【NetBet】バスケW杯2019:ドリームチーム米国に挑む日本代表!ブックメーカー優勝オッズで日本は1001倍オッズから挑戦

八村塁(日本代表)

4年に1度のバスケットボールの祭典、FIBAバスケットボール・ワールドカップがついに始まろうとしています。アジアで3回目の開催となる今大会は、8月31日(土)に開幕し9月15日(日)に決着の時を迎える予定となりました。

ネットベットヨーロッパで人気の高い新興ブックメーカーで、日本語にも対応しているブックメーカー「NetBet」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

バスケ最大の世界大会の一つ、FIBAワールドカップ

FIBAワールドカップ優勝杯(ネイスミス・トロフィー)

FIBAバスケットボール・ワールドカップは4年に1度、夏季オリンピックの中間年に開催されるバスケットボールの世界大会です。2010年大会まではバスケットボール世界選手権(FIBA World Championship)という名称で開催されていました。

前回の2014年大会まではサッカーのFIFAワールドカップと同年に開催されていましたが、今回大会からは1967年以来となる1年ずれた日程となりました。同時に出場枠もかつての24から32に拡大されています。

第1回大会は1950年のアルゼンチン大会。開催国アルゼンチンがアメリカ合衆国を破り、初代チャンピオンの座に輝きました。日本では2006年に第15回大会が行われ、スペインがギリシャを破って初優勝を飾っています。

日本代表は過去に2回出場。1967年ウルグアイ大会の11位が過去最高成績となっており、八村塁や渡邊雄太らNBAプレーヤーを擁する今大会における記録更新に期待されています。

2014年はアメリカが貫録の2連覇!歴代最多優勝に並ぶ

アメリカ合衆国代表(2014年大会優勝セレモニー)

スペインで開催された2014年大会を制したのはバスケットボールの母国アメリカ合衆国。2010年トルコ大会に続く2連覇を達成し、優勝回数も歴代最多の5回に並んでいます。

グループリーグでは5戦5勝、得失点差+166という圧倒的な成績を残すと、ラウンド16でメキシコ、準々決勝でスロベニア、準決勝でリトアニアを順当に破り、決勝へ進出しました。

決勝のもう一方に勝ち残ったセルビア代表は旧ユーゴスラビア時代から合わせて歴代最多の5回優勝を誇り、1998年、2002年には連覇を果たしている強豪です。グループリーグこそ2勝3敗でぎりぎりの通過でしたが、その後ギリシャ、ブラジル、フランスを次々と撃破。2002年以来の優勝に王手をかけましたが、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)を中心としたアメリカの前に次第に差を付けられ、129-92で敗れる結果となっています。

大会最優秀選手にはアービング、ベストチームにはアービングのほかミロス・テオドシッチ(セルビア)、 ニコラス・バトゥム(フランス)、 ケネス・ファリード(アメリカ)、 パウ・ガソル(スペイン)が選出されています。

優勝オッズは王者アメリカがダントツトップ!日本は22番手に名が挙がる

【FIBAバスケットボール・ワールドカップ2019優勝オッズ】
バスケットボールワールドカップ2019優勝オッズ
※オッズは29日午後1時現在
NetBet 登録方法

ブックメーカー「NetBet」によるFIBAバスケットボール・ワールドカップ2019優勝候補の筆頭は王者アメリカ。オッズは圧巻の1.52倍となりました。

2番手は前年度ファイナリストにして世界ランキング4位のセルビアで4.50倍、続いて3番手は同8位のギリシャで12.00倍、4番手は2006年大会王者の同2位のスペインで15.00倍。日本は最下位タイの1001.00倍となっています。

大一番直前で痛い敗戦。王者アメリカは本番へ立て直しを図りたい

アメリカ代表

3連覇を狙うアメリカ代表のロースターはもちろん全員NBAプレーヤー。コーチングスタッフにも代表とサンアントニオ・スパーズのヘッドコーチを兼任しているグレッグ・ポポビッチ、USAアシスタントコーチにゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カー、アトランタ・ホークスのロイド・ピアース、ビラノバ大のジェイ・ライトと豪華メンバーをそろえています。

とはいえ決して無敵ではなく、8月24日にはオーストラリアのメルボルンで開催されたエキシビジョンマッチでサンアントニオ・スパーズに所属するパティ・ミルズを中心としたオーストラリア代表に敗戦。2006年以来、13年続いた78連勝という記録に終止符が打たれました。

ポポビッチHCにしてみればクラブでの教え子に大一番の直前でケチを付けられた形に。王者アメリカはこの敗戦を乗り越え、ワールドカップ本番までに立て直すことができるのか注目したいところです。

アメリカ討ちへ、NBAの精鋭擁するスペインが王座奪還を狙う

マルク・ガソル(トロント・ラプターズ)

2006年以来となる2度目の優勝を狙うスペイン代表。自国開催となった前回2014年大会はグループリーグこそアメリカに次ぐ高成績で突破したものの、準々決勝でフランスを前に涙を呑む結果となりました。

前回大会でベストチーム入りしたセンターのマルク・ガソル(トロント・ラプターズ)や今夏フリーエージェントでユタ・ジャズからフェニックス・サンズに移籍が決まったポイントガードのリッキー・ルビオ、シャーロット・ホーネッツのウィリー・エルナンゴメスにその弟でデンバー・ナゲッツのフアン・エルナンゴメスらNBAで活躍する選手を多く擁し、世界ランキングもアメリカに次ぐ2位と、優勝を狙うに十分な実力を備えています。

中でもガソルは2006年の優勝時にも主軸として活躍し、2018-19年途中にラプターズに移籍するとプレーオフ全24試合に出場し、チームのフランチャイズ史上初優勝に大きく貢献しました。次は母国スペインを再び世界一に押し上げる原動力となれるでしょうか。

歴代屈指のメンバーをそろえた日本代表、初のGL突破へ視界良好

日本代表

FIBAランキング48位の日本代表はグループリーグにおいて17位のトルコ、24位のチェコ、そして2連覇中のチャンピオンにしてランキング堂々1位のアメリカ合衆国と同組という非常に厳しい組み合わせとなりました。

日本代表は8月14日の国際試合でランキング22位のドイツ代表と対戦し、序盤からリードを許すも八村塁(ワシントン・ウィザーズ)や渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)らの活躍で差を少しずつ埋め、第4クオーターで逆転に成功。見事格上を相手に勝利を収めています。

NBAプレーヤー2人に加え、比江島慎(宇都宮ブレックス)や篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)、ニック・ファジーカス(川崎)らを擁し、メンバーの上では間違いなく史上最強クラスの陣容となった日本代表。強敵ドイツを破った勢いでまずは史上初のグループリーグ突破を狙いたいところです。

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