スポーツカレンダー10月7日~10月13日:注目のスポーツイベントと予想オッズ

  1. 10月7日(月)
    1. 【テニス女子】武漢オープン(WTA 1000)(@中国)
  2. 10月9日(水)
    1. 【サッカー】ルヴァンカップ 準決勝(@日本各地)
  3. 10月10日(木)
    1. 【ゴルフ女子】ビュイックLPGA上海(@中国)
    2. 【ゴルフ男子】日本オープンゴルフ選手権(@埼玉)
  4. 10月11日(金)
    1. 【サッカー】FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選):日本代表 対 サウジアラビア(@サウジアラビア)
    2. 【ゴルフ女子】富士通レディース 2024(@千葉)
  5. 10月12日(土)
    1. 【格闘技】BELLATOR CHAMPIONS SERIES シカゴ (@イリノイ州(アメリカ))
    2. 【ボクシング】WBA・WBC・WBO・IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ:アルツール・ベテルビエフ vs. ディミトリー・ビボル(@サウジアラビア)
    3. 【格闘技】UFCファイトナイト・ラスベガス98:ブランドン・ ロイバル vs. 平良達郎(@ネバダ州(アメリカ))
    4. 【野球】プロ野球 クライマックスシリーズ ファーストステージ(@日本各地)
    5. 【ヨット】アメリカズカップ(@スペイン)
  6. 10月13日(日)
    1. 【陸上】シカゴマラソン(@イリノイ州(アメリカ))
    2. 【モータースポーツ】NASCAR バンク・オブ・アメリカ・ローバル400(@ノースカロライナ州(アメリカ))
    3. 【競馬】秋華賞(G1)(@京都)
    4. 【格闘技】RISE WEST.23(@福岡)
    5. 【ボクシング】Prime Video Presents Live Boxing 第10弾(@東京)

10月7日(月)

【テニス女子】武漢オープン(WTA 1000)(@中国)

10月7日~13日にかけて、中国・武漢市にて『武漢オープン』が開催されます。武漢は新型コロナ流行を受けて2020年1月にロックダウン(都市封鎖)を導入し、WTA(女子テニス協会)の大会はそれ以降行われていませんでした。新型コロナ禍後初めての開催となる武漢オープンには、大坂なおみがエントリしています。ですが、現時点では本戦にストレートインすることはできておらず、補欠として出場待ちをしている状態です。

10月9日(水)

【サッカー】ルヴァンカップ 準決勝(@日本各地)

10月9日~13日にかけて、日本各地で『ルヴァンカップ準決勝』が開催されます。
開催の日程は以下の通りです。

【10月9日 準決勝・第1戦】
横浜FM vs. 名古屋(日産S)
新潟 vs. 川崎F(デンカS)

【10月13日 準決勝・第2戦】
名古屋 vs. 横浜FM(豊田ス)
川﨑F vs. 新潟(U等々力)

10月10日(木)

【ゴルフ女子】ビュイックLPGA上海(@中国)

10日~13日にかけて、中国の旗忠ガーデンゴルフクラブにて『ビュイックLPGA上海』が開催されます。2018年に始まった本大会で、昨年は中国系アメリカ人エンジェル・インが、リリア・ヴをプレーオフで破り優勝を飾りました。今大会にエントリーしている日本勢は、西郷真央、畑岡奈紗、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧、他にも出場希望の吉田優利は上位選手の欠場が多いため、ほぼ出場が決定しています。

【ゴルフ男子】日本オープンゴルフ選手権(@埼玉)

10日~13日にかけて、埼玉県にある東京ゴルフ倶楽部にて『日本オープンゴルフ』が開催されます。ゴルファー日本一を決める、国内ツアー最高峰の今大会は1927年に創始され、第1大会優勝者であるアマチュアの赤星六郎以来、プロフェッショナルが優勝してきましたが、2022年大会では蝉川泰果が大会史上2人目のアマチュア優勝を飾りました。また、昨年はベストスコア65をマークした岩﨑亜久竜が通算-8で逆転初優勝を飾っています。今大会優勝者には翌年の海外メジャー出場権も与えられるなどの恩恵もあるだけに、海外での活躍を目指す選手にとっては掴みたいタイトルです。

10月11日(金)

【サッカー】FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選):日本代表 対 サウジアラビア(@サウジアラビア)

