2月26日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われるサウジカップデー。2020年からスタートした同レース。総賞金は2000万米ドルと破格な賞金額であり、施行日はサウジカップデーと称して、本競走を含め8つの競走(6つは国際競走で1つはアラブ馬限定)が行われますが、日本馬もテーオーケインズ含む10頭が出走予定です。
日本の出走予定の馬は以下の通りです。
・サウジカップ・G1(ダート1800㍍)
テーオーケインズ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎)
マルシュロレーヌ(牝6歳、栗東・矢作芳人厩舎)
・リヤドダートスプリント・G3(ダート1200㍍)
コパノキッキング(セン7歳、栗東・村山明厩舎)
ダンシングプリンス(牡6歳、美浦・宮田敬介厩舎)
チェーンオブラブ(牝5歳、美浦・小笠倫弘厩舎)
・1351ターフスプリント・G3(芝1351㍍)
エントシャイデン(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)
ソングライン(牝4歳、美浦・林徹厩舎)
ラウダシオン(牡5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)
・ネオムターフ・G3(芝2100㍍)
オーソリティ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)
・レッドシーターフハンデキャップ・G3(芝3000㍍)
ステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)
サウジカップ単勝オッズなど気になるオッズを「bet365」を見ながら紹介予想に移りましょう。
賞金総額2000万ドル!サウジカップのオッズは?
先述にもありましたが、サウジカップデーの大目玉のサウジカップですが日本からはテーオーケインズとマルシュロレーヌがエントリーされています。テーオーケインズは現在5歳でどんどん脂が乗ってきている年頃です。テーオーケインズの成績は昨年末のチャンピオンズカップが記憶に新しいのではないでしょうか?人気のソダシも出走していてソダシに注目しがちでしたがそれでも1番人気でそのまま人気の通り1着で制覇しました。日本のダート王が世界のダートに通用するのか注目です。
マルシュロレーヌは米国のブリーダーズカップ(BC)ディスタフに続く海外G1連勝が懸かるだけでなく、今回のレースが引退レースとなります。そのためこのレースは何としてもいい花道を飾りたいものです。
気になる日本馬のオッズの模様は、エースのテーオーケインズは3番人気で7.50倍で世界のトップクラスの馬に割り込む人気とは誇らしいだけでなくいい結果が出る期待ができそうです。マルシュロレーヌは8番人気で13.00倍と若干穴馬に近いものではありますが、ここで制覇するのは栄光だけでなくラストランでドラマになること間違いなしです。世界中が注目されているサウジカップです。日本馬は結果を出すことができるのでしょうか。
【サウジカップ2022単勝オッズ】
※オッズは23日午前10時現在
連覇を狙う帝王ミシュリフが1番人気!
日本馬の健闘を願いたいところではありますが「bet365」だけでなくブックメーカー各社によるオッズは、連覇を狙うミシュリフが1番人気に支持されています。ミシュリフは初遠征だった一昨年がサウジダービーで日本調教馬フルフラットの2着と初遠征であるにも関わらず誇らしい成績でした。2年連続のサウジ遠征となった昨年はサウジカップに出走すると米国のシャーラタン(2着)や秋にBCクラシック制覇したニックスゴー(4着)といった強敵をねじ伏せ1着。その後は3月のドバイシーマCで日本のクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーに快勝しました。自国英国ではエクリプスS(3着)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(2着)、英インターナショナルSを6馬身差で圧勝といい成績を残し、シーズン最終戦の英チャンピオンSは4着だった。サウジCへの参戦が実現すると、3年連続のサウジ遠征になりますが結果は2連覇しかないでしょう。オッズは2.87倍で圧倒的なオッズ、それに続く米国マンダルーン5.50倍です。