アメリカの伝統競馬、三冠戦のG1レースの一つベルモントステークス(海外G1、約2400㍍・ダート)がベルモントパーク競馬場のダート9ハロンで6月20日に無観客で開催されます。
新型コロナウィルスの影響により米クラシック三冠として行われるのは史上初。既にケンタッキーダービーが9月5日、プリークネスステークスは10月3日への日程変更が発表されました。
単勝一番人気にニューヨークのトップサラブレッド、ティズ・ザ・ロー(Tiz The Law)、昨年夏のサラトガでの勝利で名を挙げたタップ・イット・トゥ・ウィン(Tap It To Win)や今年度7戦4勝のメッシヴィエス・アレックス(Mischevious Alex)に注目が集まります。
名実ともに着々と実績を上げるティズ・ザ・ローが一番人気
米トリプルクラウンの初戦には、各地から有力馬がベルモントパークに揃います。伝統のクラシック初戦で単独一番人気を獲得したのティズ・ザ・ロー。単勝オッズは1.72倍と圧倒的な人気を博します。
昨シーズン、サラトガでのデビュー戦を見事に制し、その後に順調に勝ち星を獲得。今シーズンはホーリーブルステークスやカーリンフロリダダービーで他の追随を許さない圧巻の勝利を魅せました。トップパフォーマンスを示すことができれば今回のベルモントSでも栄冠を手にするでしょう。
2番人気は今年に入って5戦3勝の馬、タップ・イット・トゥ・ウィンのオッズは6.00倍。そして、7戦4勝と勝ち星から調子の良さが伺えるメッシヴィエス・アレックスに7.00倍となっています。
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【ベルモントステークス2020年オッズ】
※オッズは16日午後1時現在
米トリプルクラウンの初戦を制するのは
本来であれば4万を超える観衆を集めて開催されるG1レース、ベルモントステークス。今回は無観客の開催ですが、トリプルクラウンの初戦には注目が集まります。1周2400mのダートコースで栄冠を手にするのはどの馬なのか。史上初の米クラシック初戦開催のベルモントステークス2020年は6月20日(土)に開催予定です。