メジャーの中でも最も権威のあると言われる「全英オープン」のトーナメントが7月15日に開催されます。今年最後のメジャーの大会でもある全英オープンですが、今年4月に松山英樹が日本男子のメジャータイトル獲得への扉を開いたが、いまだ日本男子が手にしていないのが『クラレット・ジャグ』です。多くの人が挑み、苦しみ、そして敗れてきました。過去には青木功やジャンボ尾崎というレジェンドさえも手に届かず出会った大会であるが、その中で最も優勝に近かったのが2002年の丸山茂樹でした。一時は首位で優勝かと期待されましたが結果は5位タイで終わりました。それ以来優勝に近づいたものはいません。今年は上回る活躍を見せてくれる日本人選手は出てくるのか、また優勝予想はどうなるのでしょうか。
そんな今回の「全英オープン」の大会展望は「1xBit」の優勝オッズとご一緒にご覧いただきましょう。
日本勢からは星野陸也らが参戦
先述にもありますが、今年の4月に華々しくメジャー初優勝を飾った松山英樹は米男子ツアー「ロケット・モゲージクラシック」2日目の7月2日に、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性判定が出たため大会を残念ながら棄権となりました。その後も米国内の自宅に戻って静養を続けている訳ですが体調自体は回復傾向に向かっているも陽性反応は出ているため今回の大会は棄権と所属事務所の発表がありました。松山英樹自身も今年のメジャーのツアーには並々ならぬ思いがあるので悔しい決断となったことでしょう。松山選手の来季ツアーを楽しみにしたいです。
さて、もう一人の五輪日本代表の星野陸也は初の全英挑戦されます。星野自身は今期には今季メジャー2大会に出場して6月の全米オープンで26位となったが、今月初旬の日本プロ選手権は予選落ちとなり約1カ月半の米国遠征で疲労が蓄積し、思うようなスイングができなかったようです。しかし今年はいい結果を残し五輪へのいい弾みになるところを期待です。
星野選手の他に今大会へ出場する日本勢は稲森佑貴、永野竜太郎が出場します。
好調ジョン・ラームにオープン二冠への視線が集まる
優勝最有力として挙げられたのは世界ランク2位のジョン・ラームです。オッズとしては8.80倍で1番高く評価されています。やはり先日の全米オープンで優勝を制しただけに支持は高いです。ジョン・ラームが狙うのはシーズンでの全米・全英オープンです。この記録は過去にも20年以上誰にもなし得ていない偉業を目指しているのだ。「マスターズ」と「全米プロゴルフ選手権」でもトップ10入りするなど、好調を維持しているので大注目です。
2番目にはブルックス・ケプカで15.00倍です。一時は右膝の手術でツアーの先行きを不安視されていましたが今回の全英オープンで悲願の優勝を飾ることができるでしょうか。次にはダスティン・ジョンソンで18.00倍です。7月4日付でダスティン・ジョンソンは世界ランキング1位に返り咲きました。この勢いのまま今回の優勝も勝ち取りたいところです。2011年には2位タイとあと一歩のところで優勝トロフィーを勝ち取ることができませんでしたが、今回こそは優勝と狙っていることでしょう。
優勝者オッズについてはブックメーカー「1xBit」が随時更新しておりますので、最新のものをご確認ください。