10月11日、サウジアラビアのキング・アブドゥッラー・スポーツシティにて『FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)グループC マッチデー2:日本代表 対 サウジアラビア』が開催されます。8大会連続8度目のW杯出場を目指す日本代表は、アジア2次予選でグループBに入り、6戦全勝の首位で突破すると、最終予選ではオーストラリア代表、サウジアラビア代表、バーレーン代表、中国代表、インドネシア代表と同組のグループCに入りました。9月の最終予選2試合では、初戦のホーム中国代表戦で7-0、第2節のバーレーン代表戦では5-0と合計12得点無失点と圧倒的な強さを示し、2連勝を飾りました。しかし第3節の対戦相手であるサウジアラビア代表は、日本、オーストラリアに次ぐ3番手としてグループCに入ってきたチームです。日本代表とサウジアラビア代表が最後に対戦したのは、2022年2月1日に行われた前回のW杯アジア最終予選で、この時は日本代表が2-0とホームで勝利しています。

【ゴルフ女子】富士通レディース 2024(@千葉)

10月11日~13日、千葉県にある東急セブンハンドレッドクラブにて『富士通レディース2024』が開催されます。国内女子レギュラーツアーの終盤戦となる今大会、昨年は宮里藍、畑岡奈紗に続き、櫻井心那がJLPGAツアー史上3人目となる10代でのツアー4勝目を飾りました。激しい優勝争いや、シード権争いなどから目が離せません。

10月12日(土)

【格闘技】BELLATOR CHAMPIONS SERIES シカゴ (@イリノイ州(アメリカ))

10月12日、イリノイ州のウィントラストアリーナにて『BELLATOR CHAMPIONS SERIES シカゴ』が開催されます。

【ボクシング】WBA・WBC・WBO・IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ:アルツール・ベテルビエフ vs. ディミトリー・ビボル(@サウジアラビア)

10月12日、サウジアラビア・リアドにあるキングダム・アリーナにて『WBA・WBC・WBO・IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ:アルツール・ベテルビエフ vs. ディミトリー・ビボル』が開催されます。今大会メインは、WBC、WBO、IBF世界ライトヘビー級王者アルツール・ベテルビエフとWBAスーパー王者ドミトリー・ビボルによる4団体王座統一戦です。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:ウィリアムヒル、bet365、ピナクル、Sportsbet.io、888sport、dafabet

【WBA・WBC・WBO・IBF世界ライトヘビー級タイトルマッチ:アルツール・ベテルビエフ vs. ディミトリー・ビボル 対戦予想オッズ】

※オッズは3日午前9時現在

【格闘技】UFCファイトナイト・ラスベガス98:ブランドン・ ロイバル vs. 平良達郎(@ネバダ州(アメリカ))

10月12日、ネバダ州にて『UFCファイトナイト・ラスベガス98:ブランドン・ ロイバル vs. 平良達郎』が開催されます。UFCフライ級5位の平良達郎は、2022年にUFCと契約を結び今年6月の『UFC on ESPN: Perez vs. Taira』で当時ランキング5位のアレックス・ペレスと対戦してTKO勝ち。2Rに平良がスタンディングバックを奪いグラウンドに倒れこんだ際に、ペレスが右膝を負傷してのTKO勝ちでしたが、始終優位に試合を進めていまいた。

対戦相手であるロイバルは戦績16勝7敗で、2020年5月のUFCデビューを果たしました。昨年12月の『UFC 296』では世界フライ級タイトルマッチに初挑戦し、パントージャと再戦するも3-0の判定負けを喫しました。この試合で平良が勝利すれば、フライ級タイトルマッチ時期挑戦者にある可能性が非常に大きく、強敵であるロイバルに勝利し、パントージャの持つベルトを獲得することができるかが期待されます。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:bet365、ピナクル、Sportsbet.io、888sport、dafabet

【UFCファイトナイト・ラスベガス98:ブランドン・ ロイバル vs. 平良達郎 対戦予想オッズ】

※オッズは3日午前9時現在

【野球】プロ野球 クライマックスシリーズ ファーストステージ(@日本各地)

12日~14日にかけて、『プロ野球 クライマックスシリーズ ファーストステージ』が開催されます。ファーストステージでは、各リーグの2位と3位が3試合制で戦い、先に2勝をあげた球団がファイナルステージへと挑みます。セ・リーグは、阪神が甲子園球場で3位球団と戦い、ファーストステージを突破した球団がリーグ優勝の巨人と戦います。また、パ・リーグはファーストステージでは日本ハムとロッテがエスコンフィールドで戦い、ファイナルステージではソフトバンクと戦います。注目のクライマックスシリーズは見逃せません。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:bet365、ベットチャンネル、dafabet

