【ピナクル】全米プロゴルフ選手権2019:マスターズ制したタイガー・ウッズが優勝最有力に!マキロイ、ジョンソン、松山英樹らがあとを追う

メジャー初制覇に挑む松山英樹

世界に関するゴルフの4大メジャー選手権の1つ、全米プロゴルフ選手権の開催が近づいてきました。このビッグトーナメントが5月開催に変更されたことは超一流ゴルファーたちの戦いぶりに大きな影響を与え、予想のつかない展開も起こりうるかもしれません。

ピナクル ロゴNo.1の還元率を誇り、アメリカのワシントンポスト紙で「世界でも、歴史上でも、最大・最高のブックメーカー」と評されたブックメーカー「Pinnacle(ピナクル)」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

新時代を迎える伝統のメジャー大会、全米プロゴルフ選手権

ベスページ・ブラックコース(2019年全米プロゴルフ選手権会場)

今年度からこれまでの8月開催から5月開催に変更となり、101回目を迎えて新たなスタートを切った全米プロゴルフ選手権。1916年からの長い歴史を誇り、優勝者には創立者の名を冠にしたロッドマン・ワナメーカー・トロフィーが授与されることでも知られています。

2019年の会場はニューヨーク州ファーミングデールにあるベスページ・ブラックコース。今回が同地で初の全米プロゴルフ選手権開催となりました。

パブリックコースではありながらもゴルフマガジンの『世界のゴルフコース・トップ100』で36位に選ばれた名コースで、非常に難しいコース設定でも知られています。

2002年、2009年には全米オープンが開催され、また2024年にはライダーカップの舞台となる予定ともなっています。

2018年はケプカが全米オープンに続きグランドスラム連覇に成功

ブルックス・ケプカ(2018年全米プロゴルフ選手権優勝セレモニー)

2018年の全米プロゴルフ選手権を制したのはアメリカ出身のブルックス・ケプカ。6月の全米オープンで29年ぶりとなる2連覇を達成し、波に乗っていた28歳が見事連続でビッグタイトルの獲得に成功しました。

最終日は首位のケプカ、アダム・スコット(オーストラリア)、タイガー・ウッズ(アメリカ)の三つ巴でスタート。一時はスコットが追いつくも、15番ホール、16番ホールの連続バーディで差をつけ、通算16アンダーで逃げ切りに成功。2位に14アンダーのタイガー・ウッズ、3位に13アンダーのスコットという結果となりました。

なお、日本の松山英樹は35位タイの4アンダー、小平智は59位タイのイーブンパー、池田勇太は65位タイの1オーバー、今平周吾、時松隆光、宮里優作は予選落ちとなっています。

優勝オッズ筆頭は復活のタイガー!マキロイ、ジョンソンらがその後に続く

【全米プロゴルフ選手権2019優勝オッズ】
全米プロゴルフ選手権2019優勝オッズ※オッズは13日午後1時現在
ピナクル 登録方法

Pinnacle(ピナクル)」の発表する全米プロゴルフ選手権優勝オッズで優勝候補筆頭となったのは4月のマスターズを14年ぶりに制して完全復活を果たしたタイガー・ウッズ。オッズは6.510倍となりました。

2番手は3月のザ・プレーヤーズ選手権を制したローリー・マキロイで10.600倍、3番手は昨年度チャンピオンのブルックス・ケプカで11.200倍、4番手は世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンで11.520倍、5番手はリッキー・ファウラーで12.880倍となりました。なお、松山英樹には25.940倍のオッズがつけられています。

奇跡的な復活を遂げたタイガー、まだまだその伝説は終わらない

タイガー・ウッズ

マスターズ王者として全米プロゴルフ選手権に参戦するタイガー・ウッズは、予選ラウンドにおいて前回全米プロゴルフ選手権王者のブルックス・ケプカおよび昨年度全英オープン王者のフランチェスコ・モリナリという、現役メジャー王者3人によるハイレベルな組で戦うこととなりました。

5月6日にはドナルド・トランプ合衆国大統領からアメリカ国民最高の栄誉の一つである大統領自由勲章を授与され、その伝説に新たなひと幕を加えたウッズ。

一時は薬物使用によって逮捕されたり、不倫騒動で世界を騒がしたりと名声も地に落ちましたが、そこから奇跡的なカムバックを果たしました。蘇ったレジェンドはそのタイガー・チャージを全米プロゴルフ選手権の舞台でも見せてくれるでしょうか。

早熟の天才スピース、偉業達成へかつての実力を取り戻せるか

ジョーダン・スピース

2015年には世界ランキング1位に輝き、2017年には全英オープンを制したジョーダン・スピースですが、現在のランキングは39位と下降傾向にあります。とはいえまだ25歳と若く、全盛期を過ぎたとも思えない年齢でもあり、これからの復活に大いに期待したいところです。

彼にとって、今回の全米プロゴルフ選手権は史上6人目となるキャリア・グランドスラムがかかる大事な舞台。2015年には首位と3打差の2位となっており、決して苦手な大会ではありません。

再び世界のトップシーンに戻るため、そして偉大なゴルフの歴史に不朽の名を刻むためにも、今回の全米プロゴルフ選手権を再起の場所としたいところです。

再びの世界トップクラスへ、松山はメジャーの舞台で結果を残したい

松山英樹

2017年には一時期世界ランキング2位にまで上昇し、いよいよ世界トップをも視野に入るかと思われた松山でしたが、2018年は優勝争いをすることができず、2019年もここまで1月のファーマーズインシュランスオープンで首位と5打差の3位タイに入ったのが最高。ランキングも29位にまで落としてしまいました。

復活へ並々ならぬ意思を見せる松山にとって、大先輩であるタイガーの見事な復活はいい刺激となることでしょう。松山の復活に大きな期待がかかっています。

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