天皇賞(春)の予想オッズ:菊花賞馬ドゥレッツァ、重賞連勝中のテーオーロイヤルの2強ムード!

天皇賞(春)2024

4月28日、京都競馬場にて『第169回天皇賞(春)(G1、芝・3200㍍)』が開催されます。昨年の菊花賞馬ドゥレッツァや、ダービー馬のタスティエーラ、古馬長距離戦線をリードするテーオーロイヤルやサリエラ、シルヴァーソニックなど、長距離王を決定するのに相応しい豪華面々が揃いました。今年の天皇賞(春)はドゥレッツァとテーオーロイヤルの2強ムードが漂いますが、予想を覆す伏兵が現れるのか。伝統の天皇賞(春)で戴冠を果たすのはどの馬でしょうか?

出走予定の馬は以下の通りです。

ドゥレッツァ(牡4・美浦・尾関知厩舎)
テーオーロイヤル(牡6・栗東・岡田稲厩舎)
タスティエーラ(牡4・美浦・堀宣行厩舎)
サリエラ(牝5・美浦・国枝栄厩舎)
ブローザーホーン(牡5・栗東・吉岡辰厩舎)
ワープスピード(牡5・美浦・高木登厩舎)
サヴォーナ(牡4・栗東・中竹和厩舎)
チャックネイト(セ6・美浦・堀宣行厩舎)
ディープポンド(牡7・栗東・大久保厩舎)
シルヴァーソニック(牡8・栗東・池江泰厩舎)
マテンロウレオ(牡5・栗東・昆貢厩舎)
ゴールドプリンセス(牝4・栗東・寺島良厩舎)
スマートファントム(牡4・栗東・石橋守厩舎)
ハピ(牡5・栗東・大久保厩舎)
プリュムドール(牝6・栗東・奥村豊厩舎)
シュヴァリエローズ(牡6・栗東・清水久厩舎)
メイショウブレゲ(牡5・栗東・本田優厩舎)
スカーフェイス(牡8・栗東・中竹和厩舎)
ヒンドゥタイムズ(セ8・栗東・斉藤崇厩舎)
メロディーレーン(牝8・栗東・森田直厩舎)
ウインエアフォルク(牡7・美浦・根本康厩舎)

ウィリアムヒル天皇賞(春)の展望は「ウィリアムヒル」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。

G1・2勝目を狙うドゥレッツァが伝統の春盾制覇最有力予想か?

ドゥレッツァ

最も注目を集めるドゥレッツァは、3歳クラシックでは春のシーズンの大舞台へは出走できませんでしたが、最後の菊花賞で2着に3馬身差をつける快勝で強豪馬を一蹴しました。未勝利からの5連勝で菊花賞を勝利していることからもスタミナがあることは証明済みです。前走の金鯱賞ではブログノーシスに5馬身差離されて2着と完売に終わりましたが、今回は菊花賞で好走した京都の3200㍍が舞台なだけに期待が高まります。主戦であったルメール騎手の負傷離脱は懸念されますが、今レースでは戸崎騎手と3戦ぶりにタッグを組みます。皐月賞をジャスティンミラノで制して勢いに乗っている戸崎騎手を背に、どのような走りを見せるのか注目です。

そして前走の阪神大賞典で後続に5馬身差をつけ快勝したベテラン勢のテーオーロイヤルは、昨年12月のステイヤーズCで2着、続くダイアモンドSで1着、前走で1着と連勝中です。また、3戦いずれもメンバー最速と、現在の長距離界では頭ひとつ抜けた存在となっています。一昨年の同レースでは、タイトルホルダーやディープポンドら相手に3着と健闘。ベテランの経験と底力で、初の京都で待望のG1初制覇なるか期待がかかります。

4歳世代ダービー馬のタスティエーラは、大阪杯で11着とまさかの大敗を喫しました。昨年クラシックで全て連対のダービー馬がこのままでは終われないと今レースでの巻き返しをはかります。有馬記念、大阪杯と古馬混合になってからの2戦は思うような結果が残せていませんが、今回は菊花賞で2着の京都の舞台、鞍上も菊花賞でコンビを組んだモレイラ騎手という事もあり、世代のトップホースとして底力を見せることができるか注目が集まります。

71年ぶりの牝馬Vの快挙に期待がかかるサリエラの走りにも注目!

サリエラ

関東馬のサリエラは、前走のダイアモンドSで、テーオーロイヤルとタイム差なしの2着に入る激走を見せました。2021年のカレンブーケドールの3着以来の牝馬による圏内入線に、今レースでの走りにも期待が高まります。1953年のレダ以来となる牝馬VとG1初制覇に挑みます。鞍上は春の盾で歴代最多8勝をあげている武豊騎手で、名手の手綱捌きには大きな期待が集まります。果たしてサリエラは『平成の盾男』こと武騎手とのコンビで71年ぶりの快挙達成となるでしょうか?

そして、前走の阪神大賞典では1番人気に推されながらも3着に敗れたブローザホーンも虎視眈々とG1タイトルを狙います。長距離レースを中心に戦ってきていることから長い距離での適性は高く、上位争いに絡める実力馬です。ブローザホーンは年明けの日経新春杯で鮮やかな重賞初制覇を飾っており、初勝利が9戦目の3歳未勝利馬がいよいよG1の大舞台に立ちます。

天皇賞(春)優勝予想オッズ

戸崎騎手とのコンビで春の盾制覇を狙う菊花賞馬ドゥレッツァは、1番人気の予想オッズ2.75倍です。続いて待望のG1初制覇を狙うテーオーロイヤルが4.50倍の予想です。前走のような圧勝劇をみせるのか期待がかかります。昨年の菊花賞2着以来2度目のモレイラ騎手とのコンビで勝利を目指すタスティエーラは、予想オッズ7.00倍、71年ぶりの牝馬Vの期待がかかるサリエラ、アメリカJCCを制したチャックネイト、日経新春杯で重賞初制覇を飾ったブローザーホーンは、予想オッズ11.00倍です。伝統の長距離戦を制するのはどの馬でしょうか?

【天皇賞(春)優勝予想オッズ】
天皇賞(春)優勝予想オッズ
※オッズは22日午前10時現在

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