RIZIN.46の予想オッズ：2024年のナンバーシリーズ開幕戦はフェザー級タイトルマッチ！

4月29日、有明アリーナにて格闘技イベント『Yogibo presents RIZIN.46』が開催されます。今大会のメインカードは鈴木千裕 vs. 金原正徳によるフェザー級タイトルマッチです。日本総合格闘技の新旧対決に大きな注目が集まりますが、勢いに乗る王者・鈴木は初防衛戦を成功させることができるでしょうか？

また、元フェザー級王者の牛久絢太郎が階級を下げたことにより実現した太田忍とのRIZINバンタム級の一戦も、今後のバンタム級の未来に大きく影響するだけに見逃せません。さらに日韓対抗戦3試合と今大会も熱いラインナップが揃いました。RIZIN.46の模様は「ABEMA」「U-NEXT」「スカパー！」RIZIN公式クラブ配信プラットフォーム「RIZIN 100 CLUB」にて全試合放送されます。

RIZIN.46の対戦カードは以下の通りです。

【RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）】高木凌 vs. 西谷大成
【RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）】山本空良 vs. イルホム・ノジモフ
【ベアナックルルール：2分5R（58.9kg）】篠塚辰樹 vs. X
【RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）】中原由貴 vs. ビクター・コレスニック
【RIZIN MMAルール：5分3R（71.0kg）】“ブラックパンサー”ベイノア vs. 井上雄策
【日韓対抗戦RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）】倉本一真 vs. ヤン・ジヨン
【日韓対抗戦RIZIN MMAルール：5分3R（57.0kg）】神龍誠 vs. イ・ジョンヒョン
【日韓対抗戦RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）】中島太一 vs. キム・スーチョル
【RIZIN MMAルール：5分3R（61.0kg）】牛久絢太郎 vs. 太田忍
【RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）】鈴木千裕 vs. 金原正徳

RIZIN.46の展望は「ベットチャンネル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

“今一番持っている男”鈴木千裕が初防衛戦で金原正徳を迎え撃つ！

元RIZINフェザー級王者として金原正徳の挑戦を受ける鈴木千裕は、昨年5月の「超RIZIN.2」でBellatorフェザー級王者のパトリシオ・ピットブルにKO勝利し、世界が驚くセットアップを見せ、その後11月には当時王者にあったヴガール・ケラモフと相手のホームであるアゼルバイジャンで対戦し、1R・KO勝ちとこちらも下馬評を覆す大金星をあげました。第5代RIZINフェザー級王者に輝いた鈴木の快進撃がどこまで続くのか大きな期待がかかります。

対する金原は、これまでMMAファイターとして50戦のキャリアを誇るベテランで、昨年9月に開催された「RIZIN.44」では、鈴木を過去に1Rで仕留めた元フェザー級王者のクレベル・コイケを相手にフルマークの判定で勝利しており、現在RIZIN4連勝中です。金原自身、今回が最後のタイトル挑戦になるとして、ベテランの意地をかけた戦いとなります。勝負の流れは序盤の打撃での攻防によって変わることが予想され、鈴木が得意のパンチを生かした打ち合いで金原を仕留めるのか、金原が積み重ねた経験と技術で鈴木の強みを潰してこなす展開となるのか注目です。RIZINフェザー級のベルトは、快進撃を続ける現王者が守り切るのか、新たな王者の手に渡るのか。激戦必至のRIZINフェザー級戦線から目が離せません。

プロ36戦目の牛久とプロ9戦の太田のマッチアップの行方は？

牛久絢太郎は2023年9月のRIZIN.44で萩原京平に判定勝利し、ようやくRIZINでの連敗から脱出することが出来ました。牛久は柔道をベースにパンクラスで総合格闘技の腕を磨き、総合力と経験値の高さから相手に合わせた作戦を練って勝率の高い戦い方で試合に挑みます。太田との一戦では、より作戦力の高い方が勝利することが予想されます。対する太田忍は、レスリング五輪銀メダリストからMMAファイターに転向した経歴を持ち、デビュー以来の成績は5勝3敗、大晦日のRIZIN.45では芦澤竜誠を1RでKO勝利しています。佐藤将光に敗れてタイトル戦線から一歩敗退していましたが、再び浮上し悲願のベルト獲得に挑みます。

そして、注目の日韓戦バンタム級の倉本一真 vs. ヤン・ジヨンでは、レスリンググレコローマンスタイルで全日本選手権大会3連覇、世界選手権7位入賞の実績を持つ倉本が、過去2回のRIZIN参戦を全勝しているジヨンと対戦します。倉本はRIZIN参戦後、3勝3敗、昨年も2連敗と後がありません。そして、フライ級の神龍誠 vs. イ・ジョンヒョンでは、今年3月にDEEPフライ級王者を返上して無冠となった神龍が再起をかけてジョンヒョンと対戦します。もうひとつのバンタム級では、2022年のRIZNIデビュー後、ケラモフに1本負けを喫したものの現在2連勝の中島太一と昨年3連勝負けなしのキム・スーチョルが対戦します。プライドを賭けた国別対抗戦にも注目です。