【NPBクライマックスシリーズ パ・リーグ優勝予想オッズ】

※オッズは3日午前9時現在

【ヨット】アメリカズカップ(@スペイン)

12日~20日にかけて、世界最高峰の国際ヨットレースで『アメリカズカップ』が開催されます。

10月13日(日)

【陸上】シカゴマラソン(@イリノイ州(アメリカ))

10月13日、イリノイ州のグランド・パークにて『シカゴマラソン』が開催されます。アボット・ワールドマラソンメジャーズ6大会のひとつであり、今年は46回目の開催となります。イリノイ州の市大都市であるシカゴ中心部に位置するグランド・パークを発着とした42.195kmのマラソンコースにてレースが行われます。2023年大会は、今年2月突然の事故死でこの世を去ったケルビン・キプタムが2時間0分35秒でフィニッシュし、男子マラソンの世界新記録タイムを樹立して世界中で話題となりました。また、女子ではパリ2024でオリンピック金メダルに輝いたオランダ代表のシファン・ハッサンが優勝を飾りました。今年はプロフェッショナルアスリート枠より女子13名、男子27名の招待が組織委員会より発表されており、その中には丸山竜也、安井雄一、吉岡智輝の3選手が日本代表ランナーとして登録されています。

【モータースポーツ】NASCAR バンク・オブ・アメリカ・ローバル400(@ノースカロライナ州(アメリカ))

10月13日、ノースカロライナ州のシャーロット・モーター・スピードウェイにて『NASCAR バンク・オブ・アメリカ・ローバル400』が開催されます。

【競馬】秋華賞(G1)(@京都)

10月13日、京都競馬場にて『秋華賞(G1、芝・2000㍍)』が開催されます。今レース主役とされるのが、オークス2着以来となるステレンボッシュで、デービュー以来連対を外しておらず、阪神JF2着、桜花賞1着と実績は最上位です。牝馬2冠なるか注目が集まります。同じく牝馬2冠を狙うのが、チェルヴィニアです。桜花賞こそ13着に敗れましたが、主戦のルメール騎手が落馬負傷でムルザバエフへの手替わりの影響とも考えられます。巻き返したオークス同様にステレンボッシュとの一騎打ちムードが漂います。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:bet365

【秋華賞 単勝予想オッズ】

※オッズは3日午前9時現在

【格闘技】RISE WEST.23(@福岡)

10月13日、福岡・西鉄ホールにて『RISE WEST.23』が開催されます。今大会では、DEEEP☆KICK王者の稲井良弥が初参戦し、地元ミドル級ランカーの翔真と激突します。DEEP☆KICK 70kg王者でRISEではウェルター級トップ戦線で活躍する稲井良弥は、今年4月に左裂孔原性網膜剥離となりタイトルマッチを欠場していましたが、怪我も完治し今回が復帰戦となります。対する地元福岡のミドル級ランカー翔真は、全大会では進撃の祐基を左ハイキックでKOし、メインを勝利で飾りました。しかし7月には初の海外遠征で無念のKO負けを喫しており、今回ホームで負けることは許されません。地元でその実力を発揮し王者を撃破できるか注目です。

【ボクシング】Prime Video Presents Live Boxing 第10弾(@東京)

10月13日~14日の2日間に渡り、東京・有明アリーナにて『Prime Video Presents Live Boxing 第10弾』が開催されます。中谷潤人選手、井上拓真選手、田中恒成選手、ユーリ阿久井政悟選手、アンソニー・オラスクアガ選手のタイトルマッチに加えて、寺地拳四朗選手、岩田翔吉選手の王座決定戦などの7試合のボクシング世界タイトル戦に加え、那須川天心選手のWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦が行われます。

・WBA世界バンタム級タイトルマッチ:井上拓真 vs. 堤聖也
ともに1995年生まれで「95年世代」というゴールデンエイジで注目を集めるWBAバンタム級王者の井上拓真は初日の13日に、元日本同級王者である堤聖也を相手に3度目の防衛戦を行います。両者は高校時代にインターハイ準決勝で戦い、井上が勝利。今回は因縁の対決ということでも注目が集まります。井上は、「怪物の弟」として高校3年生の時にプロデビューを果たすと、デビュー戦でのちの世界王者、福原辰弥を判定で破り、デビュー5戦目でOPBF東洋太平洋スーパーフライ級タイトルを獲得しています。デビュー時からすでに完成されたボクシングを展開していた井上は、その子もベテランたちを相手に技術で上回り、2018年にはぺッチ・CPフレッシュマートを破っってWBC世界バンタム級王座を獲得しました。その後の王座統一戦では、ノルディーヌ・ウバーリに負けて初黒星がつくも、続く栗原慶太、和氣慎吾、古橋岳也といったトップ選手を次々と撃破しました。

