦以来となるC.デムーロ騎手が騎乗。

C.デムーロ

昨年の結果があるだけに大きなプレッシャーがかかりますが、人馬共にそれをはねのけるようなレースを期待したいところです。

渦中のモレイラ騎手はというと、昨年の優勝馬ヴィブロスではなく2017年のQE2世C(海外G1、2000㍍・芝)においてコンビを組み、勝利を手にしたネオリアリズムの手綱を取ることとなります。オッズは2番手となる6.50倍となっています。

ネオリアリズム

もちろんこの騎乗選択の背景には馬主や調教師と言った「外部」の要因もあってこの選択となったとは思われますが、それでもネオリアリズムを選択したからには、やはり何らかの勝算があってのことと、感じる一幕でもあります。

おととしのドバイターフを勝利、昨年は直前で鼻出血により回避をしたリアルスティール。こちらも「騎手動向」でレース前から注目を集めていました。

リアルスティール

当初、リアルスティールの鞍上は、日本でもおなじみの名手L.デットーリ騎手が騎乗する予定でした。しかし、エネイブルと同きゅう舎、同馬主であるモナークスグレン(Monarchs Glen)の手綱を取ることに。そこで白羽の矢が立ったのが日本での短期騎乗経験もあるM.バルザローナ騎手となりました。

一方でリアルスティール自身も2年前に勝利した際のローテーションでは中山記念(G2、1800㍍・芝)を介していましたが今回は昨年の天皇賞・秋以来となる実戦。仕上がりが気になる点ではあります。そういった点を考慮してか、実績面から考えるとオッズも10.00倍とやや低めとなっています。

対する海外勢は、今年からUAEに移籍をしたベンバトル(Benbatl)に注目が集まります。オッズ上も4.33倍と一番手評価です。

ベンバトル

イギリス時代には重賞勝利こそあれど、G1では入着が精いっぱいだったベンバトル。しかし移籍後はメイダンコースに強いドバウィ産駒ということもあり、芝1800mというドバイターフと全く同じ条件で3戦2勝2着1回とほぼ完ぺきな内容。

前走で敗れた際も外々を回らされる厳しい条件の中での2着という結果だけに、負けてなお実力を認められたという形になりました。地の利を活かして初のG1勝利となるでしょうか。

その他、日本からの出走馬はクロコスミアが15.00倍、ディアドラが23.00倍となっています。

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