【Marathonbet】バドミントンBWFスーパーシリーズ2017:山口茜、福島由紀/廣田彩花ペアら日本勢の優勝なるか?ブックメーカーがオッズ発表

BWFスーパーシリーズファイナルズ2017

Marathonbet ロゴ1年間、世界中で繰り広げられてきた熾烈なバドミントンの戦いの総決算の時がやってきました。BWFスーパーシリーズの王者を決める戦い、ファイナルズがドバイの地で12月13日から17日にかけて開催されます。日本人選手も多数参戦し、王座を競うこの戦いの優勝オッズをブックメーカー「Marathonbet」が発表していますので、その数字を参考に今大会の展望をご紹介していきます。

BWFスーパーシリーズとは

ハムダン・スポーツ・コンプレックス(大会会場)

BWFスーパーシリーズは世界バドミントン連盟(BWF)が2007年から開催している国際大会です。世界ランキング上位の選手のみが出場できるハイレベルな大会となっており、その格はオリンピックや世界選手権に次ぐ世界最高峰のものとなっています。3月から11月にかけて世界中を転戦し、世界ランキングとは別にスーパーシリーズの成績のみを集計したスーパーシリーズランキングの上位8人(8ペア)がスーパーシリーズファイナルズへの出場権を手にすることができる仕組みです。2014年からは毎年ドバイで開催されています。

2016年大会で日本は金メダルを逃す結果に

園田啓悟/嘉村健士ペア

2016年大会、男子シングルスはデンマークのビクター・アクセルセン、女子は台湾のタイ・ツーインが優勝しました。男子ダブルスでは園田啓悟/嘉村健士ペア、女子ダブルスでは高橋礼華/松友美佐紀ペアが決勝に進出するも、それぞれマレーシアのゴー・V・シェム/タン・ウィー・キョンペアと中国のチェン・チンチェン/ジャ・イーファンペアに敗れています。混合ダブルスは中国のジェン・シーウェイ/チェン・チンチェンペアが制しました。

日本人選手の活躍に期待がかかる

数野健太/栗原文音

今大会、日本人選手はシングルスが2人、ダブルスが5ペアの、合わせて12人がファイナルズ出場権を手に入れました。ファイナルズに出場できるのは1か国につきシングルスなら最大2名、ダブルスなら2ペアと決まっており、ランキング8位内に入っていても出場できない選手もいます。反対に、世界選手権優勝者が持つワイルドカードにより出場が決まっていた女子シングルスの奥原希望は右ひざの負傷により欠場を表明しています。

2014年には女子ダブルスのタカマツペア、2015年にはシングルスの奥原希望と桃田賢斗が優勝を果たしました。2017年、再び日本人がスーパーシリーズの頂点に到達することができるでしょうか。

<BWFスーパーシリーズ2017日本人出場選手>
【女子シングルス】
山口茜(再春館製薬所)
佐藤冴香(ヨネックス)※12月8日、繰り上がり出場決定

【男子ダブルス】
園田啓悟/嘉村健士(トナミ運輸)
保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)

【女子ダブルス】
米元小春/田中志穂(北都銀行)
福島由紀/廣田彩花(再春館製薬所)

【混合ダブルス】
数野健太/栗原文音(日本ユニシス)

優勝オッズ

【BWFスーパーシリーズファイナルズ2017女子シングルス優勝オッズ】
※オッズが発表されたら更新します。

日本の若き逸材が世界の頂点に駆け上がるか

山口茜

現在世界ランキング2位(12月7日付)、ドバイランキング1位と、今や押しも押されもせぬ世界トップクラスの選手に成長した山口茜。17歳だった2014年には世界バドミントン連盟が選ぶBWFアワードの「もっとも躍進した選手」賞を受賞し、20歳となった今年は年間最優秀選手賞にノミネートされるなど、順調な進歩を見せています。

12月3日には2014年に初制覇した全日本総合選手権で再び優勝。2016年のリオ・デジャネイロ五輪ではベスト8で奥原希望に敗れるなどまだ大きな国際タイトルは手にしていませんが、今年中国オープンやドイツオープンを制し、複数大会で決勝進出するなど安定して傑出した成績を残しました。中学生時代の2012年に史上最年少でバドミントン日本代表入りを果たした神童が、ついに世界の頂点に君臨する時が来たのかもしれません。

【BWFスーパーシリーズファイナルズ2017女子シングルスオッズ(13日初戦)】
女子シングルス初戦オッズ
※オッズは13日午前7時現在、同時刻更新

福島由紀/廣田彩花ペアは今度こそ王者に打ち勝ちたい

福島由紀/廣田彩花ペア

現在世界ランキング5位につける福島由紀/廣田彩花ペア。今季は4月のマレーシア・オープンでスーパーシリーズ初優勝を成し遂げると、8月にスコットランドのグラスゴーで開催された世界選手権では繰り上げ出場からの快進撃を見せ、女子ダブルスでは日本人選手として40年ぶりとなる決勝進出及びメダルの獲得という快挙を達成しました。

この時決勝で敗れた中国のチェン・チンチェン/ジャ・イーファンペアは、世界ランキング1位にしてスーパーシリーズファイナルズ昨年度王者でもあります。福島由紀/廣田彩花ペアはこの高い壁を乗り越えて、世界一の座をつかむことができるでしょうか。

【BWFスーパーシリーズファイナルズ2017女子ダブルスオッズ(13日初戦)】
女子ダブルス初戦オッズ
※オッズは13日午前7時現在、同時刻更新