【Marathonbet】WBSCプレミア12:ブックメーカー発表の優勝オッズで日本が3.3倍で最有力候補!ライバルはアメリカ、韓国か?

侍JAPAN(プレミア12選出メンバー)

2020年の東京オリンピックが近づきつつある中、その前哨戦ともいえる野球の国際大会、世界野球WBSCプレミア12が始まろうとしています。

第2回大会となる今年のプレミア12は11月2日に開幕し、11月17日に東京ドームで決勝戦を迎える予定となりました。

Marathonbet ロゴ大相撲のオッズなどを発表するなど人気を誇るイギリスのブックメーカー「Marathonbet」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

オリンピック、WBCに次ぐ野球の国際大会プレミア12

世界野球WBSCプレミア12(以下プレミア12)は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する4年に1度の野球の国際大会です。第1回大会は2015年。日本と台湾で開催されました。第2回大会となる今大会は日本と台湾、韓国、メキシコで開催されます。

大会の参加国数は大会名称にもある通り12か国の招待制です。招待国の選出にはWBSCが定める世界野球ランキングを基に決定されます。ワールドベースボールクラシック(WBC)の中間年に開催され、プロ主体のチーム構成となります。

今回のプレミア12は来年に控えた東京オリンピックの出場権を争う予選でもあります。開催国として出場が決まっている日本のほかに、今大会の結果次第でアジア・オセアニア最上位国と北中南米最上位国の最大2か国がオリンピック出場権を獲得します。

日本にとっても、オリンピックに向けた前哨戦として大きな意味を持つことになるでしょう。オリンピックでの代表入りを狙う選手たちにとっては大きなアピールチャンスとなるはずです。

初開催の前回大会は韓国が優勝、日本は準決勝で敗れて3位となる

韓国代表(2015年大会優勝セレモニー)

東京ドームで行われた決勝戦で勝利し、2015年の第1回大会を制したのは韓国。マイナーリーガーや自由契約選手で構成されたアメリカを8-0と一蹴し、初代王者の座に輝きました。

日本はグループリーグを優勝した韓国も含め5勝0敗の首位で突破。しかし準決勝で韓国に3-4と競り負け、惜しくも敗退。3位決定戦ではメキシコに11-1と大勝し、3位の座を手にしています。

個人賞では大谷翔平が最優秀防御率とベストナイン(先発)、坂本勇人が最優秀守備、中田翔がベストイレブン(一塁手)を受賞しました。

優勝オッズ

【WBSCプレミア12優勝オッズ】
プレミア12優勝オッズ※オッズは31日午前8時現在
Marathonbet 登録方法

ブックメーカー「Marathonbet」が発表したプレミア12の優勝オッズによると、優勝最有力には日本の名前が挙がっており、3.30倍のオッズとなっています。

2番手にはアメリカで4.80倍、3番手には僅差の韓国で5.00倍と以上がトップ3の顔ぶれとなっています。4番手にはプエルトリコで9.00倍、5番手にはドミニカ共和国で10.00倍と続いています。

今度こそ優勝を!地元開催の五輪に向け、日本はプレミア12で勢いを付けたい

稲葉篤紀監督(日本代表)

稲葉篤紀監督のもと優勝を目指す日本代表は宮崎で合宿を行い、世界一へ結束を高めています。楽天の松井裕樹と森原康平、ソフトバンクの千賀滉大など一部負傷による代表辞退は出ていますが、西武の秋山翔吾や源田壮亮、ヤクルトの山田哲人、巨人の坂本勇人、ソフトバンクの松田宣浩、横浜DeNAの山崎康晃といった代表常連の実力者が多く選出され、NPB日本人オールスターともいうべき面子が揃っています。

秋山、坂本、松田、山田らは前回大会の準決勝で韓国を相手に苦杯をなめた時にも試合に出場しており、今度こそ優勝を勝ち取ろうと気合が入っていることでしょう。

日本は現在アメリカや韓国を抑え、世界ランキング1位。その地位を守り、地元開催のオリンピックで金メダルを獲得するためにも、このプレミア12を制し、大きな勢いをつけたいところです。

メジャーリーガーを欠くも未来のスターを多数選出!アメリカは侮れない

ジョー・アデル(アメリカ代表)

今回も現役メジャーリーガーは派遣されないアメリカ代表ですが、メジャー経験者が多く召集されているほか、マイナーから将来有望なプロスペクトが多く選出されており、MLB公式サイトが掲載する若手有望株トップ100からは大谷翔平の同僚であるロサンゼルス・エンゼルスのジョー・アデル(5位)や、シカゴ・ホワイトソックスのアンドリュー・ボーン(21位)、アトランタ・ブレーブスのドリュー・ウォーターズ(23位)ら7人が選出されました。

アメリカで注目度の低いプレミア12ですが、まだブレイクしていない彼らにとってはメジャー契約獲得に向けた大きなアピールチャンスとなるはず。それだけに必死でプレーしてくることでしょう。若く未熟といえども将来のスーパースター候補たち。決して侮ることはできません。今大会もアメリカは間違いなく優勝候補の一角となるに違いありません。

復活のモーノーに最後の花道を飾りたいマシソン、カナダはダークホースか

スコット・マシソン(カナダ代表)

前回大会では7位だったカナダ代表ですが、今大会にはカナダの伝説ジャスティン・モーノーの参加が決まり、勢いづいています。

2006年に打率.321、34本の成績を残し、ア・リーグMVPに輝き、2014年には打率.319で首位打者を獲得。MLB通算14年で1603安打、247本塁打、打率.281という輝かしい記録を残した名選手の参戦はカナダにとって得難い戦力となるはずです。

また、先日引退を発表したばかりのスコット・マシソンも対戦相手の脅威となるでしょう。長年巨人でプレーした同投手にとって、日本での開催はまさにホームゲーム。日本戦以外なら多くの巨人ファンの後押しも期待できそうです。

また、元日本ハムのダスティン・モルケンや元ヤクルトのクリス・ラルーも選出。日本をよく知る彼らの存在は、グループリーグ終了後に日本で開催されるスーパーラウンドにおいていかんなく発揮されるでしょう。カナダがダークホースとして浮上してくる可能性は大です。

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