26日から9月11日までスロベニアとポーランドでバレーボール男子世界選手権が開催されます。バレーボールの世界一決定戦「バレーボール男子世界選手権2022」は4年に1度開催されます。バレーボール世界選手権はもう一つのオリンピックとも言えるほど大きな大会で出場国数などはオリンピックを凌駕するほどの規模や歴史のある大会で、バレーボール界随一のビッグイベントです。熾烈な予選を勝ち抜いたチーム、トップ24チームが一堂に会し、真の頂点を目指します。
今回の世界選手権では2ヶ国3都市で開催され、24チームが6つのグループに分かれて予選ラウンドを戦います。12,500人収容可能なスロベニアの首都リュブリャナのストジツェ・アリーナでは、プールB、D、E、Fの予選ラウンドと、ラウンド16の4試合、準々決勝の2試合が実施されます。
一方、ポーランド南部の都市カトヴィツェには、空飛ぶ円盤を指すポーランド語スポデクの名がつけられた11,000人収容の室内競技場があり、ここでプールAとCの予選ラウンドが行われます。
予選ラウンドのグループは以下の通りです。
プールA(会場はポーランド・カトヴィツェ)
プエルトリコ
セルビア
チュニジア
ウクライナ
プールB(会場はスロベニア・リュブリャナ)
ブラジル
キューバ
日本
カタール
プールC(会場はポーランド・カトヴィツェ)
ポーランド
ブルガリア
メキシコ
アメリカ合衆国
プールD(会場はスロベニア・リュブリャナ)
スロベニア
カメルーン
ドイツ
フランス
プールE(会場はスロベニア・リュブリャナ)
カナダ
中華人民共和国
イタリア
トルコ
プールF(会場はスロベニア・リュブリャナ)
アルゼンチン
エジプト
イラン・イスラム共和国
オランダ
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それでは、イベント大会展望を「bet365」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
第1ラウンドはカタール、ブラジル、キューバ
第1ラウンドの日本の相手はカタールと対戦します。カタールは今回の選手権に初出場です。初出場とはいえここ数年急激に力をつけ、世界ランキングも上昇しています。オッズではカタールは801.00倍ではありますがアジア勢ではイラン、日本、中国に続き決して油断できません。
2戦目は最大の強敵・ブラジルです。世界バレーは2002年大会から3大会連続で金メダルを取り続け、その後の2大会も銀メダルを獲得していてオッズでは4番目の支持で6.00倍でした。日本代表チームは東京五輪やネーションリーグ共に良い成績を残し、今回ももしブラジルに快勝すれば決勝トーナメントに行く望みが見えてきます。
最終にはキューバと闘います。選手の身体能力というと計り知れなく世界トップレベルです。まずは日本が3カ国に善戦しない限り次へと進むことはできません。
【バレーボール世界選手権2022オッズ】
※オッズは25日午前11時現在
優勝候補は強豪ポーランド勢か
一番有力と言えるのはポーランドとされています。ポーランドは前回大会(2018年)と前々回(2014年)の世界選手権で優勝し、現在2連覇中で揺るぎない王者であると言えるでしょう。自国開催となる今回の大会で3連覇を達成することが有力視されています。しかしながら今回はエースのウィルフレド・レオンが出場しないポーランド勢となります。オッズは3.50倍で圧倒的とはいえないですが一番優位となります。ついでフランスは4.00倍で過去の世界選手権で準決勝まで上り詰めたのはわずか2回で、2002年の3位、2014年の4位のみとなりますので今回は世界選手権で優勝を勝ち取ることができるのでしょうか。