今年の夏は梅雨が早く明け国民それぞれが前倒しで夏ムードになっています。夏といえば名古屋場所、今年は7月10日にドルフィンズアリーナにて名古屋場所が開催されます。2020年の冬から新型コロナウィルス感染症により次々にイベントごとが中止や延期と世界中が異常状態となっていましたがイベント関係は少しずつですが緩和が見られるようになりました。
日本国内においてはコロナ規制は世界と比較しても厳しいと言われているのが現実ではありますが名古屋場所では、ようやく観客数の制限が撤廃となりました。今年はキッチンカーや屋台の出店もあり、観戦しながらの軽食も今のところ可とされています。相撲だけでなく食事においても楽しませてくれ、期待は大きいです。
今回の名古屋場所は2020年3月の春場所から2年以上が経ち上限なしの観客動員、吉となってほしいと願うばかりです。
大相撲名古屋場所は「ベットチャンネル」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。
2場所連続優勝を狙う横綱照ノ富士
名古屋場所の番付が6月27日に発表され、横綱・大関、そして三役は夏場所と顔触れが一緒で、新入幕も錦富士1人というやや話題性に乏しい新番付となりました。しかし御嶽海と正代の2大関がカド番のため、もし名古屋場所で負け越すようなことがあれば、そろって関脇に陥落する事態となっています。崖っぷち大関二人はサバイバーになることはできるのでしょうか。残る上位陣は横綱照ノ富士と大関貴景勝の2人だけとなっていますが横綱が地位と認定された1909年2月以来、最も小人数である可能性が出てきました。このように番付制度崩壊の危機と不安視されています。
夏場所、12勝3敗で7度目の優勝を飾った横綱照ノ富士ですが、今回は2場所連続だけでなく優勝すれば初の名古屋場所の優勝となります。優勝した2年前は新型コロナウイルスの影響で東京・両国国技館開催となりそして昨年は横綱白鵬との千秋楽相星決戦に敗れ、優勝を逃しています。今年こそ悲願の優勝としたいところですが4.70倍で優勝に一番近い状態です。2番目にはカド番の御嶽海で5.90倍です。3番目には6.86倍の貴景勝です。
【大相撲名古屋場所優勝オッズ】
※オッズは７日午前１１時現在
朝乃山、三段目からの再起へ
幕内での熾烈な優勝争いに注目が集まるが、三段目にも注目力士がいます。それは昨年6月に6場所出場停止処分を受けた大関経験者の朝乃山です。それだけでなく昨年5月、外出禁止期間に度重なる飲食店通いが発覚し、協会の調査に虚偽の説明も行い厳罰が下り朝乃山は21年6月に6場所出場停止処分を受けました。現在幕下以下の力士が締める黒色のまわしで稽古を行い、右四つの力強い寄りが健在です。朝乃山のオッズはその他の力士のオッズとなり74.50倍と優勝へは厳しい道のりにはなりますが反省の意だけでなく、みんなの期待と行いの十字架を背負い今回の名古屋場所を望みます。
