【bet365】世紀の一戦「マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー」破格のファイトマネーでついに実現!ブックメーカーもオッズ発表!!

マニー・パッキャオ対フロイト・メイウェザー

ついに実現しました!マニー・パッキャオ(フィリピン)対フロイド・メイウェザー(アメリカ)の世紀の一戦「世界ウエルター級王座統一戦」が、現地時間の5月2日(日本時間の3日午前10時予定)にアメリカはネバダ州のMGMグランドガーデンアリーナで行われます。

<関連>メイウェザーJr.対パッキャオ戦がついに実現!?(2015年2月2日付)

この一戦の注目度の高さは、その破格のファイトマネーから読み取ることが出来ます。世界最大の通信社であるAP通信によると、二人に支払われるファイトマネーはパッキャオが1億ドル(約119億円)、メイウェザーが1億8000万ドル(約214億円)と見られています。両者合わせて300億円を超えるビッグファイトとなっています。今後も対戦日が近づくにつれて、この価格は跳ね上がっていくだろうと予想されており、合わせて4億ドル(約478億円)を超えてくるとの見方もあります。また、アメリカスポーツ専門チャンネルESPNによると、当日の15000席ほどのチケット売上だけで7400万ドル(約88億円)になると報じています。

【パッキャオ対メイウェザー戦のチケット価格】
チケット価格        チケット販売数
$10,000(約119万円)      1,100
$7,500 (約90万円)      2,500
$5,000 (約60万円)      2,500
$3,500 (約42万円)      4,000
$2,500 (約30万円)      2,500
$1,500 (約18万円)      2,500
※ESPNを参考に作成

マニー・パッキャオ対フロイト・メイウェザー

最も安いチケットでも1枚18万円です。もう何がなんだかわからない値段となっています。これらに加えて放映権料(日本ではWOWOWが放送予定)や広告収入なども莫大な数字となりますので、二人のファイトマネーを十分ペイできるという判断がプロモーターにはあるのでしょう。

ベット365さて、マネーの話になればもう一つ忘れてはいけないのは、ブックメーカーです。この世紀の大一番を見逃すはずはありません。パッキャオとメイウェザー、どちらが世紀の一戦を制してボクシング界最強の称号を得るのでしょうか?世界的に人気の高いブックメーカー(スポーツブック)「bet365」がオッズを発表していますのでご紹介します。

【マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー勝敗オッズ】
マニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー勝敗オッズ
※オッズは4月2日午後6時現在

bet365」が発表したオッズでは、メイウェザーが1.44倍、パッキャオが2.87倍とメイウェザー有利の見方が強いようです。また、二人が戦うラウンド数を「オーバー/アンダー」で予想するオッズでは、長期戦での決着となるだろうという予想がなされています。例えば、下記のオッズ表一番上左にある2.5は、2.5ラウンドを表し、3ラウンドよりも戦いが続くと予想すれば「OVER(以上)」となり1.012倍のオッズ、2ラウンド以内に決着が付くと予想をすれば「UNDER(以下)」となり17.00倍のオッズが付くことになります。何ラウンドで勝敗が決着するかを予想して楽しむオッズとなっています。10.5ラウンドを超える(OVER)でも1.28倍と低いオッズとなっていることから、12ラウンドまで戦いが続くのではないかという見方が強いと考えられます。

【トータルラウンド数オッズ(オーバー/アンダー)】
トータルラウンド数オッズ(オーバー/アンダー)
※オッズは4月2日午後6時現在

マニー・パッキャオ<57勝(38KO)5敗2分>

【世界タイトル】
WBA世界フライ級(1998年)、IBF世界スーパーバンタム級(2001年)、WBC世界スーパーフェザー級(2008年)、WBC世界ライト級(2008年)、WBO世界ウエルター級(2009年)

「フィリピンのために戦っている」―そう語るフィリピンの英雄で、これまで大物ボクサーを次々と呑み込んできたので“パックマン”の異名を持つパッキャオ。1998年に初めての世界タイトル(WBA世界フライ級)を獲得すると、その後は最大約20キロの増量を敢行しスーパーウエルター級まで階級を上げ、6階級を制した世界的に人気の高いボクサーです。

【マニー・パッキャオ】


パッキャオの特徴はKOの多さからもわかるようにパンチの爆発力でしょう。とにかく打ち合います。その打ち合いを制して大物を次々と破ってきたので、人気が高いのもうなずけます。高速ジャブからのパッキャオが得意としているワンツーをメイウェザーにお見舞いしたいところでしょう。パッキャオは前へ前へと踏み込んで攻撃をすることが予想され、メイウェザーの攻撃の前にパンチを当てて引かせることができれば十分に勝機はあると思われます。とはいえ、前へ攻め込むときにややもするとガードがおろそかになる傾向があるため、そこをつけ込まれないような戦い方が求められるでしょう。

MGMガーデンアリーナ

フロイド・メイウェザー<47勝(26KO)無敗>

【世界タイトル】
WBC世界スーパーフェザー級(1998年)、WBC世界ライト級(2002年)、WBC世界スーパーライト級(2005年)、IBF世界ウエルター級(2006年)、WBC世界ウエルター級(2006年)、WBC世界スーパーウエルター級(2007年)

マネー(金の亡者)と呼ばれるメイウェザーは、1996年の自国開催となったアトランタ五輪で銅メダルを獲得し、その後プロへと転向したキャリアを持つボクサーです。パッキャオと同じ1998年に最初の世界タイトル「WBC世界スーパーフェザー級」を獲得すると、2007年の「WBC世界スーパーウエルター級」を制するまで階級を挙げながら無敗で5階級制覇を成し遂げました。

【フロイド・メイウェザー】


メイウェザーの武器は世界最速とも言われているスピードとカウンター攻撃でしょう。パッキャオとは対照的にKO勝ちが少なく、最後の判定にまで勝負を持ち込んで観客を長い時間楽しませています。サウスポーで前に出てくるパッキャオに対して、右ストレートでなるべく距離を取りながらの戦い方をするのではないかと思われます。もし、パッキャオに連打を浴びるようなことがあれば、初黒星を喫することも十分にあり得るでしょう。しかし、パッキャオとの距離を保ちながらパッキャオの攻撃をしのぐことができれば、得意のカウンターがさく裂しパッキャオをリングに沈めることになりそうです。

36歳のパッキャオと38歳を迎えるメイウェザーの夢の対決―。短期決戦となればパッキャオ、長期決戦となればメイウェザーが優位なのではと予想しています。真のボクシング世界一を決定する一戦から目が離せません。

マニー・パッキャオ対フロイト・メイウェザー

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