【188BET】ATPツアーファイナルズ2019:ブックメーカー発表の優勝オッズでジョコビッチが最有力に!2番手にはフェデラーが続く

ラファエル・ナダル

1年間世界中を転戦し、勝利を重ねてきた世界トップレベルのテニスプレーヤーたちが最後に集う大会。それがATPファイナルズです。ツアー最終戦であるこの大会を制し、最高の締めくくりを迎える選手は誰となるのでしょうか。

2019年のATPファイナルズは11月10日(日)に開幕。17日(日)に決着の時を迎えます。

188BET ロゴアジアで確固たる地位を築き、世界的にもマンチェスター・シティやリバプールの公式スポンサーとしても知られる日本語対応のブックメーカー「188BET」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

ATPファイナルズは世界トップ選手たちの1年間の総決算

O2アリーナ(ATPファイナルズ会場)

男子のプロツアーであるATPツアーの最終戦であるATPファイナルズ。1970年に東京でペプシ・グランプリ・マスターズとして創設され、その後は開催地や名称を変更しながら今に続いています。

現在の開催地はロンドンのO2アリーナ。2009年から同地での開催となりました。また、名称は2017年より日本の日東電工がスポンサーとなったことで、4年間の間「Nitto ATPファイナルズ」となっています。

出場選手はシングルスがランキング上位8選手、ダブルスが同8組。まずグループAとBに分かれてのラウンドロビンと呼ばれるリーグ戦を行ったのち、トーナメントで優勝者が決定される仕組みです。

2019年のATPファイナルズのラウンドロビンでは世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ、同3位のロジャー・フェデラー、同5位のドミニク・ティエム、同8位のマッテオ・ベレッティーニが同組。そして1位に返り咲いたラファエル・ナダル、同4位のダニール・メドベージェフ、同6位のステファノス・チチパス、同7位のアレクサンダー・ズベレフが同組となっています。なお日本の錦織圭は同11位と後退しており、今年のATPファイナルズ出場は逃す結果となりました。

2018年は超新星ズべレフが初の戴冠!錦織は金星上げるもグループ敗退に終わる

アレクサンダー・ズべレフ(昨年度ATPファイナルズ優勝セレモニー)

2018年のATPファイナルズを制したのは21歳の新星アレクサンダー・ズべレフ。若くして世界のトップレベルに君臨するドイツ人が自身初のビッグタイトルを手に入れました。

ランキング5位で前年に続き2度目のATPファイナルズに臨んだズべレフはグループを2勝1敗の2位で通過。準決勝でロジャー・フェデラー、決勝戦でノバク・ジョコビッチという歴史上でもトップクラスの2選手を相手にどちらもストレートで下し、見事初優勝を飾っています。

同7位で出場した錦織圭はラウンドロビンでロジャー・フェデラーを相手に勝利を収めたものの、ケビン・アンダーソンとドミニク・ティエムに敗れてグループ4位に終わりました。

優勝オッズ筆頭はジョコビッチ!歴代最多フェデラーや新星メドベージェフらが続く

【ATPファイナルズ2019優勝オッズ】
ATPツアーファイナルズ2019優勝オッズ
※オッズは7日午後7時現在
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2019年のATPファイナルズ優勝候補筆頭に名前が挙がったのはノバク・ジョコビッチ。オッズは2.20倍となりました。

2番手はロジャー・フェデラーで4.50倍。歴代最多優勝6回の更新がかかります。3番手はロシアの巨人ダニール・メドベージェフで5.50倍、そしてグランドスラム歴代優勝回数がフェデラーに迫ったラファエル・ナダルが4番手で6.00倍。

昨年度チャンピオンのアレクサンダー・ズべレフはドミニク・ティエム、ステファノス・チチパスと並ぶ5番手の13.0倍、ATPファイナルズ初出場のマッテオ・ベレッティーニは8番手の31.0倍となっています。

ATPファイナルズ初制覇へ、ナダルは体の状態に不安が残る

ケガからの復帰戦となるラファエル・ナダル

昨年度は全米オープンで悪化したひざの負傷によりATPファイナルズを辞退したナダル。過去に全仏オープンを12回、全豪オープンを1回、ウィンブルドンを2回、全米オープンを4回と、合わせて19回もグランドスラムを制し、歴代1位のロジャー・フェデラー(20回)の記録に迫っているナダルですが、まだATPファイナルズは1度も制したことがありません。2010年と2013年に決勝戦には進出しましたが、それぞれフェデラーとナダルに敗れています。

ナダルはパリ・マスターズで右腹部を負傷し、準決勝で棄権。2年連続でのATPファイナルズ辞退が危惧されましたが、すでに出場を明言しました。史上最高の選手の座を争うフェデラーは過去に6度同大会を制覇し、歴代最多記録を残しています。ナダルは彼に追いつき、追い越すために、この年間最後の祭典でも栄冠を勝ち取りたいところです。

38歳フェデラー、ATPファイナルズ歴代最多優勝記録更新なるか

ロジャー・フェデラー

2011年以来8年ぶりのATPファイナルズ制覇を目指すロジャー・フェデラーは、前週のパリ・マスターズを欠場し、同大会に照準を合わせてきています。
史上最高の選手候補筆頭ともいうべきフェデラーももはや38歳。衰えが来てもおかしくない年ではありますが今年もウィンブルドンで決勝進出、全仏オープンで準決勝進出など、まだまだ世界トップの実力を維持しており、今大会でも間違いなく優勝候補の一角となることでしょう。

来年の東京オリンピック出場への意欲も口にしているフェデラー。ATPファイナルズの歴代最多優勝記録をさらに更新し、世界へ自身の健在ぶりをアピールすることができるでしょうか。

次代を担う超逸材ズべレフ、ATPファイナルズ連覇しグランドスラムへつなげたい

アレクサンダー・ズべレフ

ATPファイナルズを制するなどキャリアハイとなった2018年を経て、2019年はグランドスラム制覇を期待されたズべレフですが、予選上がりの格下に敗れるなど不安定な戦いぶりも多く、昨年に続いて全仏オープンの準々決勝進出が最高成績となりました。大舞台における緊張やプレッシャーがその原因となっているともされており、さらなる精神的な成長が望まれるところです。

とはいえ、その素材は一級品。BIG4の次代を担う超逸材であることは間違いないでしょう。このATPファイナルズを連覇することでさらに自信を身に付けることができれば、グランドスラム制覇は決して彼にとって大きな目標ではなくなるはずです。

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