東京オリンピックの熱が冷めやらぬ中スポーツ界は次々と世界大会を繰り広げられていきます。その中でもFIFAビーチサッカーワールドカップ(以下ワールドカップ)が8月19日にスタートします。ビーチサッカーは1995年から世界大会はありましたが2005年にFIFA主催となりそれと同時に名称も新たに定められ、「FIFAビーチサッカーワールドカップ」とされました。2008年からは各国持ち回り開催となっています。2009年大会以降はそれまでの毎年開催から、2年ごとの開催となりました。今年はロシア・モスクワで開催されます。組み合わせについては8日(木)にスイス・チューリッヒで行われました。
参加国と組み合わせは下記の通りです。
グループA
ロシア、アメリカ、パラグアイ、日本
グループB
モザンビーク、スペイン、アラブ首長国連邦、タヒチ
グループC
ベラルーシ、エルサルバドル、スイス、ブラジル
グループD
ポルトガル、オマーン、セネガル、ウルグアイ
まずはグループステージとされる予選ステージを通過した国が決勝ラウンドのノックアウトステージを行い、そこで優勝が決まります。
大会展望を「1xBit」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
日本のノックアウトステージへ行く可能性はいかに??
日本のグループステージを共にするのはロシア・アメリカ・パラグアイの3国ですがその中で日本が突破する可能性はどうなるのでしょうか。日本はトレーニングマッチを重ね、その中でもオマーンとエルサルバドルとセネガルとトレーニングマッチを行い、1勝2敗という結果ではありましたが新型コロナウィルス感染症でなかなか国際試合を行うことのできない中久々に感触を掴んだはずです。今回選出された14名のなか、選手兼任監督を務めるFP茂怜羅オズを含めた8名が2大会連続のメンバー入りを果たしている。茂怜羅オズは日本に来て13年。ブラジル出身の茂怜羅は、2012年12月に日本国籍を取得し、日本代表選手としてプレーしていますがこれまで4回のワールドカップに出場し、W杯で貢献し、ビーチサッカーの歴史を変えることができるのでしょうか。
強豪集まるノックアウトステージで優勝勝ち取る国は?
優勝を手にする予想としてはサッカーでも強豪のブラジルで1.82倍で圧倒的に有利になっています。通常のサッカーであれば南米だけでなく、ヨーロッパも君臨するところですがスペインは4番の7.70倍となっています。数年前にはイタリアも出場していましたが今年はイタリアの出場はありません。日本は56.00倍となっており、なかなか優勝までの道は厳しい予想でしょう。しかしながら、今年は新監督のオズに期待というところでしょう。決勝戦への予想は6カ国が発表されており、もちろんここでもブラジルが1.45倍とかなり期待されている状態です。ホームのロシアでは2.60倍ですのでブラジルからオッズが離れてはいますがホームのロシアが優勝する可能性はまだまだ有り得ます。
まだまだ通常のサッカーよりもマイナーではありますが、ビーチバレーも今では定着していますので今後の夢のある種目を注目したいと思います。
【FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021優勝オッズ】
※オッズは17日午後12時現在