今年のメジャーリーグはいつもと違う。とたくさんの人が思ったことでしょう。というのも今年の大谷翔平がいつもと違う。というよりさらにパワーアップしていると皆さんが思ったことでしょう。今はMLBオールスターゲーム2021で全米だけでなく日本中も注目していた訳ですが、大谷翔平のリアル二刀流も見ることもでき、同じ日本人として誇らしいと皆さんが思ったでしょう。
お祭りとしてもオールスターゲームは楽しんだのは間違いありませんが、いよいよメジャーリーグ後半戦が16日よりスタートします。大谷選手のリアル二刀流は継続するのか、またワールドシリーズ優勝はどのチームにが手にするのでしょうか。
後半戦の展望を「Pinnacle」でご覧頂きながらご紹介に移りたいと思います。
ワールドシリーズ優勝予想は
シーズン開幕の時点と同じくしてロサンゼルス・ドジャースへの信頼は強く優勝予想の1番は後半戦始まる今でも1番予想で4.890倍です。やはりドジャースはもっとも強いチームのままで、2020年のワールドシリーズ制覇が記憶に新しくここは手堅く順当な順位でしょう。2番目には開幕の時点では8番目であったヒューストン・アストロズで7.020倍です。先月にはアストロズは11連勝をマークし、好成績を残している。シカゴ・ホワイトソックスは3番目に支持され9.070倍ですが開幕の時点でも4番目の支持であったように大きく変わりがありません。昨年はコロナによる特殊ルールがあったので、3位ながらポストシーズンに進出しました。今年は華々しくポストシーズンへの進出が叶うでしょうか。次にはサンディエゴ・パドレスで9.800倍です。こちらも大きく順番は変わらずで高い支持のままでキープされています。今シーズンにはダルビッシュとスネルでチーム補強を図ったパドレスですがこの思惑通りのシーズンとなるでしょうか。現在ダルビッシュは怪我のため治療中ではありますが早くの復帰で前線に戻ってもらいたいです。
【ワールドシリーズ2021優勝オッズ】
※オッズは15日午後12時現在
オールスターゲームで湧いた大谷翔平は?後半戦はどうなるか?
MLBはオールスター戦を終了し、15日(日本時間16日)に沢村が所属するレッドソックスとヤンキースの1試合でレギュラーシーズンを再開します。オールスターゲームのお祭りのようなムードとリラックスしてからここからまた本番が始まります。残りの28チームは16日(同17日)から後半戦に入り、33本塁打でメジャートップの大谷翔平が所属するエンゼルスは本拠地で菊池所属のマリナーズとの3連戦に臨む。大谷は19日(同20日)にアスレチックスを相手に敵地の先発登板する予定です。オールスターゲームから中5日空けてからの登板となります。この一線を勝利すると自己最多の5勝目になります。大谷はイチローに続きメジャリーグの中での間違いなく名を残す選手となるだろう。メジャーの歴史を塗り替えた球宴での“投打同時出場”も勿論のこと、降板後もDHとして出場できる特別な「大谷ルール」が採用された異例の対応だった今年のオールスターゲーム。日本人選手では、1番起用は2010年イチロー(マリナーズ)以来11年ぶり、先発は1995年野茂英雄(ドジャース)以来26年ぶりで、いずれも日本人2人目で球宴で日本人が勝ち投手となるのは、2019年の田中将大投手(当時ヤンキース、現楽天)以来2人目で、昨年は行われなかったため、開催連続で非常に全米での印象に残るゲームだったでしょう。残り後半戦も怪我などで離脱することなくMVPへの道へ突き進んでもらいたいものです。