【10Bet】NBA2017-2018プレーオフ:ウォリアーズの連覇か?キャバリアーズのリベンジか?ロケッツが割って入るか?ブックメーカーが優勝オッズ発表!

ゴールデンステート・ウォリアーズ(優勝セレモニー)

世界最高のバスケットボールリーグであるNBA。アメリカのみならず世界中が熱狂したレギュラーシーズンが終了し、まもなく白熱のプレーオフが開幕します。2018年のプレーオフは現地4月14日(土)にファーストラウンドが始まる運びとなりました。

10Bet ロゴレギュラーシーズンを勝ち抜いた16チームがしのぎを削り、2017-18年シーズンの頂点を争う戦いはどのような決着を見せるのでしょうか。優勝オッズをブックメーカー「10Bet」が発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

NBA2017-2018プレーオフ組み合わせ※「NBA.com」より抜粋

2017年はウォリアーズが王座の奪還に成功

2016-17年NBAファイナル

NBAのプレーオフに進出できるチームは16。ウェスタンカンファレンスとイースタンカンファレンスからそれぞれ上位8チームずつが選出されます。プレーオフは各ラウンドで最大7試合行われ、先に4勝したチームが次のラウンドへ進出。ファーストラウンド、カンファレンスセミファイナル、カンファレンスファイナルと勝ち進み、決着の舞台となるNBAファイナルで4勝を挙げることができたチームが、その年のNBAチャンピオンの称号を手にすることとなります。

2016-17年シーズンのNBAファイナルの組み合わせは、イースタンカンファレンス2位のクリーブランド・キャバリアーズとウェスタンカンファレンス1位のゴールデンステート・ウォリアーズの対戦となりました。キャバリアーズとウォリアーズはともに2014-15年、2015-16年の2年連続でNBAファイナルに進出し、2014-15年はウォリアーズが、2015-16年はキャバリアーズが制覇。3年連続でファイナルが同じ組み合わせとなるのはNBA史上初めてのことでした。

ステフィン・カリー&ケビン・デュラント

2017年のNBAファイナルで先手を取ったのはウォリアーズ。6月2日の第1戦を113-91で勝利すると、6月5日の第2戦も132-113で奪取。6月8日の第3戦も118-113と僅差のゲームをものにして3連勝を飾ると、6月10日の第4戦こそ137-116で落としたものの6月13日の第5戦でケビン・デュラントが39得点、7アシストと大暴れして129-120の勝利に貢献。ステフィン・カリーも34得点を挙げるなど、チームの誇る2大スターがその実力をいかんなく発揮したウォリアーズが5回目のNBA優勝を成し遂げました。ウォリアーズはこのプレーオフ全体で実に16勝1敗、勝率94.1%という圧巻の数字を残し、短期決戦における驚異的な強さも見せつけています。

優勝オッズ

【NBA2017-2018プレーオフ優勝オッズ】
NBA2018優勝オッズ※オッズは13日午前8時現在
10Bet 登録方法

ブックメーカー「10Bet」がNBA2017-2018シーズンプレーオフの優勝オッズを発表し、ウォリアーズに2.20倍の最有力オッズを付けました。2番手にはロケッツで2.50倍、3番手にはキャバリアーズで8.00倍、4番手にはトロント・ラプターズで9.00倍と続いています。

ウォリアーズ2連覇へ、エースの復帰が課題となる

ステフィン・カリー

チーム史上初の2連覇を目指すウォリアーズ。残された不安材料は、やはりエースのステフィン・カリーの不在でしょうか。3月24日のアトランタ・ホークス戦で左膝内側側副靭帯をねんざし、戦線離脱。復帰はプレーオフが始まってからの予定となっています。負傷した試合の前にも右足首の負傷で2週間離脱しており、復帰試合で再び離脱することとなってしまいました。その結果、カリーは1カ月以上まともにプレーしていない状態でいきなり大舞台に臨まなくてはならない状況となっています。

もちろん、ウォリアーズはカリーのワンマンチームではありません。カリーがいないとしても、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンらオールスター選手をそろえているウォリアーズの実力に疑うところはないでしょう。しかし、2年連続でMVPを獲得し、史上最高の3ポイントシューターともうたわれるカリーなしでは戦力が大きく低下するのもまた事実。2連覇を達成するためにも、彼の万全の状態での復帰が待ち望まれます。

“キング”レブロンはチームを再び頂点へ導けるか

レブロン・ジェームズ

今シーズン開幕前に生え抜きのスーパースターだったカイリー・アービングをトレードで放出し、世界を驚かせたキャバリアーズ。26歳の若さですでに4回オールスターに出場しているアービングの移籍には多くの謎が残っていますが、チームの”キング”として君臨するレブロン・ジェームズとの確執があったのでは、との声も多く上がっています。

そんな彼の離脱もあってか、キャバリアーズはレギュラーシーズンでは首位を確定させたトロント・ラプターズやアービングの移籍先であるボストン・セルティックスにおくれを取る結果となってしまいました。加えて、タロン・ルーヘッドコーチが健康上の問題で一時チームを離脱するなど、不安材料の残るキャバリアーズ。こんな厳しい状況を覆すことができるのは、やはりレブロンをおいて他にいません。

昨年のNBAファイナル第5戦では敗れたもののカリーやデュラントらさえも上回るゲーム最多の41得点、13リバウンド、8アシストと圧巻のプレーを披露したレブロン。キングと呼ばれ、マイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントにも比肩する史上最高の選手の1人とされる彼を中心に、キャバリアーズは再び王座に返り咲くことができるでしょうか。

勝率9割コンビがロケッツを20年以上届かなかった王座へ押し上げる

クリス・ポール&ジェームズ・ハーデン

昨シーズンのNBA覇者ウォリアーズをウェスタンカンファレンスで押さえ、レギュラーシーズン首位の座を獲得したチーム、それがヒューストン・ロケッツです。3年連続でウォリアーズが占めていた地位を奪取した戦いぶりは、これまた3年連続でウォリアーズに独占されていたNBAファイナルへの挑戦権の獲得にも大きな期待が膨らむことでしょう。

快進撃を支えているのはクリス・ポールとジェームズ・ハーデンのポイントガードコンビ。2人がそろって出場した試合ではその勝率は9割を超えるほどの活躍を見せる両雄はこれまでともにNBAを制した経験がなく、その高みに至ることを渇望しています。1993-94年、1994-95年シーズンにはNBA2連覇を果たしたこともあるロケッツは、その時以来となる3回目のNBAチャンピオンの座に到達することができるのでしょうか。