【ピナクル】世紀の頂上決戦がまもなく始まる!全米の頂点は誰の手に?

第56回スーパーボウル

米スポーツ界最大のイベントで、国民的行事にもなっているナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の王者を決めるスーパーボウルが、今年はここロサンゼルスで開催されます。アメリカン・フットボール・カンファレンス(AFC)とナショナル・フットボール・カンファレンス(NFC)の優勝チーム同士が対決する決勝戦は「スーパーボウルサンデー」と呼ばれるほどこの決勝戦の日曜日は全米全体はお祭り騒ぎであるでしょう。年間で感謝祭に次いで2番目に食糧が多く消費されることでも知られていて事実上アメリカの祝日と言っても過言ではありません。

その中でも開催地のロサンゼルスはもっと大きな盛り上がりになっています。チケットよりスタジアム周辺の駐車場のほうが高くなる現象も起きています。とはいえ、スーパーボウルのチケットは、一般人がなかなか手に入らないと言われるほどのプラチナチケットで一生に一度でいいから生観戦したいと願っている人は少なくないでしょう。チケットと駐車場をセットで買えば100万円ほどと言ってもおかしくない状態であると言えるでしょう。

昨年のスーパーボウルは、新型コロナウイルスの感染対策で入場者数を半数以下の2万5000人に制限して開催されましたが、オミクロン株がまん延する中でも今年は通常通りの開催となります。ただし、入場者にはマスク着用やワクチン接種証明書の提示が義務付けられていますが人数制限なしのフル満員の開催で盛り上がることは約束されているようなものです。

ピナクル ロゴ

話がそれましたが話題盛りだくさんのスーパーボウルの展望を「ピナクル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

ラムズ、ホームスタジアムでスーパーボウル優勝へ!

ロサンゼルス・ラムズ

今回ロサンゼルスが開催地となりますがスーパーボウルは中継する各国のテレビクルー・報道機関・観客に留まらず、その雰囲気を味わおうとする観光客やアメリカンフットボールのファンも訪れ、開催都市には莫大な経済効果をもたらすことは間違いありませんので多くの都市が開催を希望します。開催地はオーナー会議によって数年前に決定するのですが、今年のロサンゼルスのスタジアムの熱量は一味違うことでしょう。何せホームのロサンゼルス・ラムズが決勝戦出場となれば「スーパーボウルの呪い」を破り出場が叶ったわけです。

昨年はタンパベイで開催された第55回スーパーボウルにタンパベイ・バッカニアーズが出場するまでこのジンクスが破られることはありませんでした。このジンクスがもう過去になる日は近いかもしれません。

ラムズの優勝回数はというと、初めて出場したのは1980年でピッツバーグ・スティーラーズと対戦して19対31とボロ負けの初出場でした。2度目の出場となった第34回スーパーボウルではテネシー・タイタンズと対戦して23対16で優勝しています。また、ニューイングランド・ペイトリオッツと対戦した前スーパーボウルは17対20で敗れており、これまでの勝敗は1勝2敗です。今年で2勝になることができるでしょうか。優勝オッズではラムズが1.502倍でホームということも追加されかなり有利なオッズになっています。

今年こそロサンゼルス市民たちに優勝を届けることができるか期待は大きくなるばかりです。

【第56回スーパーボウル優勝オッズ】
スーパーボウル
※オッズは9日午後12時現在

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ベンガルズ、チーム史上初優勝なるか?

SoFiスタジアム

同じく優勝狙うシンシナティ・ベンガルズは今回開催される第56回スーパーボウル:ロサンゼルスにある、屋根つきのSoFiスタジアムでの対策を色々練っているといいます。屋外で寒い状態で行う事より室内や暖かい気候の中でプレーするというのは選手にとってコンディションを大きく左右する事でしょう。気温の上昇に対応についてはおそらくラムズの方が長けていると言えるでしょう。

またベンガルズの決勝戦までの道のりは紆余曲折してきました。2シーズン前にはわずか2勝しか挙げられなかったところから、急激に力をつけてきたベンガルズは、2月13日にロサンゼルスで行われるスーパーボウルでロサンゼルス・ラムズとNFLチャンピオンの座を懸けて対戦となったわけです。この2年では壮絶なドラマがあった事だと思われます。ベンガルズは過去には1982年と1989年にスーパーボウルに進出したが、どちらもフォーティナイナーズに敗れており、今回優勝すればチーム史上初のスーパーボウル制覇となります。

チームで大きく引っ張っているのは若きエースのQBジョー・バロウの活躍あって語れません。デビュー2年目の25歳ながら、先発QBとしては今季NFLのパス成功率トップを記録したバロウ。今回も彼のリードで優勝への近道になれるか決まります。オッズは2.770倍とラムズが優勢となりますが、実力的にはベンガルズが挑戦者に近い状態に言えますのでプレッシャーなく暴れまわってもらいたいところです。

ジョー・バロウ