浦和レッズが負けなしでファーストステージを制した2015年のJ1リーグ。今年からは2ステージ制に様変わりして、もう一度仕切り直しでどのチームにも優勝を狙えるチャンスがあります。
【2015 Jリーグファーストステージ順位表】
※「Jリーグ公式HP」より抜粋
再び、浦和が勝ち続けるのか?それとも、浦和にストップをかけるチームが出現するのか?さあ、2015Jリーグセカンドステージが幕を開けます。
J1リーグのセカンドステージが11日、各地で全9試合が行われます。英国の老舗ブックメーカー(スポーツブック)「William Hill(ウィリアムヒル)」がセカンドステージの開幕戦の勝敗オッズを発表していますので、お知らせします。
【2015 Jリーグセカンドステージ開幕戦勝敗オッズ】
※オッズは9日午後9時現在
ファーストステージを制した浦和はアウェイで松本山雅と対戦します。浦和が1.60倍、松本山雅が5.00倍となっており、浦和が圧倒的有利と見られています。同2位のFC東京はアウェイで同5位の川崎Fと対戦しますが、主力の武藤嘉紀が海外へと去ったこともあり、セカンドステージは少し厳しいとの見方のようです。FC東京が3.25倍、川崎Fが2.05倍となっています。同3位の広島はアウェイで仙台と、同4位のG大阪はホームで甲府と対戦します。その他のカードと勝敗オッズ、そして試合開始時間については上記をご参照ください。
Jリーグの試合については、ブックメーカーから毎試合勝敗オッズが発表されます。
開幕戦の勝敗オッズを見ると、いよいよセカンドステージが始まるなと気持ちが高ぶります。では、注目のセカンドステージ優勝はどのチームなのか?アジア最大のブックメーカー「SBOBET」が優勝オッズ(アウトライト)を発表しましたので見てみましょう。
【2015 Jリーグセカンドステージ優勝オッズ】
※オッズは9日午後9時現在
優勝候補筆頭は、ファーストステージを制した浦和で3.00倍のオッズが付いています。ほとんど差がなくG大阪が4.00倍、鹿島が4.50倍であとを追います。2番手集団としては広島が8.50倍、川崎Fが9.00倍となっています。以下、横浜Fが15.00倍、FC東京が16.00倍と3番手集団を形成しています。あなたのお気に入りのチームは、どうだったでしょうか?
ちなみに・・・ですが、ファーストステージの優勝オッズはどうだったかというと、優勝候補筆頭がG大阪(3.90倍)、2番手が浦和(4.80倍)、3番手が鹿島(6.00倍)でした。
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2015年Jリーグの完全優勝を狙う浦和は、ファーストステージは12勝5分と負けなしで勝ち点41を獲得して圧勝しました。この勢いがまだ続くのでは?という見方が強いですね。また、連勝記録をどこまで伸ばせるのかにも期待です。ただし、今季初黒星を喫してからチームが崩れていかなければいいなと感じます。得点ランキング6位のFW興梠慎三は7ゴールを挙げてチームをけん引し、さらにはファーストステージ後半から特に目覚ましい活躍を見せ、6月度MVPに輝いたFW武藤雄樹の豊富な運動量と、ここぞという時の勝負強さはセカンドステージでも見られるのではないでしょうか。武藤はチームトップとなる8得点を挙げています。
以前高い人気を誇るのがG大阪です。ファーストステージ優勝最有力にも挙げられていましたが、ACLで戦いながらタイトなスケジュールとなりファーストステージは4位に甘んじたと言っていいでしょう。ファーストステージでは13得点を挙げて得点王に輝いたFW宇佐美貴史がどれだけ得点を量産できるかは、チーム浮上の絶対条件となるでしょう。日本代表のストライカーとしてハリルホジッチ監督からも厚い信頼を受けている23歳に期待しましょう。ただ、G大阪はACLで勝ち残っており、8月から準々決勝で全北現代と対戦します。勝ち上がっていけばそれだけJリーグでの日程がきつくなるため、どう切り抜けるかにも注目したいですね。
鹿島はファーストステージでは6勝7敗4分で8位と低迷しました。総得点が27点、総失点が25とどっちつかずの状態で戦いを終えた感じがします。この状況で優勝候補に挙げられているのには少々疑問の余地がりますが、おそらくチームをしっかりと立て直してくるであろうという期待があるのではないでしょうか。昨年10月に左膝の前十字靭帯損傷と外側半月板損傷で全治8か月のケガを負ったFWダヴィの復帰がまずは望まれます。そして、柴崎岳と金崎夢生のMFコンビがどれだけチームを前へと押し上げられるか?だと思います。
広島は、ファーストステージで苦戦すると思われましたが3位と善戦しました。チームの大黒柱・MF青山敏弘がどれだけ試合で活躍できるか?そして、川崎Fは昨シーズンの得点王で、今季ファーストステージ11得点で3位のFW大久保嘉人が爆発するのか?この2チームも面白い存在だと思います。
まずは、どのチームが浦和を止めるのか?そして、約1か月のインターバルを経て、チームをどうレベルアップ、もしくは立て直しができたのか?2ステージ制の面白さはここからです!どのチームもゼロからのスタートなのです!!