例年では、1月に開催されるグランドスラムの全豪オープン。どのスポーツでも同じことではあるが全豪オープンも日程変更され、いよいよ2月8日に開催されます。各選手も新型コロナウィルス(COVID-19)の感染予防のため細心の注意を払い、また例年とは違う緊張感とストレスの中の状況にいることは間違いないでしょう。その中で選手の滞在ホテルスタッフの新型コロナウィルスの感染が確認され、再検査・再隔離の可能性と前哨戦の1日延期などとまだまだ今後の予断を許さない状況でシンプルにゲームだけを向き合うことがなかなか出来ない状況は実に気の毒ではあります。しかし大手のブックメーカーは続々と優勝オッズを発表され盛り上がりを見せています。今回はライブ中継も豊富な大人気ブックメーカー「bet365」のオッズを確認しつつ大会展望をご紹介させて頂きます。
男子は本命ジョコビッチか?
男子は圧倒的に最強ジョコビッチであろうと各ニュース・各ブックメーカーでも予想しています。グランドスラム優勝回数ではトップではありませんが全豪オープンの8回優勝経験があるジョコビッチはサーフェス・環境共に相性が良いので優勝としては大本命とされ「bet365」では2.20倍と発表されていて、オッズ通りに勝ち進み9回目の全豪オープン優勝を勝ち取るのか注目です。次には2019年後半に優勝を重ね閃光のように注目を浴びたダニール・メドベージェフで5.50倍。メドベージェフは少し独特なフォームにとらわれてしまいますが実は堅実なテニスを進めていくタイプでまだまだ飛躍される可能性を秘めています。また日本人選手は錦織圭で301.00倍で彼を筆頭に西岡良仁、杉田祐一、内山靖崇が名を重ね日本人選手の健闘も祈りたいところです。
【全豪オープン2021男子優勝オッズ】
※オッズは6日午後1時現在
大坂なおみ2度目の優勝なるか?
2019年女王大坂なおみは連覇を狙っていたが2020年プレッシャーに押し潰され悔しい敗退をした。怪我を心配されるが今年こそ優勝し女王に返り咲きたいところでしょう。オッズも「bet365」では大坂なおみを6.50倍と1番有利とされています。2番目にはアシュリー・バーティーのオッズは大坂なおみと僅差で7.00倍。彼女は2020年の今大会でベスト4で悔しくも敗退。地元オーストラリアで優勝に力が入っているでしょう。また注目したいのが今年のアブダビオープンで初優勝を飾ったアリーナ・サバレンカは13.00倍です。女子は男子ほど圧倒的なオッズの数値は出されていませんが日本人選手の大坂なおみに善戦を大きく期待したい。女子の日本人選手は大坂なおみ・日比野菜緒・土居美咲と3名出場。