【bet365】ワールドグランドチャンピオンカップ2017:バレーボール大陸王者が日本で激突!火の鳥NIPPONと龍神NIPPONのメダル獲得なるか!?

日本代表女子

4年に一度、世界各大陸の王者が日本に集結し、覇権を競う大会「バレーボール・ワールドチャンピオンカップ2017」の開催が迫ってきました。日本バレーボールチームにとっては世界の頂点のレベルを直接肌で感じる貴重な機会。並み居る強豪を打ち破り、金メダルの栄光を手にすることができるでしょうか。

ベット365女子は9月5日から東京と愛知で、男子は9月12日から愛知と大阪で試合が行われます。ブックメーカー「bet365」のオッズを参考に、優勝展望と日本のメダル獲得の可能性を探っていきましょう。

グラチャンバレー2017出場国

<女子>
日本、韓国、中国、ブラジル、アメリカ、ロシア
<男子>
日本、アメリカ、フランス、イタリア、イラン、ブラジル

ワールドグランドチャンピオンズカップとは

ワールドグランドチャンピオンカップ2017ロゴ4年に1度、日本で行われるバレーボールの国際大会であるワールドグランドチャンピオンカップ(以下グラチャン)。1993年にスタートし、夏季オリンピックの1年後に行われるこの国際大会には南米・北中米・アジア・欧州各大陸のチャンピオンと国際バレーボール連盟推薦のワールドカード、そして開催国日本の計6チームが参加し、総当たり戦で頂点を競います。オリンピック、世界選手権、ワールドカップのバレーボール世界3大大会に次ぐ第4の大会として、注目を集める大会です。

前回2013年大会、日本女子はあと一歩で金メダルを逃す

木村沙織

女子はまさにブラジルの独り舞台となりました。5勝0敗、かつ5試合で奪われたセットはわずか2つ。圧倒的な強さを見せつけています。これで女子最多となる2回目の優勝。2012年のロンドンオリンピックに続く金メダル獲得となりました。

銀メダルは北中米選手権王者のアメリカ、そして銅メダルを日本が獲得しました。日本は最終戦前の時点で3勝1敗。勝ち点3の状態で首位ブラジルとの対戦を迎えました。勝てば金メダルを獲得できる可能性がある大チャンスをなりましたが、あえなくストレート負けを喫しています。

世界との差を見せつけられた日本男子

ゲーリー・サトウ監督

混戦となり、メダルの結果が最終日までもつれた男子。最終的に2013年大会を制したのは南米選手権王者のブラジルとなりました。4勝1敗の成績を残し、3連覇の偉業を成し遂げています。過去6大会中4度の優勝を誇るブラジル。2012年ロンドンオリンピックでロシアに敗れ、銀メダルに終わった雪辱を見事果たすことができています。

銀メダルを欧州選手権王者のロシア、銅メダルをワイルドカード枠のイタリアが獲得しました。日本は0勝5敗、5試合で奪ったセットはわずかに1つという散々な結果に終わっています。

リオ五輪の雪辱を誓うブラジル女子代表

ナタリア・ペレイラ

2013年のグラチャンを圧倒的な成績で制覇したブラジル。今大会には女子史上初のグラチャン連覇がかかります。

注目選手は主将のナタリア・ぺレイラ。2005年に16歳で代表に初めて選出されると、2008年の北京オリンピックでは代表を外れるものの、その後主力として定着。2016年のワールドグランプリではチームを2大会ぶりの優勝に導き、MVPを獲得しています。

リオ五輪では準々決勝で中国の前に敗れ、涙を飲みました。今回グラチャン連覇を達成し、昨年の挫折から立ち直ることができるでしょうか。

初の金メダル獲得に挑む「火の鳥NIPPON」

中田久美監督

【ワールドグランドチャンピオンカップ2017女子開幕戦オッズ】
ワールドグランドチャンピオンカップ2017女子開幕戦オッズ
※オッズは5日午前9時現在

ワールドグランドチャンピオンカップ2017最新オッズ情報(bet365発表)

2009年から長く監督を務め、女子代表を強豪に育て上げた眞鍋政義前監督がリオ五輪後に退任し、中田久美新監督のもと日本代表女子は新たな門出を迎えました。現役時代日本代表として活躍し、指導者としても久光製薬スプリングスの監督として女子チーム史上初の3冠を達成した実績の持ち主です。

7月に行われたワールドグランプリでは格上のブラジルやロシアを次々に撃破。今大会でも優勝候補に挙げられる両国に勝利した経験は今大会でも生かされるはずです。

8月に行われたアジア選手権では5大会ぶり4度目の優勝を飾り、まさに日の出の勢いといえるでしょう。今大会ではアジアから中国と韓国が参加しています。アジア選手権では韓国と当たる機会はありませんでしたが、中国には2度当たって2度のストレート勝ち。相性の良さを示しています。

日本の過去最高位は2001と2013年の3位。勢いに乗る今年、日本女子代表「火の鳥NIPPON」前回の好成績をさらに超え、初の金メダル獲得となるでしょうか。

前人未到の4連覇に挑戦するブラジル男子代表

マウリシオ・ボルヘス・シウバ

グラチャン4連覇を目指すブラジル。地元開催となった2016年リオ五輪でも金メダルを獲得しています。2008年、2012年は銀メダル、2004年には金メダルと毎回決勝進出以上の結果を残し続けているのは圧巻です。世界選手権でも2002年から3連覇、2014年は銀メダルとこちらも圧倒的な成績。今回のグラチャンでも間違いなく優勝候補と呼べるでしょう。

注意したいのは19番のマウリシオ・ボルへス・シウバ。強烈なスパイクとサーブを武器に得点を量産する強力なウイングスパイカーです。対戦相手からすれば、彼を止めることができるか否かが試合の流れを左右する大きな鍵となるはずです。

現在世界ランキング1位のブラジル。グラチャンでさらに勝利を積み重ね、黄金期の到来を宣言することになるかもしれません。

「龍神NIPPON」お家芸復活なるか

柳田将洋

【ワールドグランドチャンピオンカップ2017男子開幕戦オッズ】
グラチャンバレー2017男子開幕戦オッズ
※オッズは11日午後11時現在(同時刻更新)

ワールドグランドチャンピオンカップ2017最新オッズ情報(bet365発表)

女子代表と同じくリオ五輪後に監督を交代した日本男子代表。中垣内祐一新監督のもと新たなスタートを切りました。オリンピックではロンドン五輪に続いて最終予選敗退。1964年東京オリンピックから3大会連続でメダルを獲得し、1972年ミュンヘンオリンピックでは金メダルを獲得したかつてのお家芸を今こそ復活させたいものです。

注目はウイングスパイカーの柳田将洋。今年25歳の同選手はVプレミアリーグのサントリー・サンバーズで最優秀新人賞を獲得するなどの活躍を見せたのち、2017年6月にはプロとして海外挑戦する意向を表明。ドイツ・ブンデスリーガ1部のTVインジェルソル・ビュールと契約を果たしました。会社員としての安定した生活を捨て、厳しいプロの世界に飛び込んだ柳田。彼のような選手が増えていけば、世界トップの国々との差も埋まっていくはずです。

日本のグラチャンにおける過去最高位は2009年の3位。2013年には初めて最下位に転落しました。再び世界の強豪国となるために。新生「龍神NIPPON」の挑戦が今始まります。

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