12月9日、エディオンアリーナ大阪にて『K-1 ReBIRTH2』が開催されます。K-1は今年7月にカルロス菊田氏が新たにプロデューサーに就任し、国内外の他団体と積極的に交流していく“全面開国”というコンセプトを掲げて新体制となり、9月には新体制後の第1回大会として『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』を開催、金子晃大と玖村将史による「K-1スーパー・バンタム級タイトルマッチ」や「無差別級のワンデー・トーナメント」などで大きな盛り上がりを見せました。今大会ではメインイベントとして、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海が挑戦者であるオウヤン・フェンと3度目の防衛をかけたタイトルマッチを行うほか、7月大会で玖村との3度目の対戦で死闘を制し、王座防衛に成功した第3代K-1スーパー・バンタム級王者である金子晃大が、中国キックボクシング選手権-57kg級第3位の中国の新星・ラン・シャンテン選手と対戦します。タイトルマッチを含む注目の試合はABEMAにて全試合無料生中継を予定しています。
K-1 ReBIRTH2のプレミナリーファイトを含む全23試合は以下の通りです。
・プレミナリーファイト第1試合:-51kg契約/3分3R
吉村 匠 vs. 元太郎
・プレミナリーファイト第2試合:K-1スーパー・フェザー級/3分3R
天野 颯大 vs. 原田 翔貴
・プレミナリーファイト第3試合:K-1フェザー級/3分3R
松本 海翔 vs. 魁志
・プレミナリーファイト第4試合:K-1スーパー・バンタム級/3分3R
村田 健悟 vs. 堀井 海飛
・プレミナリーファイト第5試合:-51kg契約/3分3R
山脇 飛翼 vs. 松葉 斗哉
・第1試合:K-1スーパー・ウェルター級/3分3R延長1R
アビラル・ヒマラヤン・チーター vs. 璃久
・第2試合:スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R延長1R
椿原 龍矢 vs. 健介
・第3試合:K-1フェザー級/3分3R延長1R
兼田 将暉 vs. ダウサヤーム・ウォーワンチャイ
・第4試合:K-1ライト級/3分3R延長1R
篠原 悠人 vs. 大岩 龍矢
・第5試合:K-1ウェルター級/3分3R延長1R
ジョムトーン・ストライカージム vs. 松岡 力
・第6試合:K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
星 龍之介 vs. 山口 翔大
・第7試合:【株式会社広成Presents】スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R
菅原 美優 vs. ルシール・デッドマン
・第8試合:K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
SAHO vs. リー・リーシャン
・第9試合:K-1WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
KANA vs. アントニア・プリフティ
・第10試合:K-1 WORLD GPバンタム級タイトルマッチ/3分3R延長1R
黒田 斗真 vs. 石井 一成
・第11試合:-66kg契約/3分3R延長1R
鈴木 勇人 vs. 豊樹
・第12試合:K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
海斗 vs. 宇佐美 秀 メイソン
・第13試合:【株式会社RTSオフィスTacoma Hello gooday Presents】K-1フェザー級/3分3R・延長1R
斗麗 vs. 川上 叶
・第14試合:スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
リュウ・ツァー vs. 谷川 聖哉
・第15試合:スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
金子 晃大 vs. ラン・シャンテン
・第16試合:スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
レオナ・ペタス vs. レミー・パラ
・第17試合:K-1 WORLD GPミドル級/3分3R・延長1R
ハッサン・トイ vs. 松倉 信太郎
・第18試合:【株式会社威風 Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R延長1R
和島 大海 vs. オウヤン・フェン
K-1 ReBIRTH2の展望は「ベットチャンネル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
和島大海は3度目の防衛をかけ中国最強のオウヤン・フェンと対戦!
第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者である和島大海は、殺傷能力の高い蹴り技を武器に持ち、19勝のうち16KOと高いフィニッシュ率を誇るファイターです。2021年には、木村“フィリップ”ミノルを下してスーパー・ウェルター級王座を獲得し、今年3月には、ムエタイの超強豪ジョムトーンをローキックでKOして初防衛に成功しました。続く7月には5年前に敗れているジョーダン・ピケオーにKO勝ちして2度目の防衛に成功。2RKO勝利で王座防衛とリベンジを果たし、現在8連勝中ともっとも勢いに乗っています。この勢いのままWLF武林風-70kg世界王者オウヤン・フェンを迎えた3度目の防衛戦に成功するか大きな注目が集まります。
対するオウヤン・フェンは中国70kg最強の呼び声が高いファイターです。過去にGLORY王者のティジャニ・ベズタティと接戦を演じたクリスチャン・バヤに勝利したことで、その名が一気に世界に広まりました。今年7月にはマラット・グレゴリアンとGLORYで対戦経験のあるアナトリー・モイセーエフをKOしています。また、過去にはSNSで和島に対戦要求をしたことから、ようやく実現した因縁カードとなっています。予想オッズは、和島勝利1.32倍、オウヤン勝利3.13倍と和島が優勢の予想です。果たして日本と中国の最強対決はどちらに軍配が上がるでしょうか?
【K-1 ReBIRTH2:和島大海 vs. オウヤン・フェン予想オッズ】
※オッズは6日午後0時現在
【K-1 ReBIRTH2:和島大海 vs. オウヤン・フェン試合結果予想オッズ】
※オッズは6日午後0時現在
不動のエースKANAはK-1女子フライ級王座4度目の防衛戦成功なるか?
K-1女子で不動のエースKANAは、現在保持しているK-1女子フライ級王座・4度目の防衛戦に臨みます。2019年12月の4選手参加の初代王座決定トーナメントを制して戴冠。昨年6月から今年7月の約1年の間に外国人ファイターを相手に4試合を行い、すべてKO勝利をマークしました。そのうちの3試合はタイトル防衛戦であり、現在のK-1王者の中で最多の防衛回数を誇ります。
対する挑戦者アントニア・プリフティはキックボクシングで24戦21勝の高い勝率を飾り、並行してMMAでは4戦(2戦1敗1分)のキャリアを持つ二刀流のファイターです。武器とする左右のフック連打は“ハリケーン”の異名を持ち、回転が止まらないほど強力です。前蹴りで自分の距離を作りパンチの連打に持ち込むのが必勝パターンで、これまでにWKUとVendettaの2団体で-57kgの世界王座を獲得しています。今回はそこから5kg絞ったフライ級(-52kg)でどこまで動けるかが勝利への鍵となるでしょう。予想オッズはKANA勝利1.31倍、アントニア勝利3.22倍とKANA優勢の見方です。ギリシャの強豪相手にKANAは4度目の防衛成功となるでしょうか?