【Sportsbet.io】全米オープンテニス2019:連覇狙う大坂なおみは優勝オッズ4番手!初制覇に挑む錦織圭は11番手予想

全米オープン初制覇に挑む錦織圭

テニスの世界最高峰、グランドスラムの中でもさらに最高の格を誇る全米オープンの開催が近づいてきました。2019年度の全米オープンは8月26日(月)に開幕し、9月9日(月)に決着の時を迎えます。

sportsbetio仮想通貨(ビットコインやリップル等40種類以上)を専門に使ってベッティングすることができる世界初のブックメーカー「Sportsbet.io」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

年間最後にして最高のグランドスラム、全米オープン

アーサー・アッシュ・スタジアム(全米オープンメイン会場)

4大メジャー大会の1つである全米オープンは1881年からの長い歴史を持つ伝統ある大会です。観客動員数や賞金総額は世界最高と、4大メジャーの中でも最高の核を誇っています。

会場のUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターはアメリカ合衆国のニューヨーク市クイーンズに位置し、世界最大のテニス専用競技場であるアーサー・アッシュ・スタジアム(23200人収容)があります。

歴代優勝回数のトップは戦前に活躍したビル・チルデン、リチャード・シアーズ、ウィリアム・ラーンドの3人でそれぞれ7回。現役ではロジャー・フェデラーが4位タイの5回と迫っており、記録の更新にも期待がかかるところです。

2018年女子は大坂なおみが日本人悲願のグランドスラム制覇を達成!

大坂なおみ(2018年度全米オープン優勝セレモニー)

2018年度の女子全米オープンを制覇したのは日本の大坂なおみ。女王セリーナ・ウィリアムズをストレートで下し、弱冠20歳にして日本人として初めてシングルスでグランドスラムを勝ち取る偉業を達成しました。

子供のころから憧れてきたセリーナを最高の舞台で破った大坂ですが、判定に不満を持ったセリーナが主審を激しく罵るなど荒れた展開に。試合後の表彰式でも観客が主審や大坂に大ブーイングを浴びせかけるなど、アメリカのテニスファンの良識が問われる不本意な流れとなってしまいました。

それでも気丈に、真摯に対応した大坂はまさに新女王にふさわしい品格を見せたといえるでしょう。この活躍で世界ランキングも7位に上昇し、初のトップ10入りを果たしています。

2018年男子はジョコビッチが圧巻の勝利!錦織は準決勝で新王者に敗れる

ノバク・ジョコビッチ(2018年度全米オープン優勝セレモニー)

2018年度の男子全米オープンを制したのはノバク・ジョコビッチ。2011年、2015年に続く3度目の優勝を達成し、男子シングルス歴代記録でピート・サンプラスと並ぶ3位タイとなる14度目のグランドスラム制覇となりました。

準決勝で錦織圭をストレートで下したジョコビッチは決勝戦で2009年大会王者のファン・マルティン・デルポトロと対戦。ここでも圧倒的な実力を見せつけ、デルポトロをストレートで破っています。

連覇が期待されていたラファエル・ナダルは準決勝で負傷し、途中棄権。ロジャー・フェデラーも4回戦でジョン・ミルマンに敗北しています。

優勝オッズ

【全米オープンテニス2019男子シングルス優勝オッズ】
全米オープン2019男子シングルス優勝オッズ※オッズは23日午前8時現在
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ブックメーカー「Sportsbet.io」が発表した全米オープンテニス2019男子シングルス優勝オッズによると、優勝最有力には連覇を狙うノバク・ジョコビッチで2.00倍オッズとなりました。

2番手にはラファエル・ナダルで3.85倍、3番手にはロジャー・フェデラーで7.00倍とビッグ4が上位を占めています。第7シードの錦織は11番手タイの43.50倍からのグランドスラム初制覇に挑戦します。

全米オープン2019男子シングルスドロー

【全米オープンテニス2019女子シングルス優勝オッズ】
全米オープン2019女子シングルス優勝オッズ※オッズは23日午前8時現在

女子シングルスの優勝最有力には、セリーナ・ウィリアムズの名前が挙がり4.85倍のオッズが付いています。2番手にはシモナ・ハレプで6.60倍、3番手にはアシュリー・バーティで7.90倍と続いています。

大会連覇を狙う第1シードの大坂は4番手の8.60倍となっており、1回戦で20歳の世界93位のアナ・ブリンコワと対戦します。

全米オープン2019女子シングルスドロー

女王大坂、セリーナに代わる新時代の樹立へ連覇に期待がかかる

大坂なおみ

昨年の全米オープン、そして続く今年の全豪オープンでグランドスラム2連覇を達成し、一気にスターダムへ駆け上がった大坂なおみ。世界ランキングも首位に君臨しており、新女王への道を邁進しています。

大会連覇がかかる今年の全米オープンは第1シードで出場。前哨戦であるウエスタン・アンド・サザン・オープンでは準々決勝で左ひざを痛めて途中棄権していることが気にかかりますが、うまく調子が整えることさえできれば大坂に勝てる選手はまずいないはず。

アメリカの地から、大坂は再び日本へ歓喜を届けることができるでしょうか。

好調錦織、相性のいい全米でBIG3を越えて初優勝なるか

錦織圭

今年のグランドスラムでは3大会連続で準々決勝まで進出している錦織。昨年のウィンブルドンでも準々決勝、全米オープンでは準決勝に駒を進めており、抜群の安定感で好成績を出し続けています。

2014年には全米オープンで決勝戦に進出(マリン・チリッチに敗戦)、2016年にも準決勝まで進出しており、相性のいい大会といえるでしょう。

世界ランキングも7位とトップランカーの地位を維持しており、彼に残された課題はもはやフェデラー、ナダル、ジョコビッチのBIG3に重要な場面で勝てない、ということだけです。その殻を破れた時こそ、錦織が大坂に続くシングルスグランドスラム制覇者となる時のはずです。