ペイトン・マニングが第48回スーパーボウルの悪夢をどう払拭するのか？そして記念の第50回の祭典で神がかり的なパスオフェスが復活するのか？いろんな角度から楽しめた第50回スーパーボウルは、AFC代表のブロンコスの圧倒的なディフェンス力がNFC代表でプレイオフからの勢いに乗ったパンサーズを寄せ付けず24－10という結果を生みました。それを象徴するように、MVPにはLBヴォン・ミラーが選ばれました。ペイトン・マニングは優秀の美を飾り、その後引退を表明しました。
【第50回スーパーボウルハイライト】
史上最高のクォーターバックが引退した直後の2016-2017シーズンの開幕戦は9月8日で、ブロンコスとパンサーズによる昨シーズンのスーパーボウルと同じ対戦カード、まさしく再戦が組まれました。ここから2017年2月5日にテキサス州ヒューストンのNRGスタジアムで開催される第51回スーパーボウルまで、熱狂のフットボールシーズンが訪れます。
さあ、今シーズンのスーパーボウルに駒をすすめるのは、どのチームになるのでしょうか？第50回のスーパーボウルと今シーズン開幕戦と第51回スーパーボウルの組み合わせが同じという奇跡が起こるのか、次世代を担う若手新生QBが現れるか、パンサーズQBキャム・ニュートンを筆頭に若手有望QBが昨年の活躍以上の輝きを見せるのか、それとも…。そこで、まずは開幕前に高配当で有名なブックメーカー「dafabet」が、すでにスーパーボウル優勝チームのオッズを発表していますので、そのオッズを参考に優勝候補のチームを紹介したいと思います。
【第51回スーパーボウル優勝オッズ】
※オッズは１日午前１０時現在
ブックメーカーの優勝オッズによれば、優勝候補筆頭はペイトリオッツでとシーホークスで8.50倍となっています。3番手はパンサーズで僅差の9.00倍、4番手はパッカーズで10.00倍となっています。5番手はスティーラーズで11.00倍、6番手にはカーディナルスで12.00倍です。優勝候補の上位はこのような顔ぶれとなっています。
ペイトリオッツ
やはり中心はペイトン・マニングが引退した後、QBトム・ブレイディがどれだけ活躍するかにかかっていると言えます。前シーズンほころびをみせたライン陣の再生次第で、ブレイディとTEロブ・グロンコウスキーの圧倒的なホットラインやKスティーブン・ゴストコウスキーのフィールドゴールなど圧倒的な攻撃力の復活が実現します。
シーホークス
シーホークスはチームがどんどんと変化し、なんと第48回スーパーボウルを制したメンバーがいないという状況です。特にオフェスラインは昨シーズンからポジションやメンバーも変わり未知数ですが、QBラッセル・ウィルソンとRBマーション・リンチの破壊力とCBリチャード・シャーマンのディフェンス力は安定しており、チームとして機能するとやはり優勝候補と言えるのかもしれません。
パンサーズ
この若く個性的なメンバーを擁するチームが昨シーズンに続き劇的なシーズンを再現できるかが鍵となっています。QBキャム・ニュートンが投げて走っての活躍を予想するのは、昨年の成績を見ればみな期待してしまいます。6番手の予想ですが、突然と強くなりスーパーボウル進出を果たし、若さゆえのそこからの油断などがない限り必ずや上位進出できる実力があると考えます。
パッカーズ
テッド・トンプソンGM、マイク・マッカーシーHC、QBアーロン・ロジャースのトリオは今年も力を発揮し、チームを良いポジションに導くでしょう。ILBクレイ・マシューズのサックにも注目です。
スティーラーズ
QBベン・ロスリスバーガーとWRアントニオ・ブラウンのホットラインが鍵を握るスティーラーズです。ビックベンとのホットラインといえば引退したTEヒース・ミラーの後釜の選手にも注目です。逆に、プレシーズンマッチでの負傷者続出などの影響が心配されます。
カーディナルス
カーディナルスの生命線はやはりQBカーソン・パーマーとWRラリー・フィッツジェラルドの活躍です。このチームもやはりオフェンス陣を引っ張るオフェンスラインの活躍が必須です。ディフェンスでは、ペイトリオッツからトレードで獲得したDEチャンドラー・ジョーンズの活躍が期待されます。
以上、ブックメーカー「dafabet」が発表している第51回スーパーボウル優勝予想から上位６チームの今シーズンの各チーム状況を紹介させていただきました。開幕まであと少し、このようにブックメーカーの予想も出始め、もう待ちきれなくなってきました。