対する堤は、プロ入り後11勝(8KO)2訳と無敗で初の世界挑戦となります。大学卒業後の2018年にデビューを果たすと、GOD’S LEFTバンダム級トーナメントでその名を馳せました。7名が参加したトーナメントのシードから戦わずして決勝へ進み、初戦と準決勝を初回KOで勝ち上がった中嶋一輝と対戦しました。この時は中嶋が優勢と思われましたが、堤が素晴らしい立ち回りを見せ、結果はドロー。マジョリティドローで優勝は中嶋となったものの、堤はこの1試合でさらに注目を集めました。その9ヶ月後の元世界王者の比嘉大吾戦はまたもドロー、結果的にここでも堤は評価を上げますが、コロナ禍に入り、長いレイオフ期間を過ごしました。久々のリング登場となった日本タイトルマッチでは見事トーナメント優勝を飾り、今回の一戦を迎えます。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:ウィリアムヒル、bet365、dafabet

【WBA世界バンタム級タイトルマッチ:井上拓真 vs. 堤聖也 対戦予想オッズ】

※オッズは3日午前10時現在

・WBC世界フライ級王座決定戦:寺地拳四朗 vs. クリストファー・ロサレス
プロボクシングの前WBA、WBC世界ライトフライ級統一王者で、現WBC世界フライ級1位の寺地拳四朗は同級2位のクリストファー・ロサレスとの王座決定戦に臨みます。今年1月のエディオンアリーナ大阪では、1度ずつのダウンを奪い合う激闘の末、WBA世界ライトフライ級1位、WBC世界同級2位だったカルロス・カニサレスに2-0の12回判定勝ちし、WBC王座4度目、WBA王座3度目の防衛に成功しました。

2018年に比嘉大吾を9回TKOで破り王座を獲得したロサレスは、その後トレーニングを怠り、報酬目当てで戦ったチャーリー・エドワーズ戦でまさかの敗戦。僅か9ヶ月の短命王者に終わりました。ですが、約6年ぶりに巡って来た世界王座獲得のチャンスに地元からの注目は高く、好ファイトが期待されます。

現時点で、オッズが公開されているブックメーカー:ウィリアムヒル、bet365、Sportsbet.io、dafabet

【WBC世界フライ級王座決定戦:寺地拳四朗 vs. クリストファー・ロサレス 対戦予想オッズ】

※オッズは3日午前10時現在

・WBA世界フライ級タイトルマッチ:ユーリ阿久井政悟 vs. タナンチャイ・ナコンルアンプロモーション
15位のタナンチャイ・チャルンパックの挑戦を受けて、1度目の防衛戦を行う王者・ユーリ阿久井政悟も井上、堤、WBO世界スーパーフライ級王座の防衛戦に臨む田中恒成と同学年の「95年世代」です。大学を卒業後、警備会社に入社。世界初挑戦が決まった昨年9月から練習ん専念するために休職していましたが、今年7月に復職すると、1月のエディオンアリーナ大阪で王者だったアルテム・ダラキアンに3-0の12回判定勝ちで世界王座を獲得し、5月には東京ドームで挑戦者の桑原拓に3-0の12回判定勝ちして初防衛に成功しました。試合内容よりも勝利にこだわる姿勢を見せるユーリ阿久井の戦いにも注目です。

・WBO世界ライトフライ級王座決定戦:岩田翔吉 vs. ハイロ・ノリエガ
2位のハイロ・ノリエガとの王座決定戦に臨む岩田翔吉は、2022年11月に当時の王者ジョナサン・ゴンザレスに判定負けして以来、1年11ヶ月ぶり2度目の世界戦となります。13勝中10KO(1敗)と高いKO率を誇り、特に世界初挑戦から再起後、強豪相手に4連続KO勝利と強打にさらに磨きがかかりました。自慢の“石の拳”で早大出身初の世界王座を掴むことができるか期待が高まります。