世界が熱狂する総合格闘技MMA（Mixed Martial Artsの略）が戻ってきます。ボクシング、ブラジリアン柔術など数ある格闘技が混ざり合い、リング・ケージ内で男と男が死力をつくし、たどり着く世界の頂点。
世界のトップファイターが得意とする武術を屈指して世界一を決める決戦のメインカードは、UFCライト級暫定王者トニー・ファーガソン対ジャスティン・ゲイジーによる試合が5月9日（土）（アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル／VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ）に予定されています。
見逃せない1戦をさらにのめり込ませるのがブックメーカーの存在。この注目一戦、イギリスのブックメーカー「bet365」がオッズを発表していますので、ご紹介します。
暫定王者ファーガソン対元世界ライト級王者ゲイジー
当初4月18日に無観客試合としての開催が報道されていた『UFC249』のタイトルマッチとして、世界ライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ対トニー・ファーガソンが予定されていました。コロナウィルスの影響により、王者ハビブが渡米できないことから、ジャスティン・ゲイジーとの対戦が決定。
戦績は21勝2敗としながら、現在3連勝中（全て1RにKO勝ち）のWSOFの元世界ライト級王者はジャスティン・ゲイジーはUFCに17年から参戦。KO率の高さを誇るゲイジーは今回の一戦でもその磨きにかけた一撃で1Rからフィニッシュを狙っていくでしょう。
一方で、暫定ながら王者に君臨するファーガソンはUFCでは12連勝中と、他者を寄せ付けない圧倒的な強さを2013年から魅せつけています。戦績は25勝3敗とリーチの長い腕から繰り出されるストレートは見ものです。
「bet365」が発表したオッズではファーガソンが1.53倍、ゲイジーが2.62倍、引き分けが81.00倍と、ファーガソンの勝利が有力視されているなか、ゲイジーが早期にKOで勝ちを収めること期待がかけられます。
最新オッズとその他の試合は以下から確認しましょう。
【UFC 249オッズ】
※オッズは５日午後２時現在
・バンダム級タイトルマッチ
ヘンリー・セフード対ドミニク・クルーズ
・ヘビー級マッチ
フランシス・ガヌー対ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
アレクセイ・オレイニク対ファブリシオ・ヴェウドゥム
グレッグ・ハーディ対ヨルガン・デ・カストロ
・フェザー級マッチ
ジェレミー・スティーブンス対カルヴィン・ケーター
ブライス・ミッチェル対チャールズ・ローザ
・ウェルター級
アンソニー・ペティス対ドナルド・セラーニ
ビセンテ・ルーケ対ニコ・プライス
・ミドル級
ユライア・ホール対ジャカレ・ソウザ
・ライトヘビー級
ライアン・スパン対サム・アルビー
・女子ストロー級マッチ
カーラ・エスパルザ対ミシェル・ウォーターソン
世界各地で開催される注目のMMAの『UFC249』のタイトルマッチ。この試合に向けて準備を進めてきたファーガソンとゲイジーの一戦は期待通りの内容と結末になるのか。強打者対決のバトルに世界中から熱視線が送られるでしょう。ファンからの人気の高い、撃ち合いは見逃せません。
