【888sport】世界水泳2019:トビウオジャパンは前回大会の9個以上のメダルを獲得できるか?井村ジャパンのアーティスティックSにも期待!

大橋悠依(2017年世界水泳銀メダル獲得時、右)

2年に一度の水泳の祭典、世界水泳選手権の開催が近づいてきました。2019年の第18回世界水泳は7月12日から7月28日にかけて、韓国の南西部に位置する光州で開催されます。

13日からはアーティスティックスイミングが行われ、トビウオジャパンの活躍が期待される競泳は21日からスタートします。

【世界水泳2019見どころ】

888sport世界中に2,500万人以上のユーザーを持つオンラインカジノグループに属するブックメーカー「888sport」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

【男子100㍍自由形優勝オッズ】
男子百メートル自由形優勝オッズ
※オッズは10日午後3時現在
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夏季オリンピックに次ぐ水泳の祭典、世界水泳

韓国・光州(2019年世界水泳選手権開催地)

夏季オリンピックの前年と翌年の奇数年に開催されている世界水泳は、水泳界では夏季オリンピックに次ぐといわれる非常に重要な大会です。第1回大会は1973年の旧ユーゴスラビア・ベオグラードで開催されました。

次回の2021年第19回大会は2001年に続き、日本の福岡での開催予定となっています。

2019年光州大会では、競泳、オープンウォータースイミング、アーティスティックスイミング(かつてのシンクロナイズドスイミング)、飛び込み、ハイダイビング、水球の6競技が行われます。

2017年大会の日本は銀4個、銅5個のメダル9個に終わる

萩野公介(2017年世界水泳銀メダル獲得時、左)

前回大会となる2017年大会は当初メキシコのグアダラハラでの開催予定となっていましたが、2014年の原油価格下落によってメキシコの財政が悪化し、歳出削減が予想されることから開催を返上。2021年に開催予定だったハンガリーの首都ブダペストが繰り上げで開催地となりました。

日本は国別メダル獲得数ランキングで17位。金メダルはゼロ、銀メダルが4個、銅メダルが5個の計9個に終わりました。

競泳・男子背泳ぎ50メートルでは古賀淳也が銀メダル。男子平泳ぎ200メートルでは小関也朱篤が銀メダルに渡辺一平が銅メダル。男子バタフライ200メートルと男子個人メドレー400メートルでは瀬戸大也がそれぞれ銅メダル。男子個人メドレー200メートルでは萩野公介が銀メダル。

競泳・女子個人メドレー200メートルでは大橋悠依が銀メダル。

アーティスティックスイミングでは日本代表がフリールーティンコンビネーションとチーム・テクニカルルーティンでそれぞれ銅メダルに輝いています。

前回銀の大橋、「鉄の女」を超え悲願の世界水泳金獲得なるか

大橋悠依

前回大会では惜しくも銀メダルに終わり、今大会で満を持しての金メダル獲得が期待される大橋。2018年に東京で開催されたパンパシフィック水泳選手権では個人メドレー200メートル、400メートルで金メダルを獲得しており、その実力は世界水泳でも十分金メダルに届きうるものであるはずです。

女子個人メドレー400メートルで大橋の前に立ちはだかることとなるのは、リオ五輪女子200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレー、100メートル背泳ぎで金メダルを獲得したハンガリーのカティンカ・ホッスー。最も優れた万能型のスイマーと呼ばれ、「鉄の女」との異名をとる驚異的な選手です。

2017年大会でも大橋が銀メダルを獲得した個人メドレー200メートルに加えて400メートルでも金メダルを獲得しています。大橋はこの7歳年上の先達を今回の世界水泳で超え、世代交代を果たすことができるでしょうか。

【女子200㍍個人メドレー優勝オッズ】
1※オッズは20日午前6時現在

ライバル不在の今大会、瀬戸には過去の限界を超える成績が求められる

瀬戸大也

男子400メートル個人メドレーで金メダルを狙う瀬戸大也は6月22日に開催されたセッテコリ国際(イタリア・ローマ)で4分7秒95の自己ベストをマークし、優勝。さらに3秒の記録更新が可能であると自信を明らかにしており、翌年に迫った東京オリンピックに向けてここで結果を出したいところです。

前回世界水泳での個人メドレー400メートルの優勝タイムは4分05秒90。リオ五輪での優勝タイム(萩野公介)は4分6秒05と、瀬戸が3秒縮めることができればまさにぶっちぎりでの優勝も可能となるでしょう。

今回の世界水泳はライバルの萩野公介が休養明けのため不在。3か月競技から離れた五輪金メダリストと瀬戸の差がどこまで埋まったのか、今大会は重要な試金石となりそうです。

【男子400㍍個人メドレー優勝オッズ】
2※オッズは20日午前6時現在

ロシア、中国を超えろ!AS日本代表が2001年以来となる金メダル獲得に挑む

アーティスティックスイミング日本代表

ロシア、中国に次ぐ世界第3位の地位をウクライナと争っているアーティスティックスイミング日本代表。リオ五輪でもデュエット、チームともに銅メダルを獲得しており、なかなか上位2国には及んでいません。

中国をアーティスティックスイミング強豪に育て上げ、2015年に日本代表に復帰した井村雅代ヘッドコーチは、決して手ぶらでは帰らないとメダル獲得へ気炎を上げました。井村ヘッドコーチのもとで日本は2001年福岡大会でデュエットの金メダルを獲得しており、その再現といきたいところです。

2020年の東京オリンピックでロシア、中国を破って史上初の金メダルを獲得するためにも、彼らに負けない実力を披露して少しでもいいメダルを奪取できるでしょうか。

【アーティスティックスイミング優勝オッズ】
※「888sports」が発表次第、更新します。