いよいよ日本プロ野球のシーズンが到来。プロ野球は3月26日にセ・パが同時開幕しますが、今年の優勝の道へはどのチームが駒を進めるのでしょうか。日本のスポーツも近年多種多様化した現代ではありますが、それでもなお「日本のスポーツといえばプロ野球でしょう」と根強いファンが多くマスメディアにとってもプロ野球への力の入れ様はまだまだ多いです。
さて2021年のプロ野球は昨年に続き新型コロナウィルスの状況によりその都度左右される可能性はありますが143試合開催予定です。また東京五輪が予定通り開催されれば7月19日から一時中断がありながらの開催です。昨年に引き続き選手のコンディション調整は難しい年ですが開催があるということは嬉しい限りです。
そんなプロ野球をイギリスの老舗ブックメーカー「William Hill」が優勝オッズを発表していますので、その数字を参考に優勝への展望をご紹介していきます。
今年もセ・リーグは巨人か?
昨シーズンは新型コロナウィルス感染症の影響によりシーズン開幕も遅れ、大幅に変更があり選手のコンディション調整も難しいシーズンではありましたが、メジャー挑戦への道に涙を飲み今シーズンもプロ野球でプレーを予定している選手が菅野智之(読売ジャイアンツ)と西川遥輝(北海道日本ハムファイターズ)です。二人は今オフ、ポスティング・システムを利用してメジャーリーグ移籍をめざしたものの、実現には至りませんでした。正直なところは今回の新型コロナウィルスがなければおそらく新しくメジャーリーガー誕生というニュースとなった二人であっただけに非常に気の毒であるが、影響を受けているのは彼ら二人だけでなく世界中に影響を受け、近い所では高校球児もプロ野球への切符を逃すことになった学生たちもいるわけですのでピンチの裏にチャンスがあると信じて今年のシーズンの活躍を期待したいです。
また巨人は先述の菅野の流出が日本に残ることも決定したのももちろん、中継ぎ陣の底上げ強化をしたこと含め総合的に考えると防御率が昨シーズン以上を維持できれば投手陣の能力も高いことでも優勝に1番近いのではないでしょうか。
また何といっても優勝のカギを握るキーマンは岡本和真選手でしょう。打撃の安定感といい試合数が少ない中でも安心感のあるプレーには数々の方を魅了したと思います。優勝予想のオッズについてはブックメーカー「William Hill」が随時更新しておりますので、最新のものをご確認ください。
パ・リーグは安定のホークス?それとも楽天か?
今年も無敵のホークスの優勝の声が多いです。ホークスは世の中が厳しい状況下においての時期には強さを発揮しているイメージも否定できません。柳田選手の勢いのある活躍も記憶に新しいです。またファンが見てみても不安を感じさせない不動の強さというのもまた連覇を予想する要素でしょう。しかし今年の楽天イーグルスは一味違います。田中将大が帰国&楽天への入団のビッグニュースが舞い降りました。沈みがちなニュースが多い中明るい希望のある話で日本国内喜びに満ち溢れました。パ・リーグの他チームにおいては嬉しくないニュースでもありますが「まーくん」の日本でのプレーと楽天の投手陣の補強には期待されています。
パ・リーグ優勢の2021年になるのか
人気においては長年セ・リーグが占めていたプロ野球界ではあるが、近年はセ・リーグやパ・リーグに対しての人気においての差は大きく差がなくなっているようにも見える。オッズの優勝予想においては圧倒的にパ・リーグ勢が占めている。オッズ上ではホークスが2.50倍と優勝に近いと発表。クライマックスシリーズは常連で何度も見るホークスは強いと言えるのではないでしょうか。
次にはジャイアンツの5.50倍。去年の好成績においても2番目人気は納得であるがホークスと巨人との間に大きく差が開いています。また12チーム中の上位6位の中には4チームはパ・リーグという状況です。今季においても客数に左右がされにくいのもあり実力自体はパ・リーグが強いとも言われるパ・リーグ勢の強さを感じられます。
今季も昨季と同じく客員動員数も制限があることや選手の健康状態もさらに気を遣うことにはなります。しかしスポーツが通常通り開催されるということは新型コロナウィルス感染症で疲れている世の中を元気付けてくれることには間違いない。26日から始まる熱い戦い、目が離せない。