超人たちがその力の限りを尽くし、迫力満点の戦いを繰り広げる至玉のエンターテイメント、WWE。その年間最大のイベント、レッスルマニアの開催がいよいよ近づいてきました。
2019年のレッスルマニア35は、現地4月7日にニュージャージー州イーストラザフォードのメットライフ・スタジアムで開催されます。
世界中に2,500万人以上のユーザーを持つオンラインカジノグループに属するブックメーカー「888Sport」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。
世界最大のプロレスイベント、レッスルマニア
絶大な人気を誇るアメリカのプロレス団体、WWE。そのド派手なエンターテイメントの人気はアメリカにとどまらず、日本はもちろんヨーロッパ、アジア、中南米などにも広がっています。
その長い歴史の中には伝説的なスーパースターも多く在籍し、例えば新日本プロレスにも在籍して日本において絶大な知名度を誇るハルク・ホーガンや大巨人のあだ名で恐れられたアンドレ・ザ・ジャイアント、WWEで活躍後に俳優に転身し、いまや世界一稼ぐ俳優にまで上り詰めたドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンなどがその代表格に挙げられます。
その収益規模も莫大なものとなっており、2017年度の売上額はなんと約850億円。スポーツリーグではなく、あくまで1つのスポーツチームと捉えた場合その規模はサッカーのマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンなども凌いで世界一。その人気ぶりがよくわかることでしょう。
レッスルマニアは、そんなWWEの中でも1年で最大のイベントです。かつてはインドアスポーツにおける観客動員数の最大記録（93173人）を保持していたほどで、プロレスの興業においては世界最大のイベントの座を揺るぎないものといえます。2018年のレッスルマニアでは8万人弱が現地で観戦し、その日の興行収入はなんと15億5100万円。世界的にもまれな規模のビッグイベントの一つです。
中邑がタッグ王座戦に出場！アスカはバトルロイヤルに名を連ねる
昨年のレッスルマニア34には、日本の男子は中邑真輔がWWE王座戦でAJスタイルズと、女子はアスカがWWE スマックダウン女子王座戦でシャーロット・フレアーと対戦し、ともに敗戦。また、20人形式女子バトルロイヤル戦にカイリ・セイン（宝城カイリ）が出場したものの、こちらも優勝を逃しました。
リベンジを狙う中邑はルセフとコンビを組み、WWEスマックダウンタッグチーム王座戦への参戦が決まり、2年連続のレッスルマニア出場を達成。そのほかアンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤルにも出場します。
アスカは3月27日のスマックダウンでアスカがスマックダウン女子王者としての防衛戦に臨み、昨年のレッスルマニアで敗れた因縁の相手シャーロット・フレアーに敗れて王座陥落し、メイン出場は逃しましたが女子バトルロイヤルへの参加が決まっています。
あの“ドラックス”がWWEに復帰！トリプルHとの因縁対決に臨む
今回のレッスルマニアでもっとも注目に値する一戦は、なんといってもWWE最大のスターの一人にして、最高執行責任者を務めるトリプルHと、かつてWWEで活躍しながらも、トリプルHとの確執によって2014年に退団していたバティスタの対戦が決まったことです。
WWEレスラーのバウティスタを知らない人でも、マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ』でドラックス・ザ・デストロイヤー役を演じる人気俳優デイヴ・バウティスタといえばわかる人も多いのではないでしょうか。
ドウェイン“ザ・ロック”ジョンソン同様にWWEからハリウッドの世界に活躍の舞台を移したバティスタ。彼の5年ぶりのWWE復帰はWWEファンにとっても、俳優としての彼のファンにとっても、ドリームマッチとなることでしょう。
「888sport」発表の勝敗オッズは、トリプルH勝利が1.34倍、バティスタ勝利が3.00.倍となっています。
【トリプルH対バティスタ戦オッズ】
※オッズは４日午後１０時現在
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タッグ戦最高オッズは王者ウーソズ！中邑＆ルセフ組は4番手に
タッグ王座戦はジェイ・ウーソとジミー・ウーソの王者ウーソズが1.50倍で優勝候補筆頭となりました。2番手はリコシェ＆アリスター・ブラック組で3.25倍、3番手はシェイマスとセザーロのザ・バーで6.50倍。
4番手に中邑真輔＆ルセフ組で8.00倍となりました。中邑としては低い評価になってしまいましたが、昨年ロイヤルランブルで優勝した時のように、再び前評判を覆す快挙を達成してほしいところです。
【タッグ王座戦オッズ】
※オッズは４日午後１０時現在
バトルロイヤルにはホーガン、中邑、シナ、ストローマンなどビッグネームが多く出場
アンドレ・ザ・ジャイアント記念バトルロイヤルの優勝候補筆頭は、前回レッスルマニア34でWWE RAWタッグチーム王座戦を一人（とレフェリーの息子のニコラス君）で勝利したブラウン・ストローマンで、「888sport」発表オッズは1.80倍。
続いてアンドラーデが2番手の7.00倍、カート・ホーキンスとサミ・ゼインが3番手タイの9.50倍、ジョン・シナが5番手の11.00倍となっています。
そのほか、昨年WWE復帰を果たした殿堂入りレスラー、ハルク・ホーガンも参加し、オッズは15番手タイの21.0倍。中邑真輔は31番手タイの41.0倍となっています。
【アンドレ・ザ・ジャイアント記念バトルロイヤル優勝オッズ】
※オッズは４日午後１０時現在
