7月11日(日本時間)に米ネバダ州ラスベガスにて開催される『UFC264』に注目を浴びている。それはそのはず、UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエーと対戦する元UFC二階級同時王者コナー・マクレガーが、3度目の決着戦となります。MMA以外での事業も順調なマクレガーに負けることはないだろうであるとかたくさんの声がありますがこの決戦の行方は如何となるでしょうか。
メインカード含め、UFC264の対戦カードは以下となります。
メインカード:
ライト級マッチ
・ダスティン・ポイエー 対 コナー・マクレガー
ウェルター級マッチ
・ギルバート・バーンズ 対 スティーブン・トンプソン
ヘビー級マッチ
・タイ・トゥイバサ 対 グレッグ・ハーディ
女子バンタム級マッチ
・アイリーン・アルダナ 対 ヤナ・クニツカヤ
プレリム:
ウェルター級マッチ
・カーロス・コンディット 対 マックス・グリフィン
・ニコ・プライス 対 ミシェル・ペレイラ・リマ
フェザー級マッチ
・ライアン・ホール 対 イリア・トプリア
ミドル級マッチ
・トレヴィン・ジャイルズ 対 ドリカス・デュ・プレシ
アーリープレリム:
女子フライ級マッチ
・ジェニファー・マイア 対 ジェシカ・アイ
ミドル級マッチ
・オマリ・アフメドフ 対 ブラッド・タバレス
フライ級マッチ
・ジャルガス・ジュマグロフ 対 ジェローム・リベラ
ミドル級マッチ
・フー・ヤオゾン 対 アレン・アメドフスキー
UFC264のイベント展望は「1xBit」をご覧いただきながら詳細のご紹介をさせていただきます。
前戦での怪我を経てのプライドをかけた再戦のマクレガー
元UFC世界ライト級王者であり、元UFC世界フェザー級王者、UFC世界ライト級ランキング5位、UFC史上3人目の二階級制覇王者さらにはUFC史上初の二階級同時王者と肩書きが多いマクレガーですが今回の対戦相手のポイエーとは因縁の相手で14年9月に初対決し、その時はマクレガーが初回KO勝利しました。今年1月に『UFC257』で約6年ぶりの再戦を行いましたがそこではまさかのTKO負けと悔しい結果となりました。そこの一戦でマクレガーの足は重症でしたので180日間の出場停止という措置を取られ半年リハビリとトレーニングの日々です。そこを経てでの再戦というわけです。雪辱に燃えるマクレガーではありますが、オッズでは2.09倍でポイエーは1.84倍で、ポイエーが優勢になっています。やはりノリに乗っているポイエーの完全勝利宣言通りになってしまうのでしょうか。
柔術家同士のプライドをかけての対決
もう一つのメインカードのギルバート・バーンズ対スティーブン・トンプソンとの一戦も非常に注目されています。両者ともに柔術の経験もあり、共通点のある二人の戦いです。バーンズは今年入って元同僚のウスマンとの一戦にTKO負けをしました。柔術で輝かしいタイトルを取得しているバーンズはそろそろ王者であるタイトルが欲しいところでしょうか。トンプソンもまた柔術の使い手であり元キックボクサーです。キックボクサー時代に無敗伝説があるトンプソンはタイトルマッチではどうも結果が出せないところです。両者ともにタイトルを奪うために闘志を燃やしています。