アメリカ最高峰の祭典ブリーダーズカップが11月5日アメリカ合衆国カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われる予定です。世界でも1、2を争う高額の賞金が提供される大イベントで、様々なカテゴリーのチャンピオン戦を1度にまとめて開催されます。北米の主要競馬場が持ち回りで開催するBCは1984年11月今はなきハリウッドパーク競馬場にてスタートし今年で38回目となりました。レース数の増減を経て、現在は14競走になり世界的にも最大級の競馬フェスティバルです。
また、日本でも出馬予定ですので世界中が注目していることはもちろん憧れのブリーダーズカップのレース展望を「bet365」が発表したオッズとともに見ていきましょう。
日本からはラヴズオンリーユーを含む8頭が米国入り
世界選りすぐりのトップレベル馬が集結することもあって、日本からも参戦した馬も勿論選りすぐりのトップレベルです。下記の8レースに参加予定です。
【11月5日(金)】
◆ブリーダーズカップジュベナイル
ジャスパーグレイト
ジャスパークローネ
◆ブリーダーズカップジュベナイルターフ
ジャスパークローネ
【11月6日(土)】
◆ブリーダーズカップダートマイル
ジャスパープリンス
ピンシャン
◆ブリーダーズカップフィリー&メアターフ
ラヴズオンリーユー
◆ブリーダーズカップスプリント
ジャスパープリンス
ピンシャン
マテラスカイ
◆ブリーダーズカップマイル
ヴァンドギャルド
◆ブリーダーズカップディスタフ
マルシュロレーヌ
◆ブリーダーズカップターフ
ラヴズオンリーユー
その中でも注目のラヴズオンリーユーはBCフィリー&メアターフとBCターフに登録されていてBCフィリー&メアターフは総賞金は200万米ドルと高額賞金となり、大注目レースであります。BCターフなると賞金400万ドルで日本からのラヴズオンリーユーは17.00倍でありなかなか支持が高いとはいえないですが、日本からの参戦、一躍名前を世に広めてもらいたいと思います。1番人気はアイルランドのタルナワで2.62倍です。タルナワはコリン・キーン騎手とのコンビ復活で連覇を狙います。
【ブリーダーズカップ・ターフ2021単勝オッズ】
※オッズは1日午後2時現在
メインを飾るブリーダーズカップ・クラシックの展望は?
1番メインイベントであり、大注目のブリーダーズカップ・クラシックですが残寝ながら日本からの参戦はありません。1番人気には2020年から輝かしい結果を残し続けているニックスゴー3.25倍です。前走にもG3ルーカスクラシックで1番人気のオッズ1.10倍で完璧な形で走り切り、今回のBCクラシックへの調整は完了したというところでしょう。
2番人気はエッセンシャルクオリティで4.00倍でニックスゴーと僅差のオッズです。エッセンシャルクオリティの成績も輝かしい成績を残しており昨年には2020年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出されたほどです。競馬界のW杯といっても過言ではないブリーダーズカップの頂点はどの馬に輝くのか。