【888sport】ジャスティファイの3冠なるか?米クラシック最終戦「ベルモントステークス2018」でも1.84倍でブックメーカーオッズ1番人気!

ベルモントステークス

3連単200万馬券の大波乱決着となった日本ダービー。残す最後の1冠、菊花賞まで日本の3歳クラシック路線はしばしお休みとなりますが、アメリカ競馬は既に佳境。3冠目となるベルモントステークス2018(海外G1、2414㍍・ダート)がベルモントパーク競馬場で開催されます。

ベルモントステークスのご紹介へ移る前に、ここまでのアメリカクラシック路線を振り返ってみましょう。

1冠目のケンタッキーダービー。

UAEダービーを圧勝したメンデルスゾーン(Mendelssohn)。3戦3勝の無敗で迎えることとなったサンタアニタダービー馬ジャスティファイ(Justify)。4連勝でフロリダダービーを制したオーディブル(Audible)の3頭が注目を集めることとなりました。

ケンタッキーダービー

レースは大雨が降りしきる中、早め先頭に立ったジャスティファイが見事に押し切り勝ち。世界でもっとも価値のある2分間、ケンタッキーダービーを制しました。

続く2冠目のプリークネスステークス。

ローテーション面やジャスティファイの圧勝劇をみれば致し方のないことかもしれませんが、頭数は8頭立てとややさみしいレースに。

しかも当日はかなりの濃霧とバッドコンディション。ケンタッキーダービーの時と同様にかなりタフなレースとなりました。

プリークネスステークス

レースはジャスティファイにケンタッキーダービー2着馬のグッドマジック(Good Magic)が積極的に競りかけていく厳しい展開。しかしそれを振り切り勝利をおさめ、無敗の2冠達成となりました。

歴史的快挙を成し遂げた反面、最後はブラヴァーゾ(Bravazo)に半馬身差まで詰め寄られていた辺り、ハイペースで逃げたこともあってか、レースのパフォーマンス的にはケンタッキーダービーに比べると若干疲れや不安なども見える一戦でした。

1戦目、2戦目と、今年はとてつもない悪天候、悪路に見舞われたアメリカクラシック路線。ひょっとすれば天候が違ければ、結果も違っていたのかもしれません。ジャスティファイにとっては恵みの雨となっただけに、運も実力の内といったところでしょうか。

そして迎える3冠目、ベルモントステークス。約1か月の短期間で非常に濃厚だったアメリカ3歳クラシック。はたしてジャスティファイの3冠達成なるか、それとも思わぬ伏兵が阻止するのか。

888sportまずはブックメーカー「888sport」のオッズをご確認いただいてから、出走各馬のご紹介に移りましょう。

【ベルモントステークス2018オッズ】
ベルモントステークス2018※オッズは7日午前8時現在
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やはり1番手評価はこの馬、無敗で2冠を達成したジャスティファイ(Justify)です。1.84倍となっています。

ジャスティファイ

圧倒的な1番手評価となるだけの実績、理由はこれまでのレースをご覧いただければわかるとおり。しかし、3冠目のベルモントステークスこそジャスティファイにとって一番の『試練』となるのは自明の理でしょう。

3歳デビュー馬として136年ぶりにケンタッキーダービーを制したジャスティファイですが、言い換えればそれはここまでほぼ休むことなく走り続けているということでもあります。

ベルモントステークスでこの春6戦目、しかもご存じのとおりアメリカクラシック3冠は約1か月の間に3レースが開催されるタイトなスケジュール。その2戦はかなりの悪天候で非常にタフなレース展開。はたしてどこまで余力が残っているのかという点が気がかりではあります。

5.00倍で2番手評価となっているのがフロリダダービー2着馬のホフバーグ(Hofburg)。クラシック路線ではケンタッキーダービーでは7着入線でした。

ホフバーグ

実績的にはやや見劣りするにもかかわらず、注目されている理由はやはり血統面。父は大種牡馬タピット(Tapit)、そして半姉にはG1を4勝したエモーリエント(Emollient)を持つかなりの良血馬。

ケンタッキーダービーこそピリッとしない結果ではありましたが、フロリダダービーでは3着を7馬身以上引き離していることを考えると、血統だけでなく水準以上の力は持っていると考えてよいでしょう。

プリークネスステークスにおいてジャスティファイを追い詰めたのがブラヴァーゾ(Bravazo)。オッズは9.00倍となっています。

ブラヴァーゾ

ケンタッキーダービーにも出走(6着)していたためジャスティファイと同じ「皆勤賞組」ではあるのですが、ブラヴァーゾはそもそも2歳夏のデビューからここまで合計で10戦を戦い抜き、2歳の時から中2週を経験しているタフネスホース。

重賞こそG2勝利のみですが、ジャスティファイを最も追いつめた馬としてやはりこちらにも注目が集まります。

厩舎の3歳路線看板ホースであったオーディブルが不参戦ではありますが、やはりアメリカ競馬で怖いのは4000勝を達成した名伯楽、トッド・プレッチャーの管理馬でしょう。

トッド・プレッチャー

送り出すのはG2勝利経験を持つヴィーノロッソ(Vino Rosso、9.00倍)。ケンタッキーダービーには述べ4頭を送り込んだプレッチャー調教師が唯一今回ベルモントステークスに送り込むとなれば、勝算あってのことでしょうか。

長いようで短い、あっという間のアメリカ3歳クラシック路線。三冠目のベルモントステークスは距離面、ローテーション面など、様々な部分で「タフさ」を求められる一戦となります。

無敗の3冠馬誕生なるか、それともそれを阻止するニューヒーローの誕生か?

ベルモントステークス2018は日本時間6月10日(日)早朝の発走予定です