【ウィリアムヒル】UEFAチャンピオンズリーグ2019-2020:リバプールの連覇をマンCとバルサが阻む!ブックメーカーが注目の優勝オッズを発表

長友佑都(ガラタサライ)

世界中を熱狂の渦に巻き込むヨーロッパ最強クラブ決定戦、UEFAチャンピオンズリーグが今年も始まろうとしています。

ヨーロッパの強豪クラブが集い、覇を競うこの大会を今年制するのはどのクラブとなるのでしょうか。

ウィリアムヒル1934年に設立され、スポーツのみならず政治関係のオッズにも対応、日本向けにも特別オプションが準備されるなど幅広いオッズが用意されているイギリスの老舗ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に大会展望をご紹介していきます。

昨年は2年連続決勝のリバプールが優勝!トッテナムとのプレミア対決を制す

リバプール(昨年度優勝セレモニー)

2018-2019年のCL決勝はリバプールとトッテナム・ホットスパーという、プレミアリーグ勢同士の対戦となりました。リバプールは昨年レアル・マドリッドに敗れて以来2年連続での決勝戦進出。トッテナムはクラブ史上初の決勝進出となっています。

試合は開始早々動きました。サディオ・マネの上げたクロスがムサ・シソコの腕に当たりPKに。それをモハメド・サラーが冷静にゴール。わずか1分48秒、CL決勝史上2番目に早い時間でのゴールが記録されました。

その後は一進一退の展開が続きましたが、87分に途中出場のディヴォック・オリギがコーナーキックのこぼれ球を押し込んで2-0とし、勝負あり。リバプールが14年ぶり6度目のCL制覇を果たしています。リバプールのユルゲン・クロップ監督にとっては、CL決勝3度目の挑戦(ボルシア・ドルトムントで1回、リバプールで2回)にして、ついに初優勝を果たしたことも大きな話題となりました。

日本人選手は4選手がCL出場!グループリーグ突破を目指す

南野拓実(RBザルツブルク)

日本人選手では、南野拓実と奥川雅也の所属するRBザルツブルクと、伊東純也の所属するRCゲンク、そして昨年も本選に出場した長友佑都のガラタサライの3クラブが今シーズンのCLに参戦します。

長友のガラタサライはパリ・サンジェルマン、レアル・マドリッド、クラブ・ブルッヘと同組のグループA。厳しい組み合わせとなりましたが、パリもレアルも隙が多いクラブであることも確か。グループ突破の可能性は決してゼロではありません。

南野と奥川のRBザルツブルクと伊東のRCゲンクはともにグループE。9月17日(火)に行われるグループリーグ第1戦でいきなり日本人対決が実現しています。

グループEの残り2チームは前回大会王者リバプールに、イタリア・セリエA2位のナポリ。リバプールとナポリは昨年も同組となりました。この強豪2チームを相手にグループリーグ突破を目指すのは困難を極めますが、ぜひとも日本人選手の活躍による金星獲得に期待したいところです。

優勝オッズはシティがトップに!バルセロナ、リバプールらがその後を追う

【UEFAチャンピオンズリーグ2019-2020優勝オッズ】
UEFAチャンピオンズリーグ2019-2020優勝オッズ※オッズは12日午後4時現在
ウィリアムヒル 登録方法

ブックメーカー「William Hill(ウィリアムヒル)」による2019-2020年のUEFAチャンピオンズリーグ優勝オッズ筆頭はマンチェスター・シティ。CL制覇を悲願に掲げるプレミアリーグ王者が4.0倍でトップに立ちました。

2番手はスペイン王者のバルセロナで6.0倍。近年宿敵のレアル・マドリッドに独占され、ついに昨年度その手を離れたタイトルの奪還に挑みます。

3番手は昨年度王者のリバプールで7.5倍。2連覇へ安定した実力を誇るリバプールが好位置につけました。

4番手は一昨年度にCL3連覇を果たしたレアル・マドリッドで8.0倍。すべてを失った昨シーズンの雪辱となるでしょうか。

その他、長友のガラタサライと南野と奥川のRBザルツブルクは22番手タイの201.0倍、伊東のRCゲンクは25番手タイの251.0倍となっています。

悲願のCL初制覇へ、グアルディオラ4年目のシティが万全の態勢を整える

ジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)

昨年度のプレミアリーグで史上もっともレベルの高い優勝争いをリバプールとくり広げ、王座を手にしたマンチェスター・シティですが、準々決勝でトッテナムに敗れて今年もCL優勝は成りませんでした。

今年の夏の移籍市場ではロドリ、ジョアン・カンセロ、アンヘリーノら実力者を補強。さらに充実の戦力を整え、ジョゼップ・グアルディオラ体制4年目に臨みます。就任以来毎年成績を良化させ続けている世界屈指の名将のもと、今年こそシティが欧州の頂点に到達する時となるのかもしれません。

大補強のバルサ、CLとリーグの2冠へなりふり構わず全力を投じる

アントワーヌ・グリーズマン(バルセロナ)

昨年準決勝ファーストレグでリバプールを3-0と圧倒しておきながら、セカンドレグで0-4と完敗しまさかの敗退を喫したバルセロナ。雪辱を期す名門はアントワーヌ・グリーズマンやフレンキー・デ・ヨングといった超豪華補強を敢行。リーグとの2冠へ全力を投じています。

さらにはパリ・サンジェルマンのネイマールに莫大なオファーを出し、フッキを渇望しましたがこれには失敗。とはいえ、十分すぎるほどに強力なチームが完成しています。

バルセロナはチームがうまく機能しさえすれば間違いなく優勝候補の一角となるはず。2014-15年以来となる欧州王者の座へ、バルセロナの視界は良好です。

歴史的大補強を敢行もけが人続出、レアルに早くも黄色信号が灯る

エデン・アザール(レアル・マドリッド)

昨年度はリーグ戦もCLもタイトル獲得に失敗し、近年まれに見る不出来なシーズンを送ってしまったレアル・マドリッド。

今年は再び頂点に立つため、移籍金約156億円のエデン・アザールを筆頭にかつての銀河系軍団時代をも超えるクラブ史上最高クラスの金額を投じた大補強を敢行しました。

しかし、マルコ・アセンシオがシーズン絶望となったのを筆頭に40日間で7選手が離脱するなど、主力選手にけが人が続出。リーグ戦では3試合を終えて1勝2分ととても投じた金額に見合う結果は出せていません。

早くもジヌディーヌ・ジダン監督の解任も噂されてしまう現状、レアル・マドリッドはかつての栄光を取り戻すことができるのでしょうか。

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