【bet365】サウジカップ2020:マキシマムセキュリティが3.25倍で1番人気!日本からは6戦無敗のクリソベリルとゴールドドリームが参戦!!

サウジカップデー

アメリカのペガサスワールドカップ、日本のフェブラリーステークス、ドバイのドバイワールドカップに続き、冬の世界競馬界隈において新たなビッグイベントが今年誕生しました。それがサウジアラビアはキング・アブドゥルアズィーズ競走馬術広場にて「サウジカップデー」です。

1日で8レースが開催されることとなるサウジカップデー。アラブ馬限定レースとなるオバイヤアラビアンクラシックや、サウジダービーなど数多くのレースが開催されますが、その中でも最注目なのはやはり、メインレースとなる外国招待馬も交えたサウジカップ(海外G1、1800㍍・ダート)でしょう。

レース総賞金は2000万アメリカドル。日本円にして約21億6000万円。1着賞金はなんと10億円オーバーの超ビッグレース。この破格の条件となったレースを制するために、当初は140頭もの登録馬が名を連ねました。

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その中から選ばれた選りすぐりの招待馬たち。日本から遠征の2頭はもちろんの事、名実ともに各国のトップレベルが集結しました。まずは気になるオッズを「bet365」でご確認いただいてから、各馬の紹介に移りましょう。

【サウジカップ2020オッズ】

サウジカップ2020オッズ

※オッズは24日午前8時現在

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サウジカップ2020最新オッズ情報

数多の現役トップレベル馬たちから、1番手評価を得たのはG1レース3勝の実績馬にして、昨年のエクリプス賞最優秀3歳牡馬である、アメリカのマキシマムセキュリティ(Maximum Security)。オッズは3.25倍となっています。

マキシマムセキュリティ

これまで9戦7勝、2着が1回。現在唯一の着外となっているのは、昨年のケンタッキーダービー(海外G1、2000㍍・ダート)において進路妨害による17着降着のみ。このレースも降着がなければ1着入線だっただけに、降着こそしたものの能力の高さはその後のレースぶりを見ても「ホンモノ」と呼べるだけの存在でしょう。

圧倒的なスピードで逃げ切り、押し切りを得意とするそのスタイルを、サウジの地でも見せつけることが出来るでしょうか。

今のアメリカダート路線には、忘れてはならない存在がもう1頭。こちらもG1レース4勝馬であるマッキンジー(Mckinzie)。オッズはマキシマムセキュリティに肉薄する4.00倍となっています。

マッキンジー

こちらもこれまで14戦7勝2着6回というほぼパーフェクトな成績。ただし、ここ最近は2着入線時でも1着馬に差を付けられている点はやや気がかりな点でしょうか。今年で5歳となったマッキンジーにとって、今回のサウジカップはひとつの試金石となるでしょう。

もう1頭、アメリカ競馬から有力馬が。今年のペガサスワールドカップ(海外G1、1800㍍・ダート)を制したムーチョグスト(Mucho Gusto)。オッズは6.50倍となっています。

マッキンジー

昨年のクラシック路線は不参加であり、裏路線で着実に力をつけてきたタイプのムーチョグスト。しかし夏以降の3歳王道路線であるハスケル招待ではマキシマムセキュリティに、トラヴァーズステークスではコードオブオナーの前に敗れてしまうなど、今一歩なレースが続いていました。

そんな少し足りない印象をペガサスワールドカップでの完勝で払しょく多と言えるでしょう。ここ4戦は1800mに絞ってレースを選択している点も好材料です。

上記2頭を管理するのはアメリカの名伯楽B.バファート調教師。

バファート調教師

厩舎の看板ホースであるマッキンジーとムーチョグストの2頭出しで、サウジカップ制覇をもくろみます。

前走で新たな可能性を見せたのが、UAEから遠征のベンバトル(Benbatl)。オッズは7.00倍となっています。

ベンバトル

2018年のドバイターフでの勝利をはじめ、芝中距離の一線級で戦い続けてきたベンバトル。そんな同馬でしたが前走で初のダートレースへチャレンジ。結果はドバイワールドカップ2着馬であるグロンコウスキーらを相手に2馬身差をつける快勝。これで一気にサウジカップ、そしてドバイワールドカップへチャレンジするだけの手ごたえを陣営も感じたことでしょう。

力は確かなだけに、ダートをこなせるとなればやはり怖い存在です。

日本から遠征する2頭についてもご紹介いたしましょう。まずは、昨年のチャンピオンズカップ(G1、1800㍍・ダート)を3歳馬にして制したクリソベリル(Chrysoberyl)。オッズは12.00倍となっています。

クリソベリル

国内では負けなし。1800m戦は4戦4勝と距離的な適性も十二分ということを考えると、むしろこの21.00倍というオッズはかなり低評価とも思えます。国内での最終追切も順調に終わり、状態面も十分な期待を持てます。

鞍上は日本での主戦であった川田騎手からC.スミヨン騎手へとバトンタッチ。

C.スミヨン騎手

海外一流ジョッキーの手腕に期待したいという部分ももちろんありますが、怖い存在の一頭であるベンバトルの前走の手綱を取っていたスミヨン騎手を確保できたという観点から考えても大きなメリットではないでしょうか。

もう1頭の遠征馬がゴールドドリーム(Gold Dream)。オッズは34.00倍となっています。

ゴールドドリーム

海外遠征は2017年のドバイワールドカップ以来2度目。その際は14着と大敗を喫し、その後も精彩を欠きましたが、ここ最近は円熟味を増したレースぶりでG1レースを4勝。古馬最上位のダートホースとして、サウジカップ制覇を目指します。

ご覧いただいたように非常に豪華メンバーのサウジカップ。第一回優勝馬の栄冠はどの馬に輝くのでしょうか。同レースは2月29日土曜日に開催予定です。