【188BET】フォーミュラ1(F1)2018シーズン優勝展望:ハミルトン、ベッテル、そしてフェルスタッペンの“3強”の争いか?

ルイス・ハミルトン(優勝セレモニー)

今年も世界が熱狂する音速の戦いの開幕が近づいてきました。メルセデス、フェラーリ、レッドブルの三つ巴の戦いが予想される2018年のF1。予測されるとおりに3強が抜け出すのか、それとも思わぬ伏兵が現れるのか、興味は尽きません。

2018年シーズンの日程は、開幕戦のオーストラリアGP(決勝:3月25日)を皮切りに第21戦のアブダビGP(決勝:11月25日)まで全21戦で行われます。第17戦の日本GPは鈴鹿サーキッドで10月7日に決勝が行われます。

F1 2018日程

188BET ロゴブックメーカー「188BET」がその優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に戦いの展望をご紹介していきます。

2017年はハミルトンが4回目の年間優勝を果たす

2018年メルセデスのレースカー

2016年のF1チャンピオンであったニコ・ロズベルグ(メルセデス)が電撃引退し、混とんとした2017年のチャンピオン争いはロズベルグのチームメイトで過去3度頂点の座に君臨したルイス・ハミルトンと、2010年から2013年まで4連覇を果たした経験を持つフェラーリのセバスチャン・ベッテルがリードすることとなりました。

第11戦のハンガリーグランプリまではともに4勝と接戦を演じるものの、第12戦のベルギーグランプリ、第13戦のイタリアグランプリ、第14戦のシンガポールグランプリとハミルトンが3連勝を達成。マレーシアグランプリは2位となるもの続く第16戦の日本グランプリと第17戦のアメリカグランプリでも2連勝を挙げました。

一方、ベッテルはシンガポールグランプリと日本グランプリでリタイアの憂き目にあい失速。ハミルトンとの差が大きく広がった結果、第18戦メキシコグランプリの結果をもってハミルトンの2015年以来4回目の優勝が決まっています。

松下信治

日本人ドライバーではFIA F2に参戦している松下信治(24歳)がザウバーF1のテストドライバーとして起用されたものの、F1昇格に必要なスーパーライセンス取得基準を満たすことができずF1デビューを逃しています。

今年もハミルトンとベッテルの優勝争いとなるか

【2018年F1優勝オッズ】
2018年F1優勝オッズ※オッズは22日午前9時現在
188BET 登録方法

ブックメーカー「188BET」による2018年F1優勝候補の筆頭は、昨年チャンピオンのルイス・ハミルトン。オッズは1.70倍となりました。続いて昨年度ハミルトンと優勝争いを演じたセバスチャン・ベッテルがオッズ5.00倍の2番手に挙げられています。

3番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。弱冠20歳ながら昨年2勝を挙げた神童がオッズ7.00倍で挙げられました。4番手は昨年3勝を挙げたメルセデスのバルテリ・ボッタスで12.0倍、5番手はレッドブルのダニエル・リカルドで13.0倍、6番手は昨年インディカーにも参戦したことで注目を浴びたマクラーレンのフェルナンド・アロンソで26.0倍となっています。

ハミルトンは史上最高への道をさらに進むことができるか

ルイス・ハミルトン(メルセデス)

2017年は自身4度目の優勝に加えて、3年連続で2桁ポールポジションを獲得し、ミハエル・シューマッハの持っていたポールポジション歴代最多68回の記録を更新し、全ドライバーで唯一かつ自身初めてとなる年間全レース完走を達成するなど、ハミルトンは伝説に残るレベルのドライバーであることを存分に見せつけることができたといえるでしょう。

年間王者獲得回数4回はシューマッハの7回、ファン・マヌエル・ファンジオの5回に次ぐ3位タイ(ほかにアラン・プロストとセバスチャン・ベッテル)。33歳とベテランの域に差し掛かりつつあるとはいえ、まだまだ衰えは見せていません。シューマッハが31歳から5連覇を成し遂げたことを考えても、ハミルトンがあと3回優勝を果たして彼に並び、さらにもう1回優勝して記録を更新することも決して不可能ではないはずです。22歳でF1の世界に飛び込んできて以降、数々の記録を打ち立ててきたハミルトン。2018年も勝利を積み上げ、史上最高の頂へまた一歩足を進めるのでしょうか。

ベッテルのハミルトンを上回る活躍に期待

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

ハミルトンとの激しい首位争いを繰り広げるも、2013年以来となる最強の座を逃したベッテル。2018年こそは自身5回目、そしてチームにとっては2007年にキミ・ライコネンが獲得して以来となるチャンピオンの座をもたらしたいところです。

3月8日にスペイン・バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われた合同テストではコースレコードを更新する走りを見せ、その準備が順調に進んでいることを示しました。昨シーズン4位に入賞したチームメイトのキミ・ライコネンとともに、メルセデスの牙城を崩す活躍が期待されることでしょう。

前代未聞のスーパーエリートがF1の王座へ駆け上がる

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

2015年に史上最年少となる17歳と165日でF1デビューを果たした驚異の新人は2016年に5位、2017年には6位と2年連続で上位入賞し、合計3勝を挙げるなど優勝争いに食い込むだけの力があることを証明しました。

20歳で迎える新シーズンは、ベッテルが持つ最年少ワールドチャンピオン(23歳と134日)を更新することが期待されています。ハミルトンらトップドライバーたちも、フェルスタッペンの持つ高いポテンシャルを称賛するコメントを多く残しました。2018年は未来のレジェンドが初めて頂点に上り詰める、記念すべき1年となるのかもしれません。