【10Bet】ハリルジャパン初陣!日本代表はチュニジアとウズベキスタンと国際親善試合からロシアW杯に向けて船出―ブックメーカーオッズは日本有利予想

キリンチャレンジカップ & JALチャレンジカップ2015

ハリルジャパン、始動―。ハビエル・アギーレ前監督のあとを引き継いだハリルホジッチ新監督がサムライブルーを率いて初陣に挑みます。ハリルジャパンの初戦となるサッカーの国際親善試合(キリンチャレンジカップ2015)「日本―チュニジア」が、27日午後7時30分から大分スポーツ公園総合競技場でキックオフします。続けて、東京スタジアムに場所を移して第2戦となる対ウズベキスタン戦(JALチャレンジカップ)が31日午後7時25分から行われます。

今月19日にハリルホジッチ監督自ら名前を呼び上げて、プレゼンテーションという形で日本代表メンバーを発表しました。31人の日本代表に12人のバックアップメンバーを加えた総勢43人のサムライブルーたちが、ハリルジャパンの初陣を飾ります。

ハリルホジッチ

【ハリルジャパン日本代表メンバー(3月19日発表時)】
<GK>川島永嗣(Sリエージュ)東口順昭(G大阪)西川周作(浦和)権田修一(FC東京)林彰洋(※鳥栖)
<DF>酒井高徳(シュツットガルト)吉田麻也(サウサンプトン)森重真人(FC東京)太田宏介(FC東京)酒井宏樹(ハノーバー)内田篤人(シャルケ)水本裕貴(広島)槙野智章(浦和)藤春広輝(G大阪)昌子源(鹿島)長友佑都(インテル・ミラノ)千葉和彦(※広島)車屋紳太郎(※川崎F)塩谷司(※広島)鈴木大輔(※柏)
<MF>長谷部誠(フランクフルト)香川真司(ドルトムント)青山敏弘(広島)柴崎岳(鹿島)清武弘嗣(ハノーバー)山口蛍(C大阪)今野泰幸(G大阪)大森晃太郎(※G大阪)米本拓司(※FC東京)谷口彰悟(※川崎F)高萩洋次郎(※ウェスタンシドニー)
<FW>本田圭佑(ACミラン)永井謙佑(名古屋)小林悠(川崎F)乾貴士(フランクフルト)武藤嘉紀(FC東京)岡崎慎司(マインツ)大迫勇也(ケルン)興梠慎三(浦和)宇佐美貴史(G大阪)柿谷曜一朗(※バーゼル)川又堅碁(※名古屋)豊田陽平(※鳥栖)
※はバックアップメンバー
注:小林悠(川崎F)がケガのためバックアップメンバーであった川又堅碁(名古屋)に変更され、興梠慎三(浦和)がケガのため離脱、長友佑都(インテル・ミラノ)はケガのため不参加

早くも“ハリル色”が出ている選考となっています。長年代表を務めてきた遠藤保仁が代表から外れました。その代りではないですが、G大阪のチームメイトである宇佐美貴史が約2年4か月ぶりに代表に復帰すると、サイドバックの藤春広輝が初のA代表入りを果たしました。本田圭佑や香川真司といった欧州組が選ばれ、スピードのある永井謙佑ら9人のFWが選出されるなど、元FWのハリルホジッチ監督の新たなチーム作りへの決意がうかがえます。

宇佐美 貴史

ハリルホジッチ監督は、昨年のブラジルW杯でアルジェリア代表を率いてベスト16入りに導いた実績を持っています。国際親善試合が行われる大分には誰よりも早く現地入りを果たし、練習が始まればわずか24分のランニングで終了。かと思えば、「軍隊式」とマスコミが騒いでいるウォーミングアップから機敏な動きを求める指導を行うなど、こちらも“ハリル色”を出して選手たちとの意思疎通を図ろうとしています。

永井 謙佑 藤春 広輝

10Bet ロゴ日に日に期待感が高まっているハリルジャパンの初陣がいよいよ27日です。日本代表がどのような戦い方をするのか世界からの注目も集まります。日本語対応のブックメーカー(スポーツブック)「10Bet」が国際親善試合の「日本―チュニジア」の勝敗オッズなどを発表していますので、それを一つのパラメーターとして見てみましょう。

【国際親善試合勝敗オッズ】
国際親善試合勝敗オッズ
※オッズは26日午前11時現在

国際親善試合は25日から31日にかけて世界中で開催されます。なかなか他の国がどこといつ試合をするのかの情報を探すのは大変ですよね。でも、ブックメーカーのオッズを見れば簡単にチェックできます。

チュニジア国旗【「日本―チュニジア」勝敗オッズ(27日午後7時30分~)】
日本勝利:1.35倍
ドロー(x):4.25倍
チュニジア勝利:8.50倍
※オッズは26日午前11時現在

 

ウズベキスタン国旗【「日本―ウズベキスタン」勝敗オッズ(31日午後7時25分~)】
日本勝利:1.47倍
ドロー(x):3.85倍
ウズベキスタン勝利:6.65倍
※30日午前9時更新

最新のFIFA世界ランクで日本は53位、チュニジアは25位、ウズベキスタンは72位となっています。ランキング上ではチュニジアにダブルスコアと溝を開けられていますが、ブックメーカーのオッズでは日本が1.35倍、チュニジアが8.50倍とダブルスコア以上のオッズ差で日本が優位であることが示されています。

ヨアン・トゥズガール アハマド・アカイシ

チュニジアと言えば、今月に起こった博物館襲撃事件、テロが思い出されます。「アラブの春」と称されたジャスミン革命で民主化が進んでいる国だったのですが。。。そのチュニジアはアフリカ選手権2015で決勝トーナメント進出を果たしましたが、1月31日の初戦で赤道ギニアに1-2で敗れました。今回のチュニジア代表メンバーは、そのアフリカ選手権には出場していなかったエースのヨアン・トゥズガール(RCランス)や、アフリカ選手権4試合で3得点を決めたアハマド・アカイシ(エスぺランス・チェニス)など実力者がそろっています。

2018年のFIFAロシアW杯に向けて船出するハリルジャパンが、どのような戦いを見せてくれるのかに期待しましょう。なお、チュニジア戦(27日)はTBS系列で、ウズベキスタン戦(31日)は日本テレビ系列で全国生中継される予定です。

【2018年ロシアW杯優勝オッズ】
2018年ロシアW杯優勝オッズ
※オッズは26日午前11時現在

気が早いですが、ロシアワールドカップの優勝オッズが発表されていますのでお知らせしておきます。優勝最有力はドイツで5.30倍、続いてブラジルとスペインが7.75倍であとを追います。日本は現在28番手となる150.00倍のオッズが付いています。まずは、ハリルジャパンは本戦出場するために、今年6月から始まるアジア2次予選から勝ち上がらなければなりません。

本田 圭佑