新型コロナウィルスの影響で一時休止されていたイギリス競馬が帰ってきました。今月1日からレース再開に向けて準備が進むイギリス競馬。現地6月6日（土）に約1600メートルの直線競馬、英2000ギニーステークス（海外G1、約1609㍍・芝）が無観客ながらニューマーケット競馬場で開催されます。
単勝一番人気にピナトゥボ（Pinatubo）や昨年のコヴェントリーステークスを制覇したアリゾナ（Arizona）、伏兵カメコ（Kameko）に注目が集まります。
イギリスのブックメーカー「William Hill」が各出走馬のオッズを発表しているので、確認しましょう。
【英2000ギニー2020年オッズ】
※オッズは３日午後７時現在
英2000ギニーの一番人気は圧倒的な脚力を誇るピナトゥボ
イギリスのジョッキークラブがレース再開を発表し、着々と準備が進む中、6日にニューマーケットで行われる英３歳牡馬クラシックは初戦を迎えます。2020年の英2000ギニーで一番人気となったのは単勝オッズ1.83倍のピナトゥボ。
この馬の魅力は何と言っても、最後の直線で他の追随をゆるさない豪脚でしょう。中断期間を挟んでのレースのため調整状況が懸念されますが、各種メディアは状態が上向きと伝えられており、今回の本命馬としての期待値の高さが伺えます。
続く有力馬は、昨年ロイヤルアスコットでコヴェントリーステークスを制覇したアリゾナは6.00倍。ピナトゥボのようなスプリンタータイプではないですが、序盤から好位置につけ、安定した走りを見せることができれば、帝冠を狙える馬として期待できるでしょう。
3番人気は今シーズン多くの期待を抱かれているカメコ。11月にニューカッスルで行われたヴァーテムフューチュリティステークスを制し、一躍注目を浴びた馬は今回のダークホースとしての呼び声も高く、単勝オッズも8.00倍と期待が掛かります。
ビッグレースで栄冠を手にするのは
新型コロナウィルスで一時中断されていたイギリス競馬。競合がひしめく大舞台で、他の追撃をものともしない瞬発を力を見せることができればピナトゥボの優位性は高いです。ただ中断明けということもあり、レースも充分荒れる可能性があります。
中断明けのビックレース、海外G1英2000ギニーステークスは2020年は6月6日（土）に開催予定です。
