【Sportsbet.io】WTAファイナルズ2019:大坂なおみがブックメーカー発表の優勝オッズで最有力!初のファイナルズ制覇なるか?

初制覇を狙う大坂なおみ

1年間を通し、世界中で繰り広げられてきたWTAツアーもいよいよ最終戦を迎えます。2019年のWTAツアー最終戦、WTAファイナルズは開催地と大会スポンサーを一新し、新たな門出を迎えました。

今シーズンのWTAファイナルズは10月27日(日)に開始。11月3日(日)に決着の時を迎えます。

sportsbetio仮想通貨(ビットコインやリップル等40種類以上)を専門に使ってベッティングすることができる世界初のブックメーカー「Sportsbet.io」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

1年間のWTAツアーの総決算、WTAファイナルズ

深セン湾体育中心(2019年WTAファイナルズ会場)

WTAファイナルズは女子テニス協会(WTA)が1年を通して主催するWTAツアーの年間最終戦です。毎年10月末から11月上旬にかけて開催されます。

その創設は1972年。アメリカ合衆国のフロリダ州ボカラトンで開催されました。その後アメリカ国内で開催地が数回変更されたのち、2001年からは海外でも開催。ミュンヘン、マドリッド、ドーハ、イスタンブール、シンガポールを経て、2019年から2028年まで中国の深センで開催される予定となっているほか、今年から大会スポンサーが日本の資生堂となっています。

同大会に参加できるのはシングルスが8選手。ダブルスが8組。日本からはシングルスに大坂なおみが出場します。

2018年はスビトリナがWTAファイナルズ初制覇!大坂は悔しい3連敗に終わる

エリナ・スビトリナ(2018年WTAファイナルズ優勝セレモニー)

2018年のWTAファイナルズのシングルスを制したのはウクライナ出身の24歳、エリナ・スビトリナでした。

第6シードで大会に参加したスビトリナは、グループステージで前年覇者のキャロライン・ウォズニアッキやペトラ・クビトバ、カロリーナ・プリスコバら強敵を次々と撃破。準決勝でもオランダのキキ・ベルテンスを倒し、決勝戦に進出しました。

決勝の相手は2017年の全米王者スローン・スティーブンス。2018年の全仏オープンでも決勝に進出している実力者ですが、2時間23分の大接戦の末にスビトリナが逆転勝利。キャリア初のビッグタイトル獲得となりました。また、全勝でのWTAファイナルズ制覇は2013年のセリーナ・ウィリアムズ以来の快挙ともなっています。

第3シードで参加した大坂なおみはグループステージで最初の2戦をフルセットの末に敗戦。第3戦では左脚ハムストリングの故障により途中棄権と、悔しい終戦となりました。

若き新世代が三つ巴!アンドレスク、バーティ、大坂が優勝オッズのトップに

【WTAファイナルズ2019優勝オッズ】
WTAツアーファイナルズ2019優勝オッズ※オッズは24日午前8時現在
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ブックメーカー「Sportsbet.io」が発表した優勝オッズで最有力に名前が挙がったのは4.80倍で大坂なおみ。20歳前後の3選手が今年のWTAファイナルズをリードすることとなりそうです。

2019年のWTAファイナルズの優勝オッズ筆頭に名前が挙がったのはアシュリー・バーティとビアンカ・アンドレスクの2選手。若い2人がオッズ4.90倍の2番手で並んでいます。

4番手はシモナ・ハレプで7.90倍、5番手はカロリーナ・プリスコバで8.00倍、6番手にはエリナ・スビトリナで8.30倍、7番手はペトラ・クビトバで9.10倍、8番手はベリンダ・ベンチッチで13.50倍となっています。

同世代のビッグネーム、バーティが大坂の前に立ちはだかる

23歳と若くして世界ランキング1位の座を獲得したアシュリー・バーティですが、ブレイク当初は主にダブルスの選手として活躍していました。

17歳当時の2013年にダブルスで全豪オープン、ウィンブルドン、全米オープンで決勝戦に進出。そのすべてで準優勝に輝いています。また、2017年には全仏オープンで準優勝、そして2018年には全米オープンを制覇しました。

2016年からシングルスにも力を入れ始めると、2019年にはついに全仏オープンを制してグランドスラムを獲得。さらに6月のバーミンガムクラシックも制し、自身初の世界ランキング1位にまで登りつめています。アシュリー・バーティは大坂なおみと同世代でかつ実績では上をいく強力なライバルとして、これから長く大舞台で顔を合わせることとなりそうです。

10代の超新星がキャリアハイのシーズンをさらに高みに導くか

ビアンカ・アンドレスク

2019年の全米オープンを19歳にして制し、一躍スターダムにのし上がったビアンカ・アンドレスク。10代による優勝は2006年全米オープンのマリア・シャラポワ以来となる快挙でした。

3月のBNPパリバオープンや8月のロジャーズカップといった重要な大会も制しており、その実力は本物とみていいでしょう。世界ランキングはすでに4位にまで浮上し、1位奪取も射程に入ったといえます。大坂やバーティら成長著しい新世代に、さらに新たな超新星がその輝きを増し続けています。

最高の締めくくりへ!昨年惨敗の大阪は今年こそファイナルズ制覇なるか

大坂なおみ

大坂なおみは世界ランキング3位に位置し、WTAファイナルズの出場権を獲得しました。昨シーズン1勝も挙げられなかった悔しさは今も覚えていることでしょう。今年こそこの年間最後のタイトル獲得に期待がかかります。

全豪オープンを制し、日本人初のグランドスラム連覇で幕を開けた2019年は、大坂にとってはサーシャ・バインコーチとの別れやその後の不調など、浮き沈みの激しい1年となりました。

WTAファイナルズの前哨戦である中国オープンでは全仏オープン女王で世界1位のアシュリー・バーティに逆転勝ちを収め、今シーズン3勝目を奪取。最終戦に向けて調子を上げてきています。最高のスタートで始まったこの2019年の締めくくりを、大坂は最高の終わり方で迎えることができるでしょうか。