韓国プロ野球リーグ(KBO)が5月5日(火)から開幕します。2月末から新型コロナウィルス感染者が爆発的に増えたこともあり、予定していたオープン戦の全試合の中止や3月28日に予定していたシーズン開幕戦を延期。
延期から約1ヶ月間の調整を経て、世界最速で開幕を迎えた台湾リーグに次ぐ、韓国野球のペナントレースが幕を開けます。
選手のコンディションが危ぶまれるなか迎える開幕
数日後に無観客での開幕戦を迎える韓国リーグは、ポストシーズンを含めて11月末に終える予定で長いシーズンが始まります。今シーズンはダブルヘッダーや月曜日開催を取り入れたレギュラーシーズン144試合を順次開催予定。
KBOは当初予定していた開幕戦から38日遅れでシーズンをスタートします。今シーズンはコロナウィルスの蔓延とオリンピックの延期により日程が再編成されるなど特別なシーズンを迎えることになります。
特に、シーズン後半に施されるエントリーワークの拡大(通常の27人、26人出場が拡大により32人登録、30人出場)を9月から8月半ばに前倒し。この拡大が後半戦の戦略に幅を持たせ、各チームの順位や戦力の状況によっては、優勝の行方が左右されるのではないでしょうか。
昨年はトゥサンベアーズがリーグ戦の連覇を成し遂げ、そのままの勢いでプレーオフシリーズを制しましたが、各チーム依然として実力は拮抗しています。
ブックメーカー「Marathonbet」ではKBOのシーズン全体で優勝予想オッズが発表されていました。今年の優勝はどこになるのか、今シーズンの優勝オッズを見ていきましょう。
【韓国リーグ優勝オッズ】
※オッズは3日午前10時現在
依然として猛威を振るうコロナウィルスによりファンは球場に足を運ぶことができない状況ですが、開幕戦のカードは以下となります。
・SKワイバーンズ対ハンファ・イーグルス戦(仁川文鶴球場)
・トゥサンベアーズ対LGツインズ(ソウル蚕室球場)
・キウム・ヒーローズ対キアタイガーズ(光州起亜チャンピオンズフィールド)
・NCダイノス対サムソンライオンズ(大邱サムスン・ライオンズ・パーク)
・ロッテジャイアンツ対KTウィズスウォン(水原KTウィズパーク)
初戦を勝利で飾るチームはどこになるのか
例年とは異なり開幕前の対外試合がなく、選手の調整や戦力の見極めなどが難しい状況下で迎える開幕戦。選手の試合感やチーム戦術など試行錯誤をしながらの公式戦がスタート。
通常のレギューレーションとは異なる試合や連戦が予定されるKBO2020シーズンで開幕戦で勝利を飾り、スタートダッシュを切るチームはどこになるのか、ファンが待ちに待ちに臨んだリーグが遂に開幕